最後の最後で・・・③ | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

帰る日が近づいてきて

なかなか忙しくなって参りましたよ。。汗

とりあえずナミビア終わらせます!!!

 

これ・・

まだ続くんです。。涙

 

では続きを・・・

 

とにかく吐いて吐いて吐きまくった娘。

ごめんよ。。。

私のせいだよね。。

 

そんなことを思いつつ

私は娘の肩を抱き

一緒に空港の待合室で座っていた。。

 

すると吐ききったからなのか

娘は「お腹すいた。」

と言い出す。。。

 

この子。。。

実はよく吐く子なんだけれども

すぐに治るのも特徴。。。

 

そして、治りがけに

いつもお腹がすく。。

 

でも、今食べ物をあげるのは危険。。。

しかし、お腹が空いたと言っている娘に

何もあげないのも気がひける。。

ちょっとシンプルなものならば

大丈夫だろうと

パンの白い部分だけをあげる。。

 

少しずつ口にして

水分を含んだ。。。

 

それから少しして

元気になった娘。。。

 

その状態で搭乗手続きが始まり

飛行機に乗り込む。

 

ナミビアの空港は。。。

今までにない原始的な感じの空港。

 

空港とは名ばかりの

まあまあ広い空き地?に

飛行機が数台停まっていて

そこに歩いていく。。。

 

飛行場の中を歩くなんて。。。

バスで移動は何度もあるけれど

空港の離着陸するところ自体を歩いて回るのは

初めて。。。

 

さて、長いこと歩かされたが

ようやく飛行機に乗れた。。。

娘は意外にも元気そう。。

もっとぐったりするかと思いきや

スポーツドリンクとパンのおかげなんだろうか。。

 

最初のフライトはナミビアから

南アフリカのヨハネスブルグ。

 

飛行機が離陸して

その重力が気持ち悪かったのか

娘また嘔吐。。。

きちんと飛行機用のゲ◯袋を使って

吐ききった。。。

 

さっきのパンだな。。。

 

娘はこの後数回吐いた後

また空っぽになった様子。

 

私は

「お腹空くけど

食べないでおこう。

水分だけとって

ヨハネスブルグについて

気分が悪くなかったら

食べていいから、

それまでは食べ物を口にしないで

水分で頑張ろう」

と言ってみた。。

 

吐くのも体力がいる。。

なるべく吐かなくていいようにしてあげたい。

そうじゃないときつくなる。。。

 

吐ききってるので

後は落ち着くのを待つのみ。。

 

 

今思えばこの短いフライトだけは

救いだった・・・・。

 

 

さて、あっという間にヨハネスブルグについた。

 

乗り継ぎの手続きをする。。

あんなに苦労した出生証明証は見せなくてよかった。。

今回は。。。

 

さて、、、先に進むと・・・

きた。。。

この因縁の場所に。。。

 

全てを単品でチケットを取ってしまった私は

荷物を載せ替える作業を行きの飛行機でやったのだが。。

帰りはしなくていいことになっていた。

 

今回は搭乗手続きを

先にここでしないといけない。。。

それだけ。

席を確定させる。。。

 

では、前のような荷物の載せ替えはというと・・・

実はナミビアで荷物はドバイまでは

繋げてくれたのだ。

 

つまり、因縁のこの場所で

荷物の余計な手続きをしなくていい。。。

 

思えば、行きの飛行機で

ここできちんと乗せ替えられなかったから

私たちの旅はボロボロだったのだ。

腹たつな。。。

そんなことを思いつつ・・・

乗せ替えの場所にやってきた。。

 

そして、いた。。。

アイツ!!!!

 

行きの飛行機の時

荷物を乗り継がせて

乗せ替えたと

偉そうに言って

本当はやってなかった

全てをめちゃくちゃにした

あの時の男がいる!!!!!!

 

そう思うと体の底からムカムカが止まらない。

イラつく私。。。

 

しかし、この男、休憩に入ったようで

他の女性と交代。。。

 

嫌味の一つでも

言ってやりたいが、(⬅︎性格悪い。。。笑)

まあ、いなくなったものは仕方がない。

私たちの順番の時は

その女性だった。。。

あの時のアイツみたいに

オロオロ・もたもたしてない。。。

 

案の定、きちんと手続きを終え

全てが完了。。

 

難なく通過。。

 

ああ、帰りは調子いいのかも。。。

 

なんて浮ついていた私。。

娘もあれ以来吐いておらず

どちらかというと元気を取り戻した。

強い子だわ・・・笑

まあ、良くなったというより

免税品店に広がる

おもちゃ屋さんに釘付けで

気分悪くなる暇なし。

 

たくましい子ね。。。いろんな意味でね。。。

 

こうして、娘の体調がヨハネスブルグで

完全に良くなった。。

 

食べ物を与えても吐かないし、

もう、通常運転。。。

 

助かった。。。

 

これから長いフライトなのに

吐き続けたらかわいそうだ。。

しかし、もう大丈夫そう。。

 

さて、顔洗ったり

いろいろと長いフライトの準備する私たち。。

夫はヨハネスブルグの空港で

シマウマの丸々の革を

買うかどうか最後まで悩んでいたが

私が最後まで反対した。。。

 

もちろん!

シマウマの皮なんぞ

そんなものいらん。

 

さて、ボディングパスを終えて

飛行機に乗り込む。

が・・・なかなか出発しない。。

 

時間になっても

飛行機が出発する気配はない。。

 

おかしいな・・

そう思っていると

私たちの前の席に

家族が遅れて乗り込んできた。

「ああ、これだな。。」

そう思っていると。。

何やら喧嘩をしている。。。

ケンカの相手はフライトアテンダント。

 

荷物を載せ替えたとか

荷物が消えたとか

そんなことで揉めている。。

 

オイオイオイ

私たちと一緒のテーマじゃないかい。

 

そんなことを心で思いつつ

同情しつつ

彼らの執拗な攻撃で30分以上飛行機が遅れた。。

 

まあ、それはいい。

問題はここから。。。

 

この家族の家族構成を簡単に説明すると。。

南アフリカの人のよう。。

黒人お家族で

お父さん、お母さん、赤ちゃん

子供達4人。

の大家族。。。

 

とにかく騒がしい・・けども、まあそれはいい。

 

この家族の真の問題は臭いこと。

 

何かお菓子を食い散らかし食べ過ぎて吐く。。

床に。。。

そのまま放置。。

これで気分が悪くなる。。

 

それだけなら仕方がないかもしれないが

一番困ったのは・・・・

 

 

 

 

 

おなら。

 

おならが

家族全員止まらない。

しかも臭い。

不快な臭いが常に前からするので

気分最悪。。。

 

子供達も日本語で

「臭いよ〜マミー!」とな。

こんな時は日本語の方が都合がいい。。

 

おならも

お菓子の臭いも

ゲロの臭いも

そりゃ〜

すごかったが

なんとか持ちこたえた。。。

 

4時間。。。

 

 

で、やっと外の空気を吸えた時は

感動した。

空気って素晴らしい。。涙

 

ケニアの空港に到着し

飛行機でも異臭の話で盛り上がる私たち。。

 

ケニアでの待ち時間が長く

カフェで夕食をとり

次のフライトに臨む。。

 

娘は完全復活。。

元気いっぱい。

 

さて、ここから今度はドバイに。。。

ここのフライトが一番長い。

 

夫は大男。

一番辛いのは

足の収まる場所がないこと。

 

狭い場所は辛いので

今回、夫は子供達と一緒に座る。。

私の席を譲った。

子供達と一緒の方が

スペースが広い。。。

 

さて、そんな約束をしつつ

ケニアードバイ間の飛行機に乗り込む。

 

寝るぞ!

このフライトは夜中のフライトなので

寝る気満々。

 

私は飛行機の中に入る。

そして席に着くと・・

二人の男性が私の横に座った。

 

私は廊下側の席。

子供達と真横の席だから・・・。

 

私の席の横には2つ席があった。

つまり3席あるシートの廊下側。

そして、窓側には大きな男性だけど

細身の男性。

そして、真ん中には大きな男性で体格のいい男性。

 

これが・・・

乗った当初からもうすでに問題が明らかだった。

 

この真ん中の男性・・・

横に大きいから席に入りきれてない。

腕は席の外にしか置けないのだ。

 

で・・この人も必死で私に気を使っている。

私の席に行かないように

行かないように頑張るのだけれど

体は言うことを聞いてない。。

そんな感じ。。。

 

腕が私の席の半分ぐらいまで突き出てる。。

 

これが、わざとなら

私も文句を言う。

 

でも、見るからにわざとじゃない。

小さくなろうと

必死に腕をなんとかやってるが

どうしようもない。。そんな状態の男性に

文句言うほど私は意地悪くはない。

 

でも、脇に腕が当たるのは嫌だ。

だからと言って大柄の夫に席を譲ってもらうのはかわいそう。

子供は絶対座らせたくない。

 

ならば、私が我慢するしかない。

 

一晩中、私は座席の半分に必死にしがみついて

縮こまって寝た。。。

脇に常に他人の腕を感じながら。。

 

 

寝れるわけない・・・。

 

 

一睡もできなかった。

 

私もたいがい厚かましい女なので

これくらいのこと寝れるだろうと思いきや

全く寝れず。。。

腕が気持ち悪くて

仕方がない。。。

 

しかし、この真ん中の男性は

明らかに私より辛そう。。。

手を折り曲げて

両手を握りしめ

その手で両端のお客さんに

迷惑かからないように

祈るように上を向いて

汗だくだく。。。

 

できれば席を代わってあげたいが

知らない大男の男性に挟まれてす座る度胸は

いくら厚かましいアラフォーとはいえ

私にはない。。

 

そして、私が寝れない理由が

もう一つあった。。

それは・・・体臭。

 

みなさん、

お待たせいたしました。

世界の体臭のお時間がやってきました・・

 

私はこれまで

いろんな国で

この体臭について文句言い続けた

おばさんであります。。。

 

今回はアフリカバージョンということで。。

 

インド系の人の体臭はスパイシーな・・

いやオニオンを食べたんだな・・

という感じがはっきりわかる体臭で

刺すようにキツイことが多いという

私の評価です。笑

 

で。。アフリカはというと・・・

肉臭?

肉を食べたんだな・・・系統の体臭。

そして、洗ってない感じの匂いが

それに混ざってる

なんとも言えない臭い。

 

短時間で一気に気を失いそうになる

インド系の体臭に比べて

じわじわと効いてくる

ボディーブローのような

体臭?

気づいた時はノックアウト・・・

みたいな?

 

わかりづらくてすみません。。

 

とにかくやられた。。。

気を失うかと

思った。。。

 

ちなみに夫の体臭は

獣臭。。。

毎日何度も風呂入るのに

この獣臭。。

なんなんだろう。。汗

もう慣れたけどね。。

 

 

無臭な日本人だから

こんなことが気になるのかもしれない。

いや、

私だから気になるのかもしれない。

しかし、この日は気になるなんてものじゃなかった。

 

苦しい。

頭が痛くなってくる。。

 

しかし、隣の人も

前のおばちゃんも

みんないい人。

 

好い人んんだけど、

臭くて苦しい。。。

寝たいけどねれないし。

もう、、

気を失いそう。。。

 

そんな状態を7時間・・・

 

ようやくドバイに着いた時

あまりの辛さに

もう、朦朧としていた。。

 

ドバイの空港に入り免税品店の近くまで行くと

中東のあの、香水臭い匂いに

癒された。

 

香水嫌いな人もいるのだろうが

私は香水が好き。

あの匂いに耐えねばならないのなら

香水を死ぬほどつけて

くさい方がいい。。。涙

 

荷物の検査するおっさんまでいい匂い!笑

 

そんなこんなで

ドバイにいついて

ようやくほっとした私。。

 

息ができることを

喜びつつ

荷物の載せ替えをしていると・・・

横にある人がいた。。。

その人は見覚えのある人。。。

 

誰だろう・・。

そう思っていたら

夫がその人のところに

駆け寄っていったのである。。

 

 

 

 

 

 

 

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