松下政経塾その勢力と批判

菅内閣には、松下政経塾出身議員が4人入閣している。

留任の前原国交相・原口総務相に加え、玄葉光一郎政調会長、樽床伸二国対委員長、福山哲郎官房副長官、野田佳彦財務相など、政権中枢の要職を政経塾出身者が占めている。

松下政経塾は、現パナソニックの創業者である故・松下幸之助が1979年に設立した財団法人で、神奈川県茅ヶ崎市に約2万平方メートルの敷地を構えている。

松下が「新しい国家経営を推進していく指導者育成が、何としても必要である」との思いから私財70億円を投じた。

卒塾生は242人(うち女性31人)で、10年4月現在の塾生は 16人。

民主党の野田財務相と、自民党の逢沢衆院議員らが1期生だ。

塾生は3年課程。

前半は全寮制の生活を送りながら座禅や「人間観」、「国家観」などの講習を受け、生活費として月15万~20万円が塾側から支給される。

課程後半は、各地に散って自分のテーマに沿った実践活動を行い、最後は卒塾論集を作り、外部有識者に審査される。

最近の入塾希望者は1期5~8人が多く、やはり政治家志望が多いそうだ。

松下政経塾に関してはこのような批判意見も見受けられまる。

森田実氏は「過大評価されている」政治家養成機関として、ほかにライバルがいないから目立っているだけ」「エリート意識が高くて一般人を理解しないタイプも多い」と切り捨てる。

佐高信氏は「極めてタカ派で保守的な人物を輩出する有害な組織。社民党や共産党に所属する政治化がいないことを見ても分かる」と批判する。

前原誠司氏が民主党代表の時に起きた「永田メール事件」。

民主党を大ピンチに陥れ、BSE問題・耐震偽装問題などの諸問題を吹き飛ばした彼の責任は大きい。

そして、その後に民主党存亡の危機を救ったのが小沢一郎である。

前原氏は、その恩を忘れ、小沢批判など出来る立場ではない筈だ。

その前原と野田両氏が菅内閣において巨大利権
の閣僚ポストに就任している

同塾出身の地方議員、首長らも多く、彼らの間では国会議員を含めたネットワーク構築を望む声も多いという。

ネットワーク構築もよいが、人としての道を誤まっては、利益の相反行為はあっても、真の同士が集まることはないだろう。

以下、松下政経塾国会議員

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≪衆議院議員≫

民 主 党
○野田佳彦 - 1期生(千葉県第4区選出)
打越明司 - 2期生(比例九州ブロック選出)
松原仁 - 2期生(東京都第3区選出)
笹木竜三 - 3期生(比例北陸信越ブロック選出)
樽床伸二 - 3期生(大阪府第12区選出)
原口一博 - 4期生(佐賀県第1区選出)
三谷光男 - 4期生(広島県第5区選出)
武正公一 - 5期生(埼玉県第1区選出)
吉田治 - 6期生(大阪府第4区選出)
神風英男 - 7期生(埼玉県第4区選出)
谷田川元 - 7期生(千葉県第10区選出)
山井和則 - 7期生(京都府第6区選出)
勝又恒一郎 - 8期生(比例南関東ブロック選出)
玄葉光一郎 - 8期生(福島県第3区選出)
前原誠司 - 8期生(京都府第2区選出)
市村浩一郎 - 9期生(兵庫県第6区選出)
井戸正枝 - 9期生(兵庫県第1区選出)
本多平直 - 9期生(埼玉県第12区選出)
稲富修二 - 17期生(福岡県第2区選出)
城井崇 - 19期生(福岡県第10区選出)
森岡洋一郎 - 20期生(埼玉県第13区選出)
松本大輔 - 22期生(広島県第2区選出)
橘秀徳 - 23期生(神奈川県第13区選出)
三日月大造 - 23期生(滋賀県第3区選出)
神山洋介 - 23期生(神奈川県第17区選出)

自 民 党
逢沢一郎 - 1期生(岡山県第1区選出)
高市早苗 - 5期生(比例近畿ブロック選出)
河井克行 - 6期生(比例中国ブロック選出)
秋葉賢也 - 9期生(比例東北ブロック選出)
松野博一 - 9期生(比例南関東ブロック選出)
小野寺五典 - 11期生(宮城県第6区選出)

≪参議院議員≫

民 主 党
長浜博行 - 2期生(千葉県選挙区選出)
徳永久志 - 8期生(滋賀県選挙区選出)
福山哲郎 - 11期生(京都府選挙区選出)



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