入院64日目ー放射線治療33回目・温熱療法8回目

今日は放射線治療に引き続き温熱療法を受けた。

放射線治療に先駆けて、グラニセトロンの点滴を受けた。
点滴中から金属臭が気になり不快であったが、どうにか我慢できる程度で、点滴終了後、放射線治療に行った。

温熱療法は放射線治療の照射範囲に合わせて腹部になり、今までの骨盤部と比較して、少し頭側にずれた範囲を温めることになった。

また、これに伴い直腸音センサーは挿入せず行った。


治療中は、時々腰が痛くなり、その度に技士の人が出力を数秒切ったり、シリコン製の小さな絶縁シートを痛む部位に挟んでくれたりした。
また、看護師にマッサージをお願いしたりもした。


それで50分の治療が終了すると、倦怠感が強くなり、昼食は食べずにひたすら寝た。
眠ろうとすると物音で目覚める、不快なまどろみを繰り返しながら、それでも少しずつ眠って、ようやく倦怠感が晴れたのは消灯前になってからだった。


おかげさまでブルーな気分は少し良くなってきている。
明日から3連休、放射線治療も無いし、きっとゆっくり休んで元気になれると思う。

今日は、今年一番の寒波とやらで、雪が降っていた。
そして、治療後のこのだるさ。

やはり、今は病院で体を休めるべきだ、ということなのだろう。


今週末、病院で良い子にしていたら、来週までにはきっと何か御褒美があるような気がする。