2本目(1月9日鑑賞)

 
2本目で早くもこの興奮!
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TRASH! -この街が輝く日まで-
 
監督:スティーヴン・ダルドリー/脚本:リチャード・カーティス/原作:アンディ・ムリガン/音楽:アントニオ・ピント
出演:リックソン・テベス/エデュアルド・ルイス/ガブリエル・ウェインスダイン/ワグネル・モウラ/セルトン・メロ/ルーニー・マーラ/マーティン・シーン
 
リオデジャネイロ郊外。ゴミ捨て場でゴミを拾って生活する孤児ラファエル(リックソン・テベス)とガルド(エデュアルド・ルイス)は、ある日、現金のほかに暗号めいたメモと鍵が入った財布を拾う。警察の執拗な態度に、財布が重要なものだと直感したラファエルとガルドは、孤児たちの間でも孤立していたラット(ガブリエル・ウェインスダイン)に協力を求める。街に出た3人は、鍵の合うロッカーを探し当てると、中から出てきたのは一通の手紙だった。

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宝探しのようなミステリー!
 
追いつ追われつの逃走劇!
 
息をもつかせぬ疾走感!
 
ビートを刻むサンバのリズム♪
 
少年が主役だからといって感動、ほんわかだと思ったら大間違い。ジェイソン・ボーン顔負けの逃走劇。
ブラジルだ。リオデジャネイロだ。サンバだ、サンバ。弾けるビートに乗って疾走する少年たち。ワクワクが止まらない。
合間合間に挟み込む謎解きのヒント。観客も一緒に謎を解こう。少年たちと共にドキドキしよう。

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予告初見から楽しみにしてた。が、想定をはるかに超える面白さ楽しさに、観終わって嬉しくて仕方がない。スタッフ、キャストの皆さんに感謝。
 
監督はダルドリー。「リトル・ダンサー」…評判いいけど観てません。「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 」…あ、それは大好き。ダルドリーさん、すいません。hiroはあなたの作品が好きだったようです。
 
ブラジルが抱えている深刻な問題の中でさえも、希望を失わない前向きなストーリー。重さも、暗さもない。この素晴らしい脚本はカーティス。「ラブ・アクチュアリー 」…好きです。「アバウト・タイム 愛おしい時間について 」…大好きです。

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メジャーの俳優さんはマーチン・シーンとルーニー・マーラ。「ドラゴン・タトゥーの女 」以来マーラに惚れまして嬉しい限り。メイン子役3人は、オーディション採用の初々しさ。
 
サブタイトルは少しはずした。3人が危険を冒したのは街のためじゃない。自分のためでもない。彼らを突き動かした行動原理は単純。ここでは書かない。劇場で確かめていただきたい。
 
超オススメですよ。

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爽やかなラスト。英雄と称えられていいはずの3人の無邪気な笑顔がとてもいい。hiroはどうだろう。その素直さはあるのか。少しでも残っているのなら、そいつは大事にしておかないと。
 
想定を超える面白さ。1年に何本もあるわけじゃない。こいつぁ~春から縁起がいい!
 
 
 

hiroでした。
 
 
 

脚本10 映像8 音響8 配役8 他(音楽)9

43/50