振り向いたキツネ | 広島犬友社のブログ

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  <イメージ写真>

 先日の早朝、バイクに乗っていた時の事。 前方から痩せた犬がこちらに向かって走ってきました。 家から逃げ出したのか、はたまたノラか???
 「違う!!! キツネだ!」 サッとすれ違いました。 あわててバイクを止め振り向くと、向こうも立ち止まりこちらを振り向きました。
 「ナニカ、ヨウ? オジサン・・」とでも云った顔つきです。 そしてそのまま去っていきました。

 これが、山の中の事なら別に何ともないのですが、新幹線の車両基地のある処。一方は幹線道路・そして一方は数10メートルにわたって線路が何本も通っているところ。 山は近くにはあるのですがおそらくキツネにとっては、障害物だらけ。 どうしてこんなところに居たのでしょうか?
 逆に山の中に住んでいるのではなく、この近辺にどこか巣穴があるのかも。 比較的低地なので水には困ることはないでしょうし、ヌートリアを見かけたという方もいますのでそれを食料にしているのかな・・・
 それにしても、前述の新幹線基地・幹線道路・民家・マンション・・・こんな条件で果たして暮らしていけるのかな。

 以前にもこの山の別の方角の道路筋でも見かけたことはあるのですが、この時は距離もあって「・・・あれは 多分キツネ?」といった具合だったのですが。今回ははっきりと確認できました。 数ヶ月前には駅近くの線路際・住宅地で夜半イノシシの家族も見かけました。 タヌキを見かけることは珍しくもありません。
 もう少し市街地から離れると、シカやサルにもでくわすと聞きます。 これから夏場になると夕方コウモリが飛び交いムシを捕獲するシーンが見受けられるでしょう。 結構野生動物は身近なところで生活しているのです。