ひろのひとりごと

日本は財政危機ではありません。
日本にはびこっている財政破綻論に異議を唱えます。
「日本経済が頂点に立つこれだけの理由」にて作家としてデビュー致しました。
※当ブログのグラフは自由に使って頂いて構いません。


テーマ:
どうしても貿易赤字の原因は日中の関係にあると言いたいようです。

昨年の貿易赤字は6.9兆円と過去最大 半分以上が中国分
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130124/fnc13012409240002-n1.htm
財務省が24日発表した2012年の貿易統計(速報、通関ベース)は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が6兆9273億円となった。赤字額は前年に比べ2.7倍に増え、過去最大になった。
 赤字額は1980年の2兆6129億円を超え、過去最大となった。
 輸出が船舶や半導体などの電子部品が前年比2.7%減となり、その一方で輸入は天然ガスや原油などのエネルギーを中心に3.8%増加した。
 国別では米国は貿易黒字が拡大したが、EUが初の赤字となった。アジアは貿易黒字が縮小。
特に反日運動の影響が大きく出た中国向けは前年の2倍の3兆5213億円と、過去最大の赤字となった。貿易赤字全体の半分以上に相当する。


>中国の赤字額は貿易赤字全体の半分以上に相当する。

こう言われてしまうと、ほとんどの人が

「貿易赤字額のシェアの半分が中国なのか・・・日中関係をこじらせるのは良くないな」
と考えてしまいかねません(-_-;)

というわけで実際はどうなっているのか、ジェトロからデータ引っ張ってきて確認してみましたが、
出典:JETRO

この表は収支赤字となった貿易相手国だけを抽出したものです。(※1~11月の合計。ジェトロにはまだ12月のデータがない)

見ての通り、貿易赤字額トップは中国ではなく、サウジアラビアが1位です。
というか中国が貿易赤字の半分に相当する~ と言うのなら。
サウジアラビア、オーストラリア、アラブ首長国連邦、カタールも半分くらいだと言わなければフェアじゃありませんw

まあ、これは考えてみれば当たり前で、貿易黒字の国もあれば赤字の国もありますので、

赤字の貿易相手国の収支合計 = トータルの貿易収支赤字  にはなりません。

なので 「中国の赤字額は貿易赤字全体の半分以上に相当する。」 ←これは余計な一言でしょう。
勘違いする人が出ますよ。


また、日本は中国との直接取引以外に、香港経由での取引もあります。

だから真の中国との貿易収支は香港の収支と合算したものでなければなりません。
実際に計算してみますと。

      輸出       輸入       収支
中国  133,714,732  173,902,991   -40,188,259
香港  37,986,174   1,385,376     36,600,798

真の中国との貿易収支 = -3,587,461 [1000ドル] (※2012年1~11月)

となり、先ほどの表に当てはめるとナイジェリアの下くらいになります。18位くらい?

まあ、中国の赤字拡大額は大きいのは確かなんだけど、この記事の見出しはどうなのかなと。


あと、ついでに前年同期比での輸出(輸入)増減率を調べてみたのですが (貿易シェアが0.5%未満の国は除外しています)
 グラフ保存
出典:JETRO


輸出減少率の大きい国に、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スイスなどの欧州勢が多く目立つ。

これは欧州の景気の減速も影響していると思いますが、輸入も増えていることを考えると、はやり円高ユーロ安の影響ではないかと思います。
2011年と2012年とではユーロとの為替相場は約10円近く違うわけで、この差は大きいと思う。
私もイタリア、イギリス相手に貿易赤字になっているとは思っていませんでした・・・

でも昨年末から一気に円安にシフトしましたので、これらの貿易収支は改善に向かうでしょうね。

要するに中国に配慮してアベノミクスを逡巡するよりも、アベノミクスを推進してデフレを脱却し円高是正する方がはるかに日本の国益に叶うことになります。

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