今年思ったことといえば

『もう2度とバンドなんか組まない』

でした。


傷はまだ癒えなくて、
これからもトラウマみたいに残るだろうけど、

この夏は
『そんなことないぞ!人と奏でる音楽は素晴らしい』

と言ってくれているように、

沢山の友人達が、
常に音楽と共に私の側にいて励ましてくれる夏でした。


4月に風邪をこじらせて
声を失った3週間。


いたずらに傷ついて
話せる相手もいなかった時間を

ただ声を戻すことだけ考えて
じっとたえていた5月。


不安を募らせながらスタートさせた夏のツアーは北海道。

6月の北海道は雪が降った地域もあったくらい
何故か寒く
凍える日々の中で

私を受け入れて
一緒に歌ってくれた
北海道の大切な人たち。


ザ・ハイハッツ
という、意味不明なバンド名だけ決めて

何故かTwitterのアカウントまで作って


俺たちバンドメンバーだろ!


って、
意味不明な結束感がうまれた1週間の旅。

嬉しくて幸せだった。



そこから秋田に入って、
ライブやラジオにおわれていたけど
ここ秋田で口を開いたのが最初でした。


こんなことがあったよと


うっかり激ヤセした私の話を聞いてくれた
親せきのお姉ちゃんとお兄ちゃんみたいな2人。
遅い時間だったけど
ゆっくり話を聞いてくれたっけな。



少しづつ眠れるようになって
食べれるようになって
声も出るようになって

回復していくのが分かりました(笑)



7月に入って九州ツアー。


バルコニー改め?ヒロコニーとして
何ヶ所か演奏させていただきました。


事実、バンドは楽しくて
回を重ねるうちに、さっちゃんやためちゃんとのノリがわかってきて、とても楽しかったです。


チャリちゃんとも沢山話をして
日々が色付いていく感覚がありました。
とてもとても幸せでした。


沢山の出会いや刺激をくれた九州と広島。


体力も少しづつ戻っている気がしました。

ギター9キロ
スーツケース11キロ
手荷物10キロ+細々2キロ

常に持ち歩いてるわけですからね。
そりゃ体力つくわ(笑)



その後は7月末の関西、四国編。


居倉さんとのジョイントは
目をつぶればそこに見える
あの、音が結ばれた感覚が、今も忘れられずにいます。

はぁ。
居倉さんのギターにまた包まれたい。切実


夏の風に似合う四国は
いつも制作意欲を掻き立てるし
連日そばにいてくれた大切な人たち。

眠らない人が眠る姿を見れて
とても嬉しくなったりして。


そして8月の東北は
おかわりライブ!的なところもあったし

この夏、元気になった私をお披露目できたのが本当に良かった。



人にこれでもか!ってくらい
甘えて、甘えて、甘えて
それはそれはパワフルになっていく私でした(笑)



笑って一緒に音楽をしてくれた
私の大切な人たち。
それを『仲間』と呼ぶには
おこがましくて申し訳ない気持ちになる。


そのくらい、大好きで大切な人たち。


きっとこの、
屈折しまくったダメな私を
また生かしてくれるのも人だと思う。



一度に50枚ほどしかCDを持ち運べないわけなのだけど、
今回は毎回在庫が手元に残らないくらいお嫁に行ってくれて
すごくすごく嬉しかったです。


多分、
私、
ちゃんと歌えてるんだなぁと思いました。




ツアーの合間に栃木に戻り


練習したり
ラジオの収録したり
テレビの撮影があったり
PV撮ったり
教材作ったり
講師したり


それから...
時々介護の仕事をしました。



あ、そうなの。
私、こっそり介護を学びたくて
月に4回くらい介護の仕事をしてました(笑)



はい。
プロミュージシャンじゃなきゃできないこと。
音楽の次に、自分に向いてるなぁって思った
大切な仕事。

それもすごく幸せでした。


いつかまた、ステップアップしたいなぁって
そう思える大切な仕事だったので
思いっきり打ち込むために整理整頓。



夏のツアーは一旦終了で、
日付変わって8/29の
イオンモール小山さんでのインストアで
夏の締めくくりとなります。


介護も8月いっぱいでおしまい。



9月からはまた、気持ち新たにスタートします。


少しづつ、また
音楽と真っ向勝負です(笑)

先の話をしたら
鬼が私を笑うかもしれないけど

2018年4月で活動20周年

2019年12月でインディースでしたが
デビュー20周年


怖い。
時が経つのが早すぎて怖い。


オリンピックの年まで
サトウヒロコ、
しっかりと踏ん張ることにしました。


もう、期待を裏切るようなことしたくないので。



そんな気持ちを整えさせてくれた

今回の旅は、私の宝となりました。


こんな、クソほどの長文の

うぜークソばばあが語っちゃうくらいの


たまんねーーーーほど
かけがえのない宝となったわけです。




友人がこんなことを言いました。



『航海をするための船に乗れる人数は決まっている』



私はその話を聞いて

せめて、今私の船に乗ってくれた人たちだけは

振り切ることなく全員乗せて

この旅を航海してゆきたいと

そう思うのでした。




この夏の奇跡に
この夏の軌跡に
この夏の輝石に

心から感謝します。
ありがとうございました!



そして、
長文失礼しました。

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