【出雲駅伝2017】
日本一早い出雲駅伝予想 駒澤大学編

ど~も、太郎です。

今日は、出雲駅伝予想第4弾
駒澤大学をお送りします。

前回の出雲駅伝は5位に終わり
目標の3位を達成出来ませんでした。

まあ、駒澤大学はもともと出雲駅伝を
あまり得意としていないですからね

ここ10年でも優勝は2013年の1回だけ

全日本が10回中6回とすごい確率なのと
対照的です。

ただ、どの駅伝でも必ず3位以内をキープ
というのが駒澤大学の命題ですから

前回の5区は
「あれ、どうしっちゃたんだ?」
という印象を持ちました。

エースの中谷選手が欠場しましたからね
それが大きな要因だったんでしょうね

そして、その中谷選手が卒業する来季の
駅伝シーズン

駒澤大学がどんな戦いをするのか
非常に興味があります。

それでは、早速始めましょう。

まずは、前回の結果から

総合成績 5位 2時間12分20秒

1区 西山雄介 4年 区間9位
2区 高本真樹 3年 区間6位
3区 工藤有生 3年 区間4位
4区 下  史典  2年 区間2位
5区 浅石祐史 4年 区間8位
6区 大塚祥平 4年 区間4位

1区の西山選手が区間9位に
なった時点で、

いやな雰囲気が出ていたものの
トップと16秒差と許容範囲内でした。

2区の高本選手は、
順位を2つ上げましたが

区間賞からは56秒遅れの区間6位で
首位青山学院に1分以上離されました。

3位からも39秒差でしたので
この時点で既に目標の3位には
リミットギリギリでした。

3区は、もう一人のエース工藤選手でしたが、
調子が上がり切らない感じで

順位も一つ落とし、首位との差もさらに
開いてしまします。

4区の下選手は、区間2位と活躍し
首位との差を縮めましたが

5区で再び順位を1つ落とし6位

6区でも順位を一つ上げただけで

結局5位に終わってしまいました。

駒澤大学が今シーズン不調だった原因は、

「1区が安定しなかったこと」
にあると思います。

2013年以降の
3大駅伝の総合成績と1区の成績を
集計してみると

2013年度
出雲駅伝 総合1位 1区1位
全日本    総合1位 1区1位
箱根駅伝 総合2位 1区2位

2014年度
出雲駅伝 中止
全日本    総合1位 1区1位
箱根駅伝 総合2位 1区1位

2015年度
出雲駅伝 総合3位 1区1位
全日本    総合3位 1区4位
箱根駅伝 総合3位 1区13位

2016年度
出雲駅伝 総合5位 1区9位
全日本    総合4位 1区3位
箱根駅伝 総合9位 1区6位


1区で順位がよかった2013年以降の
2年間は安定して好成績でした。

1区が不安定になった2015年からは
見ての通りですね。

個人的には、2011年頃から徐々に
1区重視に変わっていったと
思っています。

つまり、今シーズンの不調の原因の
大きなポイントの1つに

「中谷選手をケガで欠いたため
1区に起用できなかった」

これがあるのは間違いないと
考えています。

じゃあ、1区が良ければ勝てるのか
と言われたら、

そんな単純な話ではないというもの
みなさんお分かりだと思います。

ただ、出雲駅伝に話を絞ると

1区重視の戦略は間違いではない
ですよね。

ということで、細かく見ていましょう

主な選手を挙げてみると
(ここからは学年は新年度とします)

工藤有生 4年 13:52:97
高本真樹 4年 13:58:19
中西亮貴 4年 14:08:17
紺野凌矢 4年 14:16:74
下  史典  3年 13:54:21
片西  景  3年 14:06:59
伊勢翔吾 3年 14:15:66
物江雄利 3年 14:03:38
堀合大輔 3年 14:19:81
中村大聖 2年 14:03:48
中村大成 2年 14:15:26
加藤  淳  1年 13:59:03
小原拓未 1年 14:17:83

五千m13分台が4名と
駒澤大学にしては少し寂しい
人数ですね。

ただ、14分一桁、10秒台の選手が
大量にいるので徐々に増えていく
と思います。

最近の駒澤大学を見ていると
特に下、片西年代からですが

五千や1万を重視しなくなった
と思いませんか?

それよりもハーフのタイムを
地道に伸ばしていく
育成方針が変わりつつあるのかなと
感じております。

これが良いのか悪いのか
よくわからんですが

私は、箱根で初優勝した時代に
戻りつつある気がして

密かにワクワクしています。

話を戻すと、
チームの絶対的エースは、工藤選手

今シーズンは、イマイチ調子が伸びず
目立った活躍が見れませんでした。

持ちタイムでは

1万mでは田村選手に続き2位
ハーフでは1位

学生トップの実力の持ち主なのは
間違いないです。

工藤選手に続くのが
下選手と片西選手でしょうか

片西選手は、先日の丸亀ハーフで
62分31秒という素晴らしいタイムを出し
一躍時代のエース候補になりました。

箱根では9区4位と素晴らしい結果を
残しましたし、注目の選手でしょう

下選手は、片西選手とは対照的に
1年から注目されている割には
緩やかにしか伸びていません。

しかし、五千13分台、1万28分台と
レベルは高いですからね

エース候補として更なる活躍をして
もらいたい選手の一人です。

4番手は、高本選手でしょうね
ず~と期待され続けていますが

結局3年目も満足出来る結果が
出ませんでした

ただ、来季の駒澤大の成績の
カギを握っているのは間違いない
ですからね。

最後に1年に懸けて欲しいです

この5人に続くのが中堅クラスの選手です

4年 紺野、中西
3年 伊勢、物江、堀合

特に箱根に出場した3年生3人は
選手層の底上げという意味でも

最初の5人に少しでも近づいて
欲しいですね。

4年生の2人も最後の箱根を目指す
ために、出雲でのメンバー争いに
積極的に絡んできそうです。

あとは、新入生ですが

加藤選手は既に13分台&29分台を
持っています。

ロードでは安定した成績を残して
いるので、1年目から戦力として
期待していいでしょうね。

もう一人は、小原選手に注目です。

五千mのベストは14分17秒と
まだまだこれからですが

1万mではすでに29分27秒の
ベストを持っています。

このタイムは現時点でチーム5位
長い距離に強そうな気がします。

小原選手も1年目から出て来て欲しい
ですね。

エントリーの10人は、この中から

4年工藤、高本、中西
3年下、片西、伊勢、堀合
2年大聖
1年加藤、小原


それでは、区間予想をします

問題は、先程から言っている
1区だと思うんですよね。

いろいろと考えましたが
やはり主力選手を使うべきだと思い
1区は下選手にします。

実は、先程出ていた2013年からの
1区好成績は全て中村匠吾でした。

3年生以降の2年間に出場した駅伝で
区間賞4回、区間2位1回

パーフェクトと言っていい成績を
残しました。

中村選手の出身は伊賀白鳳高校
そう、下選手の先輩なんです。

ということは、同じような成長曲線を
描けるはず
 
という期待から
1区に下選手を指名しました。

続く2区は、1年生の加藤選手

中谷選手も1年生の時2区で起用され
区間2位の好走を見せました。

同じくらいの活躍が出来ると
私はみています。

加藤選手には中谷選手の後継者に
なって欲しいですね。

そして3区は工藤選手です。

ここまで2回の出雲駅伝の成績は
共に3区4位

そろそろ区間賞が欲しいですよね。

現時点で3つの駅伝すべてで区間賞を
狙える可能性があるのは、
工藤選手か田村選手くらいですよね。

ぜひ区間賞を見せて欲しいです。

4区は、高本選手です。

この区間は、スピードのある選手を
起用したいので高本選手です。

おそらく接戦になるでしょう

4区で抜け出したチームが
優勝争いを制すると思いますので

チームに勢いをもたらす
走りを見せて欲しいですね。

続く5区は、伊勢選手
堀合選手と悩みましたが

短い距離なら伊勢選手の方が
持ち味が出せるのかなと思い
決めました。

そして、最後6区は片西選手です。

片西選手がアンカーで使えることで
下選手1区が実現しました。

これでなんとか戦える布陣になったと
思います。

ということで、区間配置は

1区 下  史典  3年
2区 加藤  淳  1年
3区 工藤有生 4年
4区 高本真樹 4年
5区 伊勢翔吾 3年
6区 片西  景  3年

とにかく1区の下選手の出来が
全てでしょう。

もし上位で来れば
2区の成績次第ですが

3位以内も見えてきそうな
気がしています。

駒澤大学らしい1区から攻める
レースを見せて欲しいですね。


以上、駒澤大学の出雲駅伝予想でした。

明日もお楽しみに~


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