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2006年01月31日(火) 01時39分59秒

60才のボーリングマニア

テーマ:
先日、菩提寺の手伝いをやっている有志が企画したボーリング大会に参加した。大会と言っても、終わってからのビールが目的のお遊びだ。2ゲームだと思って軽く見ていたが、かなりこたえた。指には豆ができ、足はがたがた、腰は痛い、散々だった。日頃の運動不足がたたった。

去年の暮れに、11時間、48ゲーム投げ続けた60才の男の記事が新聞に載っていた。48ゲームというのは2ゲームで弱音を吐いているものにとっては想像もできない。しかも、年齢が60才。結末は、2万円なにがしかの料金未払いで警察のお世話になったということだが、これで良かったのかと思った。

どこかの雑誌で、堺屋太一氏が、会社をリタイヤした団塊の世代は好きなことを探して、それを次のステージのライフワークにすべきだ、ということを言っていた。好きかどうかを判定する基準は、そのことを長時間やっても人より疲れないこと、という点をあげていた。

この60才のボーリングマニアも団塊の世代だ。11時間、疲れることを知らずに投げ続けられたというのは、ボーリングが本当に好きだったからではないかと思った。こんなにも、ボーリングが好きな男なら、人の何倍も仕事をするだろう。ボーリング場は、この男を雇い入れるべきではなかったかと思った。

好きで仕事をしている人は、どのくらいいるのだろうか。ゴーリキがこんなことを言っている。「仕事が楽しみなら人生は楽園だ、仕事が義務なら人生は地獄だ」そろそろ、私も楽園を探す旅に出る準備をしたいと思う。
2006年01月26日(木) 06時56分30秒

ガンジーの言葉

テーマ:
先日、インド料理の店に行ったら、こんな文章が書かれた痩せこけた老人の肖像画があった。
「Work is worship,true independence lies in the Charkha.」

インドとのビジネスを支援しているNPO の代表をしている知人に、この文章の意味を聞いたらこんな解説をしてくれた。

この老人は、インド独立の祖、ガンジー。「労働は尊いものであり、真の独立とはチャルカと共にある」と人々に勤勉たることを諭したもの。チャルカとは、綿から糸を紡ぐ時に使う、丸い輪をまわす小さな道具で、ガンジーは独立運動中、ずっとチャルカを回していたという逸話からきている。

インドでは、かなり一般的な絵だということであった。マネーゲームが大流行りの日本では、勤勉だとか、労働の大切さだとかは死語になりつつある。最近のインドの発展の裏には、こんなガンジーの精神があるのかと思った。
2006年01月20日(金) 06時44分15秒

月の不思議

テーマ:自然
お月さんにはウサギが住んでいて、餅をついているということを日本の子供たちは信じている。他の国では、カニが住んでいると言っているところもあるようだ。地球上のどこから見ても月面の模様が同じに見えるのは不思議なことだ。月の裏には宇宙人の秘密基地があって地球人に見せないようにするためだとか、NASAがその秘密を知っているとか、月の不思議として語られている。

インターネットで調べてみたら、月は、地球の周りを平均約27日かけて公転し、同じ日数で1回の自転をしているため、地球にはいつも同じ方向を向けているということだった。しかも、宇宙では、決して珍しいことでなく、火星や水星や木星を回っている衛星も公転と自転が一致しているらしい。

このような動かない自然現象が先にあって、人はそれを眺めているしかない。こんなに科学が進歩しても、地震の予知もできないし、台風の進路を変えることもできない。自然を敬い、共生しようという東洋の考え方は、こんな達観から来ているのではないかと思う。
2006年01月17日(火) 02時50分07秒

2色電球を知っていますか?

テーマ:IT
家の蛍光灯には、必ず小さな豆電球がついている。寝る時には、それに切り替えて少し暗くして寝る。その豆電球のことを「にしょく」と言っていた。何で2色と言うのかと思って、大手電球製造会社に問い合わせをしたら、こんな回答が返ってきた。

今ではその電球のことは「常夜灯」「豆球」「小丸電球」「なつめ球」などと呼ばれている。白熱電球の明るさを示す基準として、現在ではワットやルーメン、カンデラ等が用いられているが、それ以前には蝋燭の明るさを基準にした「燭光」が用いられていた。その時の明るさの2燭光が現在の5ワットに相当し、2燭の電球が「2色電球」になったものと考えられる。正しくは2燭電球と書く。

要するに、ロウソク2本分の明るさであること、消費電力が5ワットであることが分かった。家の2燭電球を調べてみたら、確かに5ワットだった。この電球の光がロウソクのようなオレンジの光である理由も分かった。

先日、家電量販店に行ったら、発光ダイオードを使った2燭電球が置いてあった。普通の電球よりかなり高いのだが、切れることがないので数年で回収できると思って買ってみた。3個の発光ダイオードには、それぞれRGBの3個の素子が入っているので、都合9個入っていると考えられる。1個あたりの消費電力は0.01W程度だと思うので全体で0.1Wくらいの消費電力だ。

実際に、この発光ダイオードを使った2燭電球を付けて寝てみたが、この光は、青白い月明かりに似ていた。昔、キャンプなどに行った時に、満天の星空の下で、月明かりに照らされて寝たことがあるが、まさにこの光だった。電球を触ってみたが、一晩中付けていても冷たかった。フィラメントを燃やして発するのでなく、半導体のPN接合から直接発する、放射熱を伴わない全く異質の光なのだ。

真空管からトランジスタに素子が変わったように、光の素子も発光ダイオードに変わりつつある。信号機も発光ダイオードになっている。これが現代の光なのかもしれない。こんなことにも、昭和が遠くなったことを感じる。
2006年01月15日(日) 03時38分37秒

グーグルに注目

テーマ:IT
1月14日の読売新聞に「IT格差改善に100ドルPC 」という記事が出ていた。ついに今年の年末から出荷の目処が立ったということである。生産は、世界のパソコンの生産拠点である台湾。液晶パネル、無線LANなどのノートパソコンの機能に加えて、電力事情が悪い地域でも使えるように手回し式の発電機がついているのがユニークだ。

100ドルPCは、米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボ所長のニコラス・ネグロポンテが何年か前に興したプロジェクトだ。アジア、南米、アフリカなどの7つの発展途上国の政府に100万台ずつ買い取ってもらい、最終的には、世界中の貧しい子供たちに使ってもらうという壮大な計画だ。

しかし、私が注目したのは、この記事のグーグルの創業者のラリー・ペイジが、このプロジェクトに支援を申し出ているという部分だ。彼は、1億人の子供たちに100ドルPCを提供したいと言っているらしい。現在、世界のパソコンの年間の出荷台数が4000万台程度なので、その倍という大変な数だ。

今の携帯電話の中身はパソコンと遜色ない。100ドルPCを採算ベースに乗せるためには、携帯電話と同じ、通信料、サービス料で儲けるビジネスへ変えて行く必要がある。これはパソコンにパッケージソフトを組み込んで使うのでなく、ソフトをサーバに置いて、使った分だけ使用料を払うというユーティリティコンピューティングと言われているスタイルだ。

100ドPCに搭載されているOSはLinux。マイクロソフトの入り込む余地はない。この巨人を「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」にするキャスティングボートを握っているのはグーグルだ。グーグルのラリー・ペイジの狙いは、パソコンのビジネスをひっくり返すことにあることは確かだ。ドッグイヤーに大きな変革が起りそうな予感がする。
2006年01月13日(金) 06時05分58秒

うどん指紋認証プロジェクト

テーマ:生活
うどんと指紋認証という異質な組み合わせのサービスが話題になっているらしい。1000円出して指紋を登録すると、1ヶ月の間、105円引きでうどんが食べられるというのだ。一番安いかけうどんは105円なので、これを食べていれば、ただで食べられる。体験記参照

これをやっているのが、「はなまるうどん」 。ホームページを見ていると美味い、安い、早いを定着させた牛丼の吉野屋の関連会社らしい。指紋認証というとセキュリティという堅いイメージがあるが、これをサービス向上に使った「はなまるうどん」は偉い。指一本で、うどんが食べられるサービス。ぜひ、体験してみたいと思う。
2006年01月11日(水) 01時15分50秒

ブッシュ大統領の演説

テーマ:生活
JMM [Japan Mail Media] というメールマガジンに、米国ニュージャージー州在住の冷泉彰彦氏が書いた記事からの引用である。

ブッシュ大統領が2006年の1月5日に全国の大学の学長を集めた会議でアラビア語、ファルージ語、ウルドゥ語を流暢に話す外交官を養成してイラクのことをもっと調べて、かつては敵だった日本が、今では同盟国になったように、イラクもそうなってもらいたい、というような内容の演説をしたらしい。

これを読んでいると、太平洋戦争で文化人類学者のルース・ベネディクトに「菊と刀」を書かせて、日本の文化を徹底的に調べ上げたやり方を思い出した。「菊と刀」を読み返すと、アメリカは日本人の精神力の強さを非常に恐れていたという記述がある。日本を腑抜けにして、物質文明の美味しい蜜を吸わせてアメリカ化させたのが、今の日本の姿という穿った見方も出来る。

この演説には、自分たちの生き方が最高で、世界はそれに従っていれば良いという、アメリカのエゴが明らかにでている。いつまでも日本は、アメリカの子分で良いのだろうか。地理的な条件も気候も歴史も違うアメリカのマネばかりしていて良いのだろうか。私は、ステーキよりやはり江戸前の寿司の方が美味いと思う。
2006年01月08日(日) 03時53分24秒

三角ベース復活プロジェクト

テーマ:子供
このようなプロジェクトがあるらしい。子供たちのために、三角ベースが出来る、ドラえもんに出てくるような「土管のある原っぱ」を取り戻そうというものだ。子供には、時間・空間・仲間の三つの間が必要とだという。

日本の人口は、2004年をピークに減り続けるという。政府も、様々な少子化対策を打っているようだが、「お母さんが働きながら子育てが出来る環境を作ろう」とかいう、どれも大人からの視点の対策になっている。顧客満足度を上げるためには、顧客の視点で考えるのが大原則だ。少子化対策も子供の目から見た対策を打つ必要があるのではないかと思う。

最近、町を歩いていても、外で子供に出会うことが少ない。ガキ大将もいなければ、けんかもない。子供たちは、学校が終わると、英語塾やスイミングスクール、ゲームセンターなどの大人たちが作った枠組み の中で生きている。日本は、いつの間にか、子供にとって面白くない、生きにくい国になってしまったのではないだろうか。

子供たちから遊びを取ったら何が残るだろうか。子供たちにも社会があり、けんかしたり、ケガをしたりしながら学ぶことが多い。素材を与えれば自分たちで工夫して遊びを作って行くものだ。それが、原っぱではないだろうか。何にもお金はかからない。空き地に水たまりを作って、木を植えて、土管を置くだけで良い。

昭和30年村計画 に、原っぱ再生プロジェクトを入れてもらえないだろうか。子供の視点に立って、子供満足度を上げない限り少子化の歯止めは出来ないような気がする。
2006年01月07日(土) 11時30分52秒

三浦敬三さんのこと

テーマ:
三浦敬三さんが亡くなった。享年101歳、大きな星が落ちたという感じだ。

ウィキペディアには、こんな紹介がされていた。

三浦敬三、プロスキーヤー。青森県青森市生まれ。北海道帝国大学農学部卒業。北大在学中に八甲田での山スキーに魅せられ、卒業後、青森営林局に勤務。55歳で青森営林局を退職し、晩年は青森を離れ東京で生活したが、故郷の八甲田山をこよなく愛していた。2004年2月には99歳で息子三浦雄一郎 と孫三浦豪太と三人でモンブランからのスキー滑降を成し遂げた。2006年1月5日、多臓器不全のため101歳で他界した。

三浦敬三さんのことは、NHKの特集番組で知ったのだが、黙々と自転車のゴムチューブを使って筋力トレーニングをしているのが印象的だった。常に、何かに挑戦するというスピリッツは、息子の雄一郎氏、孫の豪太氏にも受け継がれている。

昨年の始めに怪我をして「元気になったら、好きなアルプスで滑りたい」と言いながら、最後までリハビリをしていたという娘さんの談話が新聞に紹介されていた。毎年3万人も自殺する世の中で、希望を持ち続けて、こんなに命を大切にした三浦敬三さんのご冥福をお祈りしたい。
2006年01月06日(金) 06時52分08秒

戌年の珍事

テーマ:生活
犬は優れた嗅覚をもち、獲物の発見・追跡や敵に立ち向かうことに力を発揮し、飼い主には忠実に従うばかりでなく、人にも及ばぬ行動をすることがあるそうだ。

先日、昼飯を食べに行ったら、野良犬がディスプレイ用の定食を食べていた。何年も、その辺をぶらついているが、今まで見た初めての光景だった。道行く人たちも珍しそうにながめていた。

店は2階にあり、昼の忙しい時は監視も出来ない。考えてみると、道端に美味そうな食べ物を置いておくのは随分、無防備だ。そこに目をつけた犬もただの犬でない。

町の中には、このような気がつかない死角がたくさんあるのだろう。気をつけないといけない。戌年に起った珍事から得たひとつの教訓だった。

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