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2005年05月29日(日) 07時55分25秒

文化庁の著作権関連Webサイトの著作権問題

テーマ:生活
文化庁の著作権関連WebサイトにMac OS Xのアイコンが使われていた、という記事がIT関連のニュース記事に出ていた。ニュースを見る限り、アップルのホームページをアイコンの画像をダウンロードして、フォトショップなどのツールで加工したもののように見える。その時の文化庁の対応の不誠実さに疑問を持った。

最初に見つけたのは、当事者のアップルでなく、ブログを書いているユーザーである。この事実が発覚したとき、文化庁は、外注先がやったことで、自分には責任がない、というようなことを言っていた。これはおかしい。自庁のホームページの制作をどこに頼んでも良いが、最終的な検証を行ったときに、著作権侵害があったことを見落とした責任はあるはずだ。文化庁のWebサイトの問題は文化庁が責任を追わなければならない。外注に責任転嫁するのはちょっと許せない。

文化庁のホームページはアクセスが集中して見れない状態なので確認は出来ないが、真っ先に事実関係の公表と謝罪くらいはしてもらいたかった。起こしてしまった間違いは仕方がないが、著作権の考え方に影響力のあるページだけにもう少し、真剣に対処して欲しかった。
2005年05月28日(土) 04時38分26秒

ピアノマンの話

テーマ:ユーモア
ピアノマンの話が新聞紙上を賑わしているが、どうも、この話、怪しい臭いがする。ずぶぬれのスーツ姿で発見された言葉を喋らない青年にピアノを弾かせたら、ベートーベンからビートルズに至るまで見事に弾きこなしたという。最近は作曲もしているという話だ。まさにミステリーだ。

この情報化時代に、未だに身元が割れないというのがおかしい。これは、ジョーク好きのイギリス人の誰かが仕掛けたお遊びではないかと思うのだがいかがだろう。かつての「ネス湖のネッシー」「ミステリーサークル」「火星人襲来」の次の歴史に残るジョーク話を狙っているのではないだろうか。

それにしても、日本のマスコミは、特集を組んだり、現地に取材に行ったりして、かなり真面目に報道しているが、仕掛人は陰で罠にはまった獲物を見て楽しんでいるのではないだろうか。
2005年05月24日(火) 01時24分56秒

バカ+英語=天才

テーマ:子供
「もしも、ぼくたち、わたしたちが、英語を話せたら?」という英会話教室の車内広告に都内の小学生に聞いた意見というものが掲載されていた。その中には、「英語ができるようになって、世界一周旅行がしたい」とか、「NASAに就職したい」という子どもらしい意見に混ざって、「バカ+英語=天才」という気になる意見が入っていた。

横浜市では、小学校の低学年のカリキュラムに英語を導入することが決まったらしい。グローバルスタンダードとしての英語を小さいときから身に付けさせるということだ。しかし、英語ができるだけで国際人になれるかというと大きな疑問が残る。

小学校の低学年では、物事の良い悪いという判断や考え方の基本を教えなければならない。日本語も知らない、日本の文化も知らない子どもに他国の言葉を教えることは、子どもを混乱させるだけではないだろうか。

言語というものは、国の文化そのものだ。自国の文化を理解した上での異文化体験のための英語教育には賛成だが、単なるコミュニケーションのツールとして英語を学ぶことには疑問が残る。愛国心がなく自分の考えを持たない英語のネイティブスピーカが天才的な国際人と呼べるだろうか。
2005年05月20日(金) 19時38分56秒

日本人の宗教心

テーマ:生活
日本人には宗教心がない、と言われる。外国人から、あなたの信仰は何か?と聞かれて、ない、と答える日本人は多い。私も、日曜日に協会に行くわけではなく、食事の前に神にお祈りすることもない。お寺のお世話になるのは葬式と法事くらいである。しかし、外国人から見ると、信仰心のない人は教養のない野蛮人に見えるらしい。本当に日本人に信仰心はないのだろうか。

昨日の新聞に、紀宮さまと黒田さんの結婚式の日取りが決まった、という記事が出ていた。11月15日の大安とあった。良い日を選ばれたものだと国民全員が祝福した。大安などの呼び方は、六曜と呼ばれている。これが一般的になったのは意外に新しく、幕末以降と言われている。大安、赤口、先負、仏滅、友引、先勝が全てだ。結婚式を仏滅にやる人は少ない。葬式は友引にはやらない。技術の先端であるITの世界でも、大きなシステムのカットオーバーは大安に行われることが多い。ビルの竣工式や棟上式は絶対に大安だろう。仏滅にやると、けが人が出たりすると言われている。これに何の科学的な根拠があるのだろうか。

こんなに科学万能の世の中になっても、ほとんどの日本人は六曜を信じている。取り合えず、この決まりに従えば安心できる。これは、紛れもなく信仰なのではないだろうか。この六曜で日本人は一つにまとまっていると言っても過言でない。トイストーリーという子供向けのアニメ映画にリトルグリーンメンという平和的な宇宙人が出てくる。緑色をしていてかわいいので子供たちに人気がある。口癖は「僕たちは、ひと~つ」である。彼らは、ユニマインドという信仰の対象があり、それが悪の帝王ザーグに盗まれてしまうとパニックになってしまう。六曜は日本人にとってのユニマインドではないだろうか。
2005年05月15日(日) 01時37分50秒

世界がもし100人の村だったら

テーマ:子供
フジテレビで「世界がもし100人の村だったら3」という番組をやっていた。世界各地の悲惨な生活を送っている子どもたちの話を集めた番組だった。子どもの人権などという議論以前に、食うために過酷な労働を強いられている子どもたちが如何にたくさんいるかという現実に胸が痛んだ。しかし、途中から見たので間違っているかもしれないが、番組の内容は、結局、世界には可哀想な子どもたちがいるという、お涙ちょうだい番組の域を出ていないように感じた。

何年か前に、中野裕弓さんの同名の本が出たとき、私も色々考えた。(世界がもし100人の村だったら)しかし、今でも何でこんな不均衡が起こるのかという明確な理由は見つからないままだ。

先日もニュースになった親から生活費をもらって女性を監禁して逮捕された青年の事件や、ゲームのやり過ぎでダイエットしなければならない飽食が当たり前の今の日本の子共たちとの落差はあまりにも大きすぎる。この番組には、この矛盾を解く糸口を提示するくらいのまとめをしてもらいたかった。それくらい重いテーマだと思う。続編に期待したい。
2005年05月12日(木) 22時21分25秒

言葉は目の邪魔になる

テーマ:生活
メールマガジンに面白い話が出ていた。小林秀雄の「美を求める心」というエッセイの中に「言葉は目の邪魔になるものです」という一節がある。

今の季節になると道端にきれいな小さな青い花が咲きだす。本当に可憐で足の踏み場を躊躇させるほど、けなげな花だ。デジカメに凝っていたころ、ホームページで紹介しようと辞典で調べてみたら、「オオイヌノフグリ」という名前だった。フグリとはキ○タマという意味である。その名前が分かったとたんに、いっぺんに興ざめしてしまった覚えがある。

画家は感じたままの世界を見て絵を描くという。無心で美しいと感じた花を見て、何日もかけて感動を二次元の紙面に焼き付ける。小林氏の言葉を借りると、絵を見るのに解説や詮索の必要はない。ピカソの絵を見るときは、ピカソになりきって目を共有するという見方が良いそうだ。

この話は、江戸しぐさの「知識でなく、癖であるべき」というのと一脈通じるものがある。今の世の中、インターネットで調べれば、何でも分かってしまう。しかし、分かったからと言って道端の可憐な花の美しさに感動することはできない。過剰な知識はかえって心の鏡を曇らせる。

【参考】
イリイのメールマガジン 第83号
http://www.ilii.co.jp/
2005年05月11日(水) 05時25分39秒

先人の「イキな」公共マナー 江戸しぐさ

テーマ:生活
新聞に「先人のイキな公共マナー」という記事が出ていた。「江戸しぐさ」の話である。最近、社団法人公共広告機構がマナー広告に採用してポスターにしたので見られた方も多いと思う。若い人に評判が良く、何と都内の地下鉄だけで143面も貼られているという。これには驚いた。小中学校や新入社員教育にも取り入れられているそうだ。ずいぶん有名になったなと思う。

2年程前に、私たちが主催するセミナーで「江戸しぐさ」を本にまとめられた越川禮子さんに講演をお願いした。会場は江戸情緒が残る木場の区役所の会館。越川さんを車座に囲んで、江戸の講と同じ形でお話を拝聴した。それが「江戸しぐさ」との最初の出会いだった。目から鱗の新鮮な驚きの連続であった。講演の記録は、越川さんの了解を得て、PDFで公開しているので興味のある方は読んでいただきたい。http://www.sora-iro.net/~hirose/BB/text/no7/ppt/no7.pdf

その時、越川さんは「江戸しぐさ」は勉強してもダメだと言われた。耳学問として知っているのでなく、癖になっていないといけないのだそうだ。「江戸しぐさ」は瞬間芸。往来を傘をさして通るときの「傘かしげ」、狭い通路を歩くときの「蟹歩き」、舟の中で腰を浮かせて場を譲り合う「こぶし腰浮かせ」など、その時にさっと出ないと意味がなく、のろのろしてたらイキでないという。

そうか、と思った。子供のころ柔道を習ったときを思い出した。最初は徹底的に受け身をやらされた。投げられたときに自然に受け身ができるようにならないと立ち稽古はやらせてもらえなかった。最近、このような経験がない。さっと読んで頭だけで理解して知ったか振りをする事が多いような気がする。

車内でパンをかじる、扉の前で仁王立ちになる、平気で携帯をかける、こんなことを江戸でやったら、半人前として相手にされなかったことだろう。「江戸しぐさ」が格好良いと言われるようになれば、もっと住みやすい世の中になるだろう。そのためには、みんなが狭い日本でどうしたら気持ちよく過ごせるかを真剣に考える必要があるのではないか。これは、私たちの日頃の心がけで実現できる環境浄化運動の一つだ。

【参考】
平成17年 5月7日(土)読売新聞 朝刊
先人の「イキな」公共マナー 江戸しぐさ 芥川喜好氏
2005年05月10日(火) 02時10分56秒

真夏に停電が起きたら

テーマ:生活
冷蔵庫の原理によると、ものを冷やすためには、どこかを必ず熱くする必要がある。エアコンも同じだと考えるとエアコンが増えれば増えるほど外はドンドン暑くなる。エアコンだらけの都会は炎天下の砂漠のようなものだ。エアコンなしの生活は想像できなくなりつつある。

もし、真夏に停電が起きたらと思うとゾッとする。インターネットで調べたら太陽電池瓦というものがあったが2.7KWで約200万円もする。エアコン位は動かせるが曇りの日や夜はどうするのか。燃料電池が必要だ。考え出すときりがなくなる。こうやって技術武装をしていくしかないのかと思うと悲しくなる。

エアコンも何もなくても、窓から涼風を入れて蚊帳と風鈴で夏を過ごせた時代が少し前まであった。柳田邦男が「20世紀は人間を幸福にしたか」という本を書いているが、都会の生活というのは何処かで、おかしな方向に進んでいるように思えてならない。
2005年05月08日(日) 03時55分15秒

冷蔵庫は何で冷えるのか

テーマ:生活
科学大好き土よう塾(http://www.nhk.or.jp/daisuki/)というNHKの番組で、冷蔵庫は何で冷えるのか、という話をやっていた。根本は注射の時に、アルコールの付いた脱脂綿で拭かれるとひんやりする時の原理と同じだ。スプレー式の冷却器も同じ。缶の中の圧力の高い状態の液体を急に圧力の低い空気中に解放するとき液体が気化して、その時、気化熱を奪って回りを冷やす。スポーツ選手が打撲の時に使っているあれだ。

冷蔵庫の中は、熱を逃がすひだの付いた放熱器という管と逆に熱を吸い取る冷却器という管がモーターを使ったコンプレッサーにつながっている。その管の中を冷媒ガスというものが循環している。コンプレッサーは冷媒ガスを圧縮して放熱器に通し、そこで熱を外に逃がすことで液体化する。その液体が冷却器を通るときに気化して、その時に熱を奪い冷やしてくれる。

現象から判断すると、今回の冷蔵庫の故障は、このコンプレッサーのモーターがやられたようだ。音が静かになったのは、回転が弱まったか、止まったかしたのだろう。24時間365日休み無く動くモーターはいつかは壊れる。これは、パソコンのハードディスクでも同じ。ハードディスクが半導体メモリーに置き換わるように、冷蔵庫にもペルチェ効果という原理を使った冷却半導体が将来は使われるらしい。その時まで突然のクラッシュの恐怖からは逃れられない。
2005年05月05日(木) 03時09分52秒

冷蔵庫が来た

テーマ:生活
開店すぐに、量販店に走った。様々な冷蔵庫が並んでいた。この中から選ぶのは並大抵のことでないと考えあぐねていると、初老の店員が近づいて来て、まるでこちらの心の中を見透かされているような的確なアドバイスをしてくれた。型落ちの安いものを狙っていたのだが、結局、術中にはまって予算以上の最新式のものを買うことになった。壊れた冷蔵庫の引き取り費用と7年間保守費用なども合わせるとかなりの額になった。とにかく早く入手したいという弱みがあるので、急いで購入の手続きをして翌日に配送してもらうことにした。

壊れた冷蔵庫は、ほとんど機能が麻痺し中からは嫌な臭いがし始めている。腐らす前に食べきろうということで、その晩はかなり豪勢な食事になった。子どもたちは、突然の大盤振舞に大喜びだったが、冷蔵庫がやられたことによる出費と精神的なダメージは大変な物があった。会社のコンピュータシステムがダウンしたのに匹敵する損失だ。

翌日、予定より少し遅れて冷蔵庫が到着した。良い体格をした人が二人で手際よく交換してくれた。冷えるまで2時間くらいかかるということだった。今日は冷蔵庫の整理と入れ替えでほとんど1日つぶれてしまった。最新式の冷蔵庫は、外に液晶パネルがあり、集中的に各部屋の温度のモニタと制御が出来るようになっている。野菜室は、太陽光と同じ波長の発光ダイオードが照射され光合成が行われて野菜のビタミンを増やしている。冷蔵庫は冷えればいいというものでは無くなっている。インターネットにつながる日も近いと思った。

しかし、当たり前だが、冷えた冷蔵庫は良い。開けてみて中にビールとか肉とかがしっかり冷やされていると安心する。外から中の温度が分かるのだが、何度も扉を開けて冷気を確認してしまった。冷蔵庫には壊れる前に警告する機能が欲しいと思った。壊れてからではダメージが大きすぎる。これは、止まってはならない電子機器全てに言えることだ。でも、未来を予測することは難しいことなのだろう。

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