フーテンひぐらし

永遠の放課後。「お前そろそろ大人になれよ」な毎日。人生のテーマ曲は「ダイナマイトが百五十屯」@小林旭


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生理前だからなのは明らかなんだけど、
月に一度、「ああものすごく機嫌が悪いな私」という日がある。
1人でいる時は相手がいないから機嫌の悪さは分からない。
帰宅する夫がそれを受け止めることになる。

夫の帰宅報告はいつも突然で、予想がつかない。

「いまから帰るよ」
「あれ、今日早いね。
 まだ仕事していてごはんの用意が何もできてないから、食べに出る?」
「いいよ家で」
「いいよって…何もないよ」
「ラーメン食うし」

本当は、いまつくれば何品かすぐできる。
でも、同じように仕事をしている私と夫で、
どうして私が仕事を中断して慌てて立ち上がりご飯の支度をするのだと、
機嫌の悪い日は意地になる。

さらに夫の「いいよ家で」の選択肢が、「妻がご飯の用意をしてくれる」か
「自分で自分の分だけのインスタント食品を適当に食う」の二択しかない、
それがしゃくにさわるのだ。あんたは大学生の息子かと。
機嫌が悪い日の私はもうこれでムスッとなる。

別にごはんをつくってほしいわけでも、外食がしたいわけでもない。
「2人の夕食の時間をつくる」という概念がそもそも無いのに腹が立つのだ。
別にデートじみた空間をつくりわけではない。
だけど、向かい合ってその日のどうでもいいことを話しながら、
2人でご飯を食べるということをしたいだけなのだ。

帰宅した夫はまっすぐに換気扇の下に向かいタバコを吸う。
わたしはキッチンの排水溝を洗っている。
ドロッとしたカスがたまった排水溝ネットを捨てようと持ち上げた私の目の前で、
夫はこちらを見もせずスマホを凝視してタバコを吸っている。
私には手が届かない、だけど夫のすぐそばに、ゴミの入った袋がある。
どうして夫は、私がいま困っているのに気づかないのだろう。
家のことは自分が関知しなくても(またはたまに手伝う程度で)OKだと
そう思っているのだろう。
疲れて会社から帰った時に率先して家事をやってほしいなんて思ってない。
だけど目の前で嫁が何かしていたら、ほんのちょっと手を貸す、
ほんのちょっと手を伸ばしてゴミ袋をこちらに近づけてくれる、
それくらいどうして気づかないのか。

たぶん、生理前の機嫌の悪い日じゃなかったら
これらすべては小さなこととしてあまり引っかからない。
でもそれがすべて引っかかる。

「ちょっとゴミ袋取ってよ」という声がむちゃくちゃつっけんどんになる。

そこからは「なんでそういう言い方すんの?何怒ってんの?」
という喧嘩になる。


夜寝るときも、マイナスのことばかり考えている。
ああこりゃろくでもない日であるなと思う。


翌朝、夫はかなり優しい。
「昨日はご機嫌ななめだったね」とニコニコしている。
そして会社から「今日は一緒にごはん食べに行く?」というLINEが入る。

優しい。
ありがとう。

でもほんとは、2人で外メシしたいから怒ってたわけじゃないんだよ。
なんていうかこう、家庭のほんの小さなことを、
2人でさりげなく回していきたいだけなのだ。


私に正当性があるわけでもなんでもない。
でも、ミルフィーユみたいに小さな不満とズレが重なって、
妻はムウッとむくれる。特に生理前。


夫の分析は、いつもちょっとずれている。
妻の思惑は、なかなか夫には伝わらない。


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「もうそろそろ伸ばしたいな」と思い、
前下がりのショートボブからやっとのことで肩までいった髪。


しかし先日、発熱してボサボサ頭で寝込み、
それが回復したとき、今までと真逆の衝動が襲った。


前髪は斜めに重たく顔の半分を覆い、
いちいちかきあげなければいけない。
そろそろ後ろでくくりたくなるくらい、毛量も多い。


嗚呼いやだ!
何か、この重たい「女になろう」欲の
ぶらんとぶら下がった髪の毛を捨て去りたい!


突発的に、しかし断固とそう思って美容院に行った。
フェミニンにしたい時はJUNYAさんのとこだが、
シャープにスパッと切りたい時はRYOさんのとこだ。


しかしこの日のRYOさんは、ごくたまにある
「ものすごい思い切りの良さ」が発動した時だった。
そりゃ私もスパッと切りたいと思ってたが、
まさかこんなに切られるとは思ってなかったのだ。



「いざという時、少し伸ばせばすぐロングめになるウルフ」のはずが
「ほぼショートカットのウルフ」に出来上がった。



長さの感じは亀梨くんというかギャル男の基本スタイルというか
宝塚の男役の皆さまのプライベートの長さといった感じである。
はからずも、私の衝動に予想以上に沿う仕上がりである…。



まあいいか。髪はまた伸びるし。
そう納得した。


基本的に女っぽいロングヘアが好きな夫は
「ふーん…長いほうが好きだけどね…」といった感じの反応。


まあいいか。髪はまた伸びるし。




ところがである



週末、ふたりで目黒川沿いを歩いていたら、夫がこちらを見て言った。
「なんかあの人っぽいね、“最高の離婚”のショートカットの女の人」


…ま
真木よう子!?



冗談というか、嫁へのフォローだと思っのたで
「ヒョーォ」と軽くリアクションしといた。


そしたら数時間後、ふと振り返った夫がまた、言うではないか。

「…うん、やっぱり似てるよ」




大丈夫かこの人


日ごろ「あたしはアンジー似だし」とか言い放ってる私も
さすがに引いた。



まさか夫がここまで目が曇ってる(歪んでる)とは思ってもみなかったからだ。




(もちろん私は真木よう子とは三億光年は離れた顔をしている。
佐藤浩市に似てると言われたことはあっても真木よう子に似てると言われたことなどない。
そしてこの先も一生ないだろう)



喜ぶ前に引いてしまった。



それなのにすっかりその気になって
「あたし、もういいんです」とか
灯里さん(真木よう子の役)のモノマネとかしながら思った。



やはりこのコワモテの私と結婚するということは、
時々「お前はほんとに可愛いな」とか言うってことは
やっぱりこのくらい気が狂ってるし空間が歪んでるってことなんだ


もう完全に気狂いのレベルってことだ


(真木よう子を一切認識できてない可能性も否めないが)



そして、本当は浩市似だし某掲示板でピーターとかゴリラとか
disられた私のご面相でも、世界にひとりくらいはこうやって
狂った男子が存在して寄ってきてくれるということなのだ




だから世の女子も決して「一般的な審美眼」を持った男の前で
己のレベルをあげようと努力する必要などないんだと思う。


そんなことをしてるより、審美眼の著しく狂った変わり者を
見つけに出かけたほうがずっと早い。


また、そういうのは必ずどこかに一定の割合で存在してるから
そんなのいないんじゃと心配する必要もない。




まあ かくいう私も夫が実は結構ATSUSHI似なんじゃないかとか
ブラピにまあまあ近いんじゃないかとか思ってるから
気狂い度合いは一緒である。




結婚とは、そういう気狂い同士が世界の基準とは
一切合致しないところで勝手に盛り上がることなのかもしれない。



そんなふうに思いながら、

「さらにショートにすっかな…」と調子に乗る私であった。(やめた方がいい)




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休日どこかに出かけようとするたび、
起きようとしない夫と大喧嘩になる。

お前が前日に何時に起きろと俺に告知してないから、
急に起こされても無理だと私の指示不足を
なじる(しかしこの時点で14時とかなのだ。
いい加減常識的に起きて欲しい)くせに、
お前の勝手なスケジューリングを
押し付けるなとキレる。矛盾である。


私はお出かけ時の常識的最終ラインには
起きてほしいだけである。
大学生じゃあるまいし、起きた時間次第で
行動、とか大人のやることではない。


何のことはない、眠りを妨げられて
ムシャクシャしてるだけなんだ。


だから我が家のお出かけは
いつも夕方から夜。
そのせいで夫婦で行動できる内容は
著しく限られてくる。

こういうのもう、本当にうんざりだし
悲しくなる。涙目。

世の中の奥さま旦那さま荷聞きたい。
休日せめて昼までに起きてもらうには
どうしたらいいんでしょうか。


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22時すぎに、スーパーの袋をさげてえいこらさと帰宅。
マーはまだ会社である。



ドアをあけた途端に、生ごみ臭がプンと鼻についた。


「……」



とりあえずリビングの床に買い物袋を置いたまま、
キッチンに見に行く。



うちではハッキリとした家事の分担はしていないが、
時間に自由がきいて自宅で仕事をすることも多い私が
ほとんどやっているのが現状。


なのでせめて「ゴミだけはあなたがメインで担当して」とマーには言っている。



ただ、実際には彼がやっているのは
・「今やって」と言われてからゴミを集めにかかること、
・または私がまとめてあとは捨てるだけのゴミを捨てに行くこと
であって、自主的に家中のゴミを回収して捨てることは、あまりない。



でも毎度それでは彼は永遠にただのアシスタントで、
それじゃあこの先困るので、今週は「手は出さないぞ」と決めていた。


各部屋のゴミ箱がどんどんギチギチになっていっていたが、
こらえてそのままにしていた。



そしたらこのゴミ臭である。



「チッ…」と思いながらキッチンを見ると、
彼が自分のぶんの鍋を数日前につくり、
「まだ食べる」と残していたものが目についた。



フタをあけてみた。

思わず顔をそむけるくらいの悪臭。
鍋の中は白カビによってりっぱに醸されていた。


うどんの残りがたくさん入っていたようだから、
でんぷんがあっという間に餌食になったのだろう。



疲れて重いもの持って腹ペコで帰ってきたんだが、
着替えもせずにそのまま家中の窓をあけ、換気扇をまわし、
鍋の中身を捨て、ついに部屋中のゴミを回収した。



そして、休日にまとめて出せばいいものを
思いついたときに大物の洗い物(ボトムスとか)
マーが気ままに放り込んでくれたために山盛りになってしまった
洗濯かごをさらい、洗濯機をまわした。



わたしが着替えて自分の食事ができるようになるまで30分以上はかかっている。



共働きでなぜいつもこうだ?


私は家に帰るとまずやらねばならない家事に取り掛かるのに
彼は家に帰ると即、着替えてタバコを吸い、くつろぐ。
そしてひと息ついたために面倒くさくて後回しになった家事を
なぜ私のほうがやらなならんのだ?



それで怒ると「俺だってやってる」とか
「お前は文句ばっかり」とか言うのだ、
現状はゴミも自分の分の皿洗いすらも
後回しまくりなのに!


「俺は専業主婦は困る、
女性もバリバリ働いてほしい!」
そう言ってはばからないなら、
お前も同等に家事をしろよ!



ムカーーーーーッ゛(`ヘ´#)



じわじわと頭に血がのぼったとき、
のん気に「男はつらいよ」のイントロが鳴り響く。



自分自身がメール着信音に設定してるからなんであるが


「なにが“男はつらいよ”だバカヤロー!」

とイライラに拍車がかかった。




メールをひらいてみた






件名:
みだれチンポ




本文
四六時中、勃起してます






「しるかボケーーーーーーーーーッ!!」





怒りの表面張力、
スパムで決壊



そんなシロモノ、あたしがぶった切ってやるわ!


そう呪いながらマーにLINEし「あたしはプンプンである」と伝えたら
気になったのかすぐ電話がかかってきた。

私はゴミと鍋の惨状を滔々と喋った。



「あ~…そのことだろうとなんとなく思った…」


やばいと思ってたんなら、やれッッッッ!


「なーにがみだれチンポだ馬鹿ッタレ!」と言ったら


「それ、俺じゃないよ…」と小声で呟く。



知ってるよ
アンタだったらスマホ壊してるわ


このスパムはいわば

愚行のケーキの上に最後にうやうやしくのせられた苺なんだよ!
そういう仕上げだったから腹たったんだよ!



「ごめんねごめんね、はい!今度から気をつけます」




結婚して彼が身につけたのは家事ではなく、

ヤバくなったらイイお返事とともにソッコー謝罪するワザなのであった…。





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私は、豪速球だけどコントロールと抑制が
まったく効かない投手



一緒にいて最高に楽しいのは
私のど真ん中を小気味よくカキーンと
打ち返してくれる強打者だったり


こいつには負けられねーぜ!と思える
タイプの違ういい投手だったりするんだけど



2人が定員のチームに
投手が2人はいらなくて


いい打者であればあるほど
選球眼はよくて
ボール球には手を出してくれないので



やっぱり 
毎日ずっとバッテリーを組んで生きるなら


どんな暴投もダイビングキャッチできて
ほら落ち着けよと投げ返してくれる
身軽で柔軟な捕手がいいんだと思う


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