憧れのハワイ航路【2日め冒頭】
テーマ:たびハワイレポ、2日めです。
■10月13日(火)
さあ、マーとケンカしたのち、
3時すぎにグロッキー状態で「おやすみー」したのですが
眠気のタイミングを逃して眠れない…!
そして朝5時すぎに、隣室の外人夫婦が早くも起き出し、
話しながらガンガン支度をする音が…涙
彼らの部屋と私たちの部屋はコネクティングルームなので
ドアでつながっており、もちろんそれは開かないが、
ドア下にスキマがあって手に取るよに隣室の様子が聞えるのだ…。
まさに…
まさに…地獄っっ…!
睡眠は奪われたっ…!
結局眠りに落ちたのは多分あさ6時半頃。
起きたのは8じ 涙 ![]()
2日めはレンタカーを借りるために10時には
レンタカー屋にいなければならず。
前日の疲労をまったく癒すことができず、
極度の睡眠不足も2日めに突入。
私、レンタカー屋ではゴーストのごとしでした 泣
そんな私に頓着せず、ハワイは今日もピーカン☆
この日は、ノースショアに行くのです。
ハイウエイに乗ってまずたどり着いたのは、
「モアナルアガーデン」。
ここにはあれがあります。
そう、日立CMでおなじみの「この木なんの木」の木
正式にはモンキーポッドというんだよ♪
広い原っぱに、モンキーポッドがいくつか点在してる。
ただそれだけの、何の飾り気もない公園ですが、
私やっっっっと
ここにきて
生き返りました!!!![]()
思えば初日は、あきらかに
食あたりならぬ「ワイキキあたり」「モノあたり」した私。
ありとあらゆるショッピングセンターと近代ホテルが林立し、
ありとあらゆるモノが並び、人がそれにわわっと群がっている。
まるで渋谷にいきなり放り込まれたみたいで、
「のんびりぶらぶら自然の旅」モードで乗り込んだ私には刺激が強すぎて、
まるで点滅するポケモンTVを観た幼児のごとし。
脳みそと旅モードのココロが、情報を消化し切れなかったとみえる。
だからこの、木以外なーんもない場所で
はじめて「ああ、常夏の島に来たあああああ」と実感。
みるみるうちに疲れたカラダにパワーが満たされた!
CMの木(マーが指してるやつ)よりは雑なかんじだけど、
私はこっちの木のほうが好きだった。
木の下はこんなかんじ。
容赦ない太陽光線を、やさしーくさえぎってくれる。
木の下には100人は集えるだろう!
せっかくなので、ふたりで木の気を吸っとく。
むらがる日本人の若造。
次々と観光客がやってくるのだが、
見事なまでに日本人しかいない。
何せ飾り気も休憩どころも何もない公園。
あの木が見たくなければ、特に寄る理由はないだろうな。
外人さんたちが見たらきっと、
「なぜジャパニーズはあの木を必死に撮るんだろう??
なぜそんなに喜ぶんだろう??」
と疑問に思うだろうなー
おそるべし日立。
ゴーストから一気に元気になった私にマーもホッとし、
再びハイウエイへ。
快調に走ってると、突然背後から
映画でよく聴くあのサイレン音が…。
「…俺?俺らに言ってるの??」
そう。
我々は、ポリスの車に止められてしまったのだ!
アメリカは速度制限が厳しいらしい。
我々も決してスピード出してなかったのだが、
日本の感覚で走っているとだめなのだろう。
つかつかとやってきたのは黒人のポリス。
ドキドキしている私たちを見て、ツーリストか、ジャパニーズかと聞く。
そして免許証を出せという。
ところがマーはまるで聞えないみたいに固まってる。
びっくりしてるのかなーと思いつつ、
「免許証だって」と言って出させる。
ポリスは、「制限55のところ、70出ているよ。罰金だね」と言いつつ、
「この免許証は日本語で書かれていて読めない。
ラストネームを教えてくれ」と言う。
(ゆっくり喋ってくれたのと、せっぱつまってるのとで、英語が聞き取れる 笑)
でもマーは、ポカーーーンとしている。
ハワイに来てから、どんな外人さんにも堂々と
「ハーイ♪」「アロハー」と言ってたのに、どうしたの?
こんな分かりやすい英語、私ですら聞き取れるのに。
……もしやびびってる?![]()
しかたなく、私がマーのラストネームもファーストネームも言う。つづりも教える。
泊まってるホテルは、とか、国際免許証はないのか、とか
ポリスはいろんなことを聞くのだが、マーはせいぜい
「ワイキキビーチコマー」とか「ノー」とか単語を言うくらいで、
なかなか会話が成立しない。
何かを聞かれると「んん?」と首をかしげる。
ポリスもちょっと困って、とてもゆっくり、こんなふうに言った。
「いいか、僕はモーターサイクルポリスマンで、罰金を取るわけではない。
だから今日のところは警告だけ。キミらはラッキーだ。
本当にスピードには気をつけてくれよ!分かった??」
そしたらマー、いつもの手慣れた喋り方とはうってかわって
「おー、あい、しー!」
と、ヒロナカムラばりの
完全なる日本語英語で返すではないか!!
驚愕
コイツ
英語しゃべれないふりしてたんだ
ポリスマンが去った後、案の定マーは小声で
「全部分かってたよー」とニヤリ。
おそろしい男である
異国の土地で、黒人警官に止められたら、
たいがいの日本人はビビるだろう。
そして自分が怪しい者ではないこと、
ごめんなさいと伝えることに必死になり、
とにかく分からない英語を駆使して、
向こうの言うとおりに答えていくだろう。
ところがこの男、
そんなことをものともせず、
「あなたが何言っても、わたし英語わかりませーん」を貫き通して
ポリスを面倒くさがらせ、立ち去らせてしまった。
そもそも、彼を伴侶とする決め手は
「天災や人災、どんな過酷な状況になっても
この人ならうまーいこと立ち回って生き延びらるだろう」
という、生命力の強さ、したたかさであった。
パソコンや肩書きがなくなっても、
進駐軍の物資を盗んで闇市で売りさばいて儲けたり、
進駐軍の通訳をすすんでつとめ、米兵相手に商売もしていったり、
そういうふうに生きられると確信してたからだ。
(いつの時代に生きてるんだ)
しかしまさか、こういう思わぬ出来事に
とっさに反射神経でずるい手を打てるとは…。
予想以上の世渡り上手 (?)
「罰金とるポリスじゃないって分かったからさあ、いけると思って」
「あたしゃアンタがおそろしいよ…」思わずつぶやき、
ノースへの旅は続くのであった。
とりあえず、制限速度は厳守です…。
(ていうかまだ始まってない)
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