2005年12月22日(木) 21時43分09秒
富士山
テーマ:心
仕事の帰りに、客先から武蔵小金井の駅に出るためにタクシーに乗った。雲が一つもない良い天気だった。しばらく走っていると、突然、運転手が話しかけてきた。
「ここから、富士山が見えるんですよ。この辺じゃ、富士が見えるのはここだけなんですよ。」
見ると、ビルの谷間から青空があらわれ、そこに富士山がぽっかりと浮かんでいるのが見えた。
「今年は、雪が少ないようですね。やはり、富士には雪がないと様になりませんね。」
ほんの数秒で富士山は、ビルの影に消えてしまった。
このタクシーの運転手は、数秒の富士山を見るのを楽しみに、毎日、仕事をしているのだろう。日本人は、総じて富士山が好きだ。何で好きかと聞かれても理由はない。とにかく、見ていると良い気持ちになるのだ。
高層ビルがなかった江戸では、どこからでも富士山が見えたのだろう。しかし、今の日本にも富士山は確かに存在し、それを愛でる日本人の美しい心があるということを忘れてはならないと思う。誰も知らない自分だけの秘密の場所を教えてくれた、このタクシーの運転手に感謝したい。
「ここから、富士山が見えるんですよ。この辺じゃ、富士が見えるのはここだけなんですよ。」
見ると、ビルの谷間から青空があらわれ、そこに富士山がぽっかりと浮かんでいるのが見えた。
「今年は、雪が少ないようですね。やはり、富士には雪がないと様になりませんね。」
ほんの数秒で富士山は、ビルの影に消えてしまった。
このタクシーの運転手は、数秒の富士山を見るのを楽しみに、毎日、仕事をしているのだろう。日本人は、総じて富士山が好きだ。何で好きかと聞かれても理由はない。とにかく、見ていると良い気持ちになるのだ。
高層ビルがなかった江戸では、どこからでも富士山が見えたのだろう。しかし、今の日本にも富士山は確かに存在し、それを愛でる日本人の美しい心があるということを忘れてはならないと思う。誰も知らない自分だけの秘密の場所を教えてくれた、このタクシーの運転手に感謝したい。







