ブルベ向きの装備について思い出してみる | ブルベ入門 (再入門編)

ブルベ入門 (再入門編)

自転車で走る200キロ、300キロ、400キロ、600キロ、1000キロ、そして1200キロ。 
スポーツであり、アドベンチャーであり、そして旅でもある「ブルベ」(オダックス)についてのブログです。 
膝故障による4年のブランクを経て、2014年5月に自転車再開しました。

ロードレースやめてブルベを始めた頃、装備が色々と変わっていった。

ロードレースの頃は、練習は長くてもセンチェリー(160km)で、レースの最長も富士スピードウェイの200km。どちらも6時間くらい。

一方ブルベは最低でも8時間。
ま、8時間位ならまだいいんだけれど、600なら24時間超える。

そんなに長時間乗るという事に対応するために、装備が変わっていった。

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まずサドルが変わった。

当時は大流行中のアリオネだったけれど、尻の痛みに耐えかねてサドル遍歴スタート。
そして最終的に落ち着いたのがアリアンテだったという、、、
まさかそこに行くとは思わなかった。同じFizik。
「お隣」のサドルだからむしろ、なかなか試さなかった。

復帰後の今も、同じアリアンテに乗っている。
遍歴した上だから、他を試す気は今のところない。

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Fizikのサドルは、Fizikロゴを外して専用のサドルバッグが装着できる。
でもブルベでは、クリンチャーのチューブ1本しか入らないような小さなサドルバッグは使わない。もっとずっと大きな入れ物を使う。

私はTOPEAKのDynaPackを使っている。
不思議と使ってる人が少ない。リクセンカウルが多いよね。
私は断然、DynaPackが好きである。

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DynaPackは「シートポストバッグ」というもので、シートポスト(ピラー)にアタッチメントをしっかり締め付けて、そのアタッチメントに取り付ける。

このためにピラーをカーボンからアルミに変更した。
そうしろって。取説に書いてあるから。カーボンのピラーは駄目って。

でも、カーボンのピラーだって色々だ。
しっかり厚みがある真円断面のピラーなら、大丈夫なんじゃないかな。

アルミよりカーボンの方が振動吸収性が高いというし。
尻にいいかも。
カーボンピラーに戻してみようかな。

アタッチメントは同じものを2つ持っている。
DynaPackのサイズ違いを2つ持っているから。アタッチメントは共通なのだ。

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ステムも替えた。

もともとは軽量で、ちょっと四角っぽい断面のカッコいいステムを使っていた。

GARMINのハンディGPSをRAMマウントで装着するために、ステムにスチールベルトを巻きつけることにした。そのためアルミで断面の丸い頑丈そうなステムに交換。

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ハンドルも替えた。

ハンドルには、ライトやサイコンを装着するためのエクステンダー類を固定する。カーボンハンドルには荷が重いので、金属ハンドルに替えた。
ピラーと違ってカーボンのハンドルは、ペッラペラに薄いから、エクステンダーの固定は無理だろう。

ピラーと違ってハンドル交換は手間かかる。
もうカーボンハンドルに交換することは無いだろうなぁ。

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チェーンリングをコンパクトに替えた。

「ロングファストランするから」というのは、自分への良い言い訳になった。
本当はレースしてた頃から、コンパクトで十分だったのだ。
コンパクトの方がスプロケの歯数を有効に使えるのはわかってた。

でもねぇ。
レース会場で小さいチェーンリングは、カッコ悪かったのよ。

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ホィールをチューブレスに変えた。
振動吸収性が劇的に良くなり、疲労軽減に役立っている。

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そうそう。
サイコンも替えた。

レース中は心拍とケイデンスしか見ないけれど、練習中は色んな情報が見たいもので。
レースでもブルベでも、サイコンに求める機能は大差無い。

私は自転車始める前からPOLARの心拍計を使っていた。
また、通っていたジムの有酸素運動マシンがPOLARの心拍センサーの信号を拾って表示してくれた。

そんなわけで自然とPOLARのサイコンを使うようになったんだけど。

PLOARサイコンの有名な欠点は、スピードセンサーとケイデンスセンサーの電池が交換できないこと。
電池が切れたら、センサーまるごと買い直しなのである。あり得ない!
これがまた、安いサイコンより高価なのだ。

となるとそう易々と交換できない。ギリギリまで使いたい。
で、どうなるか。絶対、遠出の最中に電池が切れるのだ! 絶対だ!!

POLAR許し難し!!!

それでもね、、、レースの頃よりはマシになったんだよ。
レースはコースによってホィール替えてた。
そうするとスポークとフォークの距離が変わって、スピードセンサーの角度を再調整しなくちゃいけなくなる。でもPOLARのセンサーは角度を調整する機構が無いんだ。だから、力を入れて無理やり「むりっ」って調節するしかなかった。

その点、ブルベはホィール交換しないからね。


とかなんとか、自分を騙してたのかな。
でもどこかで遂にキレちゃったんだな。
POLARと離婚して、SIGMAというブランドのサイコンと再婚。

復帰した今、このSIGMAのサイコンを使ってるんだけど、、、、なかなかうまく行ってなくて、、、


次は、ブルベで必要なサイコンについて考えてみる。


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