2011年12月31日
赤とんぼ
テーマ:【日本の歌(童謡・唱歌など)】
赤とんぼ
♪夕焼け小焼けの赤とんぼ・・・
作詞:三木露風 作曲:山田耕作
詩は大正時代に書かれています。(幾度か改正されてます)
1921年(大正10年)童謡集『眞珠島』
後に、山田耕作によって曲が付けられました。
1927年(昭和2年)「童謡百曲集」第2集
現在は教科書「小学校6年」「中学1年」に掲載されています。
-------------------
♪作詞家 三木露風
-------------------
作詞した三木露風の心情や生い立ちが書かれています。
夕焼け空に舞う赤とんぼ。
しばらく眺めているうちに幼い頃を思い出す。
♪負われて見たのはいつの日か
漢字で読んでみれば「とんぼに追われた」わけでは無いことはわかりますが、
歌だけで伝承されていると、勘違いも起きている様ですね。
大人の方でも「とんぼに追いかけられたのはいつの日か」と思っていた方は大変多い様です。
「負われた」は「背負われた」という事。
誰に?
この答えは3番で明らかになります。
♪十五で姐やは 嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた
そう、「姐や」に背負われたのですね。
この「姐や」という存在。
私などは、まだぎりぎり両親や祖母から話を聞いてきているので、実際に体験していなくても子供の頃から認識はしておりましたが、今はなかなかピンと来ないかも知れませんね。
昔の日本にいた「子守」や「手伝い」をするために雇われた”幼いお手伝いさん”のことですね。
家が貧しいので学校も行けずに働きに出されました。
「守子さん」とも呼ばれ、幼い守子さんが歌う「守子歌」は日本の代表的な「子守唄」として今でも大変有名な歌が多いのです。
「竹田の子守唄」「江戸子守唄」などがそうです。
外国の子守唄の様に母親が我が子への愛情たっぷりに歌う歌と違って、何とも切ない歌詞やメロディーが多いですよね。。
話がだいぶそれてしまいました。。
そんな「姐や」は15歳の時にお嫁に行ったのでしょう。
その姐やの便りも無くなり、どうしているかな~、と懐かしく想い出していたのでしょうね。
昭和22年発行の「5年生の音楽」では、文部省は「15歳でお嫁に行く」という内容が、法律に反することもあり3番を省略いたしました。
しかし、この曲に3番なくては何も伝わりません。
そうです。
この3番がなければ1番の意味はわからないし、日本の歴史だってまた一つここで知る機会を失ってしまうのですから、この3番は知っていくべきなのだと思いますけどね。
現在では、小学校の6年、そして中学1年の教科書に1番~4番まで掲載されています。
年齢的に歌詞の理解度もちょうど良いでしょうね。
私が好きな箇所として4番があります。
この詩の最後の部分になりますが
♪夕焼け小焼けの赤とんぼ
とまっているよ 竿の先
この部分は実は三木露風が12最の頃に書いた俳句です。
夕焼け空の赤とんぼを見て、幼い頃を思い出し、姐やのことも思い出し、山の畑の桑の実を子籠に摘んだ遠い記憶が頭によぎり、そして、この詩を書いている今現在、ちょうど竿に赤蜻蛉が止まり、一緒に思い出された自分が12の頃に書いた「赤とんぼ」の俳句。
そして、それをこの詩の最後の締めに持ってきた三木露風のセンス!!
そんな想いを感じてこの曲を4番まで歌ってみると感動しますよネ!!
------------------
♪赤とんぼの発音
------------------
「あかとんぼ」
言葉だけで発音してみると「か」にアクセントを持ってきますよね。
「あかとんぼ」
でもこの歌は「あ」にアクセントがきています。
「あかとんぼ」
この曲が作曲された昭和初期の東京では「あ」にアクセントがついていたそうですよ。
------------------------------------------------
♪日本語のアクセントを尊重した作曲家 山田耕作
------------------------------------------------
山田耕作は日本語のアクセントを尊重して丁寧に作曲していた作曲家としても有名ですが、
この「赤とんぼ」はとても美しいメロディーが出来てしまったため、珍しくメロディー尊重の曲となった様です。
1番の詩のアクセント重視となり、2番以降の言葉達のアクセントは犠牲にならざるを得なかったのでしょう。。
良いメロディーが出来上がってしまったのだから、しょうがないですよね~
山田耕作の作品の中では異例な作品となります。
-------------------------------------
♪三木露風と山田耕作の命日が同じ日!
-------------------------------------
雑学をもう一つ。
三木露風は1964年の12月26日に交通事故によりお亡くなりになりましたが、山田耕作も翌年の同じ日12月26日にこの世を旅立たれました。
凄い偶然ですね!
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
そう言えば、「とんぼ」って漢字で書けます?
「蜻蛉」こう書きます。
なので「赤とんぼ」は「赤蜻蛉」
「あかとんぼ」「赤とんぼ」「赤トンボ」「赤蜻蛉」
どう書くかで浮かぶイメージが変わってきますよね~!
私はこういうところに日本語の魅力を感じています♪
赤とんぼを英訳すると
「レッド・ドラゴン・フライ」
・・・・・・
日本人が感じる叙情性を伝えるのはなかなか難しいかもですね。
♪夕焼け小焼けの赤とんぼ・・・
作詞:三木露風 作曲:山田耕作
詩は大正時代に書かれています。(幾度か改正されてます)
1921年(大正10年)童謡集『眞珠島』
後に、山田耕作によって曲が付けられました。
1927年(昭和2年)「童謡百曲集」第2集
現在は教科書「小学校6年」「中学1年」に掲載されています。
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♪作詞家 三木露風
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作詞した三木露風の心情や生い立ちが書かれています。
夕焼け空に舞う赤とんぼ。
しばらく眺めているうちに幼い頃を思い出す。
♪負われて見たのはいつの日か
漢字で読んでみれば「とんぼに追われた」わけでは無いことはわかりますが、
歌だけで伝承されていると、勘違いも起きている様ですね。
大人の方でも「とんぼに追いかけられたのはいつの日か」と思っていた方は大変多い様です。
「負われた」は「背負われた」という事。
誰に?
この答えは3番で明らかになります。
♪十五で姐やは 嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた
そう、「姐や」に背負われたのですね。
この「姐や」という存在。
私などは、まだぎりぎり両親や祖母から話を聞いてきているので、実際に体験していなくても子供の頃から認識はしておりましたが、今はなかなかピンと来ないかも知れませんね。
昔の日本にいた「子守」や「手伝い」をするために雇われた”幼いお手伝いさん”のことですね。
家が貧しいので学校も行けずに働きに出されました。
「守子さん」とも呼ばれ、幼い守子さんが歌う「守子歌」は日本の代表的な「子守唄」として今でも大変有名な歌が多いのです。
「竹田の子守唄」「江戸子守唄」などがそうです。
外国の子守唄の様に母親が我が子への愛情たっぷりに歌う歌と違って、何とも切ない歌詞やメロディーが多いですよね。。
話がだいぶそれてしまいました。。
そんな「姐や」は15歳の時にお嫁に行ったのでしょう。
その姐やの便りも無くなり、どうしているかな~、と懐かしく想い出していたのでしょうね。
昭和22年発行の「5年生の音楽」では、文部省は「15歳でお嫁に行く」という内容が、法律に反することもあり3番を省略いたしました。
しかし、この曲に3番なくては何も伝わりません。
そうです。
この3番がなければ1番の意味はわからないし、日本の歴史だってまた一つここで知る機会を失ってしまうのですから、この3番は知っていくべきなのだと思いますけどね。
現在では、小学校の6年、そして中学1年の教科書に1番~4番まで掲載されています。
年齢的に歌詞の理解度もちょうど良いでしょうね。
私が好きな箇所として4番があります。
この詩の最後の部分になりますが
♪夕焼け小焼けの赤とんぼ
とまっているよ 竿の先
この部分は実は三木露風が12最の頃に書いた俳句です。
夕焼け空の赤とんぼを見て、幼い頃を思い出し、姐やのことも思い出し、山の畑の桑の実を子籠に摘んだ遠い記憶が頭によぎり、そして、この詩を書いている今現在、ちょうど竿に赤蜻蛉が止まり、一緒に思い出された自分が12の頃に書いた「赤とんぼ」の俳句。
そして、それをこの詩の最後の締めに持ってきた三木露風のセンス!!
そんな想いを感じてこの曲を4番まで歌ってみると感動しますよネ!!
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♪赤とんぼの発音
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「あかとんぼ」
言葉だけで発音してみると「か」にアクセントを持ってきますよね。
「あかとんぼ」
でもこの歌は「あ」にアクセントがきています。
「あかとんぼ」
この曲が作曲された昭和初期の東京では「あ」にアクセントがついていたそうですよ。
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♪日本語のアクセントを尊重した作曲家 山田耕作
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山田耕作は日本語のアクセントを尊重して丁寧に作曲していた作曲家としても有名ですが、
この「赤とんぼ」はとても美しいメロディーが出来てしまったため、珍しくメロディー尊重の曲となった様です。
1番の詩のアクセント重視となり、2番以降の言葉達のアクセントは犠牲にならざるを得なかったのでしょう。。
良いメロディーが出来上がってしまったのだから、しょうがないですよね~

山田耕作の作品の中では異例な作品となります。
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♪三木露風と山田耕作の命日が同じ日!
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雑学をもう一つ。
三木露風は1964年の12月26日に交通事故によりお亡くなりになりましたが、山田耕作も翌年の同じ日12月26日にこの世を旅立たれました。
凄い偶然ですね!
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
そう言えば、「とんぼ」って漢字で書けます?
「蜻蛉」こう書きます。
なので「赤とんぼ」は「赤蜻蛉」
「あかとんぼ」「赤とんぼ」「赤トンボ」「赤蜻蛉」
どう書くかで浮かぶイメージが変わってきますよね~!
私はこういうところに日本語の魅力を感じています♪
赤とんぼを英訳すると
「レッド・ドラゴン・フライ」
・・・・・・
日本人が感じる叙情性を伝えるのはなかなか難しいかもですね。
♪Hiromi Music Room♪
ヒロミ ミュージック ルーム
住 所 : 茨城県つくば市高見原3-2-112
Tel : 080-4169-3964
メール : hiroy@indigo.plala.or.jp
ホームページ : http://hironns.sakura.ne.jp/
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1 ■信長さんの編曲版がいいですよ
ヒロミさん
「赤とんぼ」は世代、時代を超えた名曲ですね。この曲は、最近、信長貴富さんの編曲で新らしいエッセンスを加えられ、極上のコーラス曲となっているんですよ。とにかく信長版の「赤とんぼ」は感動します。涙が出ます。(歌が下手な人が歌えばダメですけど・・・笑)
震災など大変な1年でした。2012年が希望に満ちた年でありますことを!!