2006年07月30日(日) 05時51分01秒

医者の効用

テーマ:健康
一周間くらい前から、左足の甲が痛くて歩きにくくなっていた。素人目では、悪化しているように思えて、骨に異常があるのではないか、あるいは、通風の初期症状かなどと心配していた。

明日から、長野の方へ家族旅行に行くので大事を取って、近くの整形外科に行った。待合室は、小さな新書本が読みきれるくらいの混みようだった。

医者は、足を見ると、大した事は無い、という所見のようだったようだが、念のため、レントゲンを撮った。くっきりと、骨が白く写っていた。骨折も無い、カルシウムの付着も無いという。

それを聞いて、すっと足の痛みが遠のいていくのが分かった。特に治療の必要は無いという。念のため、痛み止めを出してもらった。夕方には、嘘のように左足の痛みは消えていた。

医者という権威の言葉を聞いて、骨の写真を見せてもらっただけで直ってしまった。見てもらわなかったら、今でも痛い足を引きずっていたのだろうか。病は気からというのを身を以て体験したのだった。
2006年07月28日(金) 06時44分33秒

講についての議論

テーマ:生活
寺で「門徒講」という名前を変えるかどうかという議論が持ち上がった。講というのが若い人には分かりにくいので「門徒会」にしたらどうかということが発端だった。

会議の席上で意見が真っ二つに分かれた。意外にも、ご高齢の方が、改名派であり、私も含めた比較的若い世代が温存派になった。

改名派が、封建的な色合いのある分かりにくい言葉だから止めたいというのに対し、講演や講師などに残っているように、人の話を聞く集まりという意味があるので残したい、というのが温存派の主張だった。

結論としては、講の本質をもう一度掘り下げて考え、分かりやすく説明していくという、住職の意見があり、講は残すということに決まった。言葉として残すだけでなく、寺のあり方自体も変えていきたいと言う意見が決定打だった。

しかし、こういう言葉一つで、世代を超えた議論が出来る場があるのも良いと思った。このような場がまさしく講ではないかと思った。

2006年07月26日(水) 02時30分51秒

虫の話

テーマ:自然
女房の実家で豆の手に使うというので、近くの薮で竹を切った。小雨が降っていたので濡れない格好で行ったのだが、とんだ伏兵がいた。

蚊だ。

蚊柱が立つという言葉を知っていたが、その通りで、薮の中に潜んでいた蚊が一斉に集まってきた。長袖を着ていたが、その上から容赦なく刺す。顔のまわりは肌が露出しているので、そこが重点的に狙われる。

彼らは、普段は何を食っているのだろうか。人の血が、それほど美味いのだろうか。あるいは、薮に入ってきた人間を阻止するために攻撃しているのだろうか。聞けないので、これはわからない。

家のまわりには、少し緑が残っているので、色々な生き物が顔を出す。女房や子供は毛嫌いしているが、私は、それを、むしろ好ましいと思っている。

夏になっても蝉が鳴かない、薮に入っても蚊がいない、地面にアリがいない、そんな環境になったら人も、住みにくいのではなかろうか。

多少やられても生き物と共生していくのが、自然のような気がする。
2006年07月25日(火) 19時39分59秒

夏祭り

テーマ:生活
うちの町内では、祭りになると山車と御神輿が出る。この大きな木の固まりを人力だけで引きずり回すという無謀な行為が、百年以上も続いてる。日本の夏に、どこでも見れる光景だろう。

今年は、軽トラックに太鼓を乗せて走り回るという近代的なものも出てきたが、そちらは全く人気がなかった。

指先一つで地球の裏側に楽々とアクセスできるインターネットの時代。こんな時代だからこそ、リアルな重さを体験できる祭りの存続の意義があるのだろう。担がない人には祭りの後のビールも味わえない。

人がいないと何も始まらない、人が集まれば何かが出来る、参加しなければ楽しくない、そんな事を祭りは訴えかけている
2006年07月21日(金) 03時15分03秒

消えた金魚

テーマ:自然
毎年、お祭りには金魚すくいが出る。子供たちが何匹か捕ってきたものを、外の水槽に入れておいた。しばらくは、元気に泳いでいた。今年は、育つかな、と楽しみにしていた。

その金魚が、忽然と姿を消してしまった。水槽のまわりは水浸しになっていた。女房の話だと、ノラ猫がうろついていたという事だった。

現場を見た訳ではないが、ノラ猫が捕ったのだろう。餌食になった金魚には気の毒だが、いつも、生ゴミをあさっているノラ猫にも、こんな野生が残っていたのかと思うと頼もしくなった。

こんなに苦労して小さな金魚を捕るより、生ゴミの刺身や焼き肉の残りの方が美味いのではあるまいか。あるいは、他の目的があるのか、それは、ノラ猫に聞いてみないと分からない。
2006年07月16日(日) 06時50分19秒

真夏の怪談

テーマ:生活
家の前の県営の住宅の跡地を利用して近くの人が野菜を作っている。誰もいない夜道は真っ暗だ。

遠くに動く光が見えた。スピードから自転車らしい。しかし、どうもおかしい。乗っている人の顔の辺りだけが青白く光っている。

丸い「のっぺらぼう」のようなものを乗せた物体がふわふわと漂って近づいてくるのは不気味だ。最近は幽霊も自転車に乗るのか。

至近距離になって、ようやく、わかった。携帯電話が顔を白く写していた。暑い夜に少しだけ涼しい思いをした。
2006年07月07日(金) 06時19分12秒

老いの超え方

テーマ:
吉本隆明氏の「老いの超え方」を読むと、お年寄りというものを、ひとくくりに考えるのがいかに間違っているかが良くわかる。ある人からこんな事を聞いた。

<私は、運動のために毎日、ゴミ出しをしているのに、持ちましょうと、それを運ばれるのが嫌で、若い人がいない時間をねらってゴミを出している>

「持ちましょう」
「いや、私は、運動のためにやっているので、ご心配なく」
と言えば、良いのだろうが、それが、なかなか言えないのではないだろうか。

私も、老人に近づいているのだが、みんな、色々なことを考えているのだ。

2006年07月01日(土) 00時12分32秒

毎日が登山

テーマ:健康
最近、駅からの帰り道を歩くことにした。バスを待っているんだったら歩いた方が早い。いつも、パソコンやら読みかじりの本やらが入った重いカバンを持っているので、それを背負って歩くことになる。途中、団地があるので長い階段を登らなければならない。傍から見ると、まるで登山だ。

学生時代は、バス代を節約するために歩いたが、今は健康のため。一歩一歩、踏みしめながら歩いている。家に着く頃には、全身、汗だらけ。風呂で汗を流して、ビールを飲む。これが旨い。ダイエットが目的でやっているのに意味が無いと妻は言う。

プロスキーヤーの三浦雄一郎さんは「体を使うことは、健康を貯金していること」と言っていた。私の行為は、歩くことで健康を貯金して、ビールを飲むことで、お金を使っているということだ。それはそれで、収支が取れていると自分で納得している。

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