ひろのひとりごと

日本は財政危機ではありません。
日本にはびこっている財政破綻論に異議を唱えます。
「日本経済が頂点に立つこれだけの理由」にて作家としてデビュー致しました。
※当ブログのグラフは自由に使って頂いて構いません。


テーマ:

このテーマの記事一覧はこちら
国民経済、マクロ経済の記事一覧

GDPについて第3回目
前々回、GDPの三面等価の原則の説明をする時にこのケーススタディ1の図を使いましたが・・・・

 ※ケーススタディ1

ただ、このケースではAさん、Bさん、Cさんがゼロから付加価値を生み出しているということになってしまいますが。
普通はこうはなりません。

通常は何かを仕入れて、加工したり、サービスを付加して販売するという事になろうかと思います。
農家なら苗、肥料、土地を買ったりですね。


なので 売上 = 付加価値 = 所得 になるケースはほとんどありません。

そこで次のケーススタディ2では付加価値の積み上げについて考えてみます。

  図を保存

 ※ケーススタディ2

農家の人が野菜を作りました。(この農家の人は無から付加価値を生み出していることにします)

次にその農家が流通業者に野菜を500円で売り、農家の人は500円の所得を得ました。
そして、500円で野菜を売ったことにより500円の付加価値が生まれています。


次に流通業者が野菜を届けて、この野菜を700円で流通業者に売り(流通させ)ました。

この場合売上は700円なので流通業者の所得も700円か?というと農家に支払った仕入れ値500円があるためそうはなりません。

700円 - 500円(農家の生み出した付加価値) = 200円

つまり200円が流通業者の所得であり、流通業者が生み出した付加価値という事になります。


次に小売店が消費者に野菜を1000円で売って、売上1000円を稼ぐことになるのですが、小売店の生み出した付加価値と得た所得は。

1000円 -700円(農家と、流通業者の付加価値) = 300円  となるので、

300円になります。


この一連の流れで生まれる付加価値
農家が野菜を作る付加価値     ・・・ 500円
流通業者が野菜を届ける付加価値  ・・・ 200円
小売店が野菜を販売する付加価値  ・・・ 300円
合計 1000円 ← 生産面のGDP


また所得も同様に
農家    ・・・ 500円
流通業者  ・・・ 200円
小売店   ・・・ 300円
合計 1000円 ← 分配面のGDP


消費支出
消費者   ・・・ 1000円
合計 1000円 ← 支出面のGDP

と、見事にこの一連の流れの中でも「GDPの三面等価の原則」が成立している事がわかると思います。

つまり、我々が普段なにげなーく買い物時に支払っているお金。
今回のケースの場合、1000円には

農家が働いて野菜を生産した付加価値        500円
流通業者が農家から小売店まで輸送する付加価値   200円
小売店が消費者に商品を販売する付加価値      300円

これらの付加価値が積み重なったものですよという事。

またそれぞれの業者が付加価値を生み出した労働の対価の対価として所得を受け取っているということです。

消費したお金はこの世から消えて無くなったりしません。


また、付加価値とは労働によって生み出されるわけなのですが、働きたくても働けない経済状況というものが存在します。
それが今のデフレですね。

デフレは消費需要に対して供給があり余っている状態。
物が、供給が余っていると企業間の価格競争が激しくなりますし、消費者も選択肢が増えるためより安い物を求めます。

牛丼チェーン店の価格競争なんかが典型的なんですが。

つまり、先ほどのケーススタディ2の図でいうと、価格競争が激化して消費者が800円でしか買ってくれなくなる。
ということは、小売店、運送業者、農家は今までどおり働いていたのにもかかわらず、それだけ生み出される付加価値が、所得が減少してしまうことになります。

これは辛いですよね。
頑張って働いてもその労働に対する付加価値、評価がどんどん減っていくわけですから。


かといっても企業は、経営者は減少する売上の中からでも利益を出さなければならないので、社員をリストラするなりして調整せざるを得ない。

すると国民の所得が減って、購買力が減少し、消費需要が減る → 企業は価格を下げる → また所得が減る ・・・ 
これがいわゆるデフレスパイラル


このバカみたいなデフレスパイラルを断ち切り、国民が安心して職に就ける社会を実現させるための政策が国土強靭化法による政府支出拡大政策。

アベノミクスなわけです。

ちなみにアメリカのエコノミストはアベノミクスを評価している様ですね。
また、白川総裁をボロクソに貶していますw

世界のエコノミストはアベノミクスに満足=WSJ調査
http://p.tl/Q9Da
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が先月、米国を中心とするエコノミストに世界の5大中央銀行総裁の格付けをしてもらったところ、日本銀行の白川方明総裁は圧倒的最下位となった。シングルAの評価を得られなかったのは白川氏だけだ。4分の1のエコノミストがBを付け、残りはC、D、Fのいずれかだった。
(中略)
ただし、この調査が実施されたのは21~22日の金融政策決定会合の前だ(日本経済の前向きな変化を主張するどの記事にも何らかの『ただし』が必要だ)。今回の会合には広く期待が寄せられており、日銀ウオッチャーは安倍氏からのプレッシャーを受け、今回は大きな変化があるだろうと心から期待していたが、日銀はまたもや彼らを失望させる方法を見いだした。




このテーマは三橋氏の「明るい経済教室」をベースに拡散の意味も込めて書いています。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。もしよろしければクリックをお願いしますm(__)m
当ブログのデータ保管所を作成しましたのでよろしければご利用下さい。
ひろのひとりごとデータ保管所


AD
いいね!した人  |  コメント(10)  |  リブログ(0)

山本博一(ひろ)さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。