ひろのひとりごと

日本は財政危機ではありません。
日本にはびこっている財政破綻論に異議を唱えます。
「日本経済が頂点に立つこれだけの理由」にて作家としてデビュー致しました。
※当ブログのグラフは自由に使って頂いて構いません。


テーマ:

増税と巨大な政府支出により社会主義化する日本
藤沢 数希

http://agora-web.jp/archives/1516268.html
安倍内閣は、2012年度の補正予算として20兆円以上もの緊急経済対策を発表している。リーマンショック直後の異例の緊急経済対策を除けば、史上最大の規模となる。これによりGDPを2%引き上げ、60万人分の雇用を生み出すという。こうした補正予算を含めて、29日午後に、政府は2013年度一般会計予算案を決定したが、とにかく財政出動で、景気対策をすることに重点を置いている。しかし、こうした財政出動による景気浮揚効果はコインの表側を見ているに過ぎない。コインの裏側は、最大規模の赤字国債の発行である。国債発行とは、将来の税金の先食いに過ぎない。そして、こうした財政出動は将来の景気の前借りなのである。いったい誰がこのつけを払うのか? いうまでもなく将来の納税者である我々だ。さらに驚くべきは、その中身だ。



その中身というのは以下の政策のことですが(過去の例も含んでいる)、ちょっと長いので全ては引用しません。
要約するとこんな感じ

・政府による補助金。援助。
・エコカー減税、エコポイント。
・官営ファンド構想。
・ルネサスの救済。 などなど

つづき

こうした政府支出の肥大化と増税は、非効率な政府をさらに大きくし、民間の活力を削いでいくことは明らかだ。官僚が金融機関やファンドを運営するなど、もはや日本は社会主義国に成り下がったとしかいいようがない。筆者は、日本が大変に間違った方向に進んでいると危惧している。目先の株高に喜んでいる場合ではない。


政府支出拡大は社会主義国家への道ですか・・・
でも、以前に何度も取り上げましたが、日本は世界で最も政府支出を拡大していない国です。

出典 IMF

この表は過去10年間の政府支出増加率の平均値を上位から並べたもの。
見ての通り日本の政府支出増加率はダントツで最下位です・・・。あまりに少なすぎて泣けてきます。

つまり、藤沢氏が言うように日本が支出を拡大すると社会主義国家に成り下がる事になると言うのなら、日本の何倍も政府支出を拡大している他国はすべて社会主義国家ということになってしまいます。

日本だけが政府支出を拡大して予算ジャブジャブになっているような印象操作は止めて頂きたいですね。


しかしまあ、私も含めてアベノミクスを支持している、推進している者は別に日本を社会主義国家にしたいというわけではないんですよ。

前のエントリーでも書いたのですが、日本は他の国に比べて明らかに政府支出を増やしていないので、他国並みのグローバルスタンダード(笑)な水準まで政府支出を引き上げましょうよ。と、ただそれだけ。

マスコミの言う『財政健全化』って何?

http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11461563075.html

>民間の活力を削いでいくことは明らかだ。

確かにそうです。
ですが、今の日本でその民間の活力を削いでいる原因は「非効率な政府」、「予算の拡大」ではなくて、「民間需要の縮小」にあると考えます。

これは、企業の設備投資の推移ですが、
※出典 2009年度国民経済計算(2000年基準・93SNA)


バブル崩壊以降トレンド的には減少を続けています。
しかし、2003年~2007年に再び投資が盛り上がっているのが分かると思います。

この原因はなんなのか?
小泉竹中構造改革の効果?

いやいや、違います。欧米の不動産バブルによる外需の増大です。

先ほどのグラフに輸出額の推移を追加すると、
この時期に輸出が大きく拡大しているのが分かります。

つまり先程の2003年~2007年の企業設備投資増大は、この外需を取り込むため、企業による投資意欲が刺激されたのが原因であると言えます。
その証拠に2008年の欧米の不動産バブル崩壊により、一気に設備投資が減っていますので、これが小泉改革の効果だったら外需が縮小しても投資が減ることは無かったでしょう。

で、私が言いたいのは2003~2007年は外需による設備投資増大だったのですが、これが別に内需であっても全然問題ないじゃないですかということ。


外需頼みの経済成長では海外の経済状況に大きく左右されることになりますが、内需ならば政府財政政策で増減させることが可能ですので、安定した経済成長が望めると考えます。

外需も内需も需要には変わりない。
なんで内需拡大政策が社会主義的なのか、民間の活力を奪うことになるのか・・・私には理解出来ませんね。

アベノミクス三本の矢の一つ「積極的な財政政策」は、財政支出を拡大し内需を喚起する政策。
喚起された内需を取り込むため、企業が積極的に投資を拡大しますので、必ずや日本の産業は復活を遂げることになるでしょう。

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