ひろのひとりごと

日本は財政危機ではありません。
日本にはびこっている財政破綻論に異議を唱えます。
「日本経済が頂点に立つこれだけの理由」にて作家としてデビュー致しました。
※当ブログのグラフは自由に使って頂いて構いません。


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ひろのひとりごとデータ保管所
※まだ今年に入って作成したグラフしか置いていません。随時追加します。

さて、この件、竹島の式典の時と同様にネットで荒れているんだろうな・・・

「アベノミクス」か「アベリスク」か
2013年の市場視線は長期金利へ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20121228/241684/?ST=politics
 前略
国債市場に強まる「アベリスク」への懸念 そこで忘れてはならないのが政治・政策の変化に対する市場の反応だ。市場は、政策結果が実体経済において生じる前に思惑や予想で動く。年末に、期待値だけで株価が上昇し円が売られたように、長期金利も理論的帰結ではなくまず市場心理で動く。それを2013年の収益源として虎視眈々と狙っているのが海外のファンド勢だ。
 1990年代にGDP比の日本の債務残高だけを見て国債売りを仕掛けた彼等は、一敗地に塗れることとなった。
実際のソブリン・リスクは「GDP比の債務残高」では計れない。歴史を振り返っても、債務残高がGDPの何パーセント以上になるとデフォルトするといった尺度は無い。GDP比80%程度でデフォルトに瀕した1998年のロシアのような例もある。
 財政リスクを判断するのにまず重要なのは、
単なるGDP比の債務シェアではなく税収に占める利払い費のシェアである。この意味では、日本は超低金利に救われてきた。現在の日本の利払い費は10兆円程度であり、税収額の約25%である。5~10年後のリスクは高いと言わざるを得ないが、目先ギリシャのように財政破綻する可能性は小さい。
 だが今回、投機筋に付け入る隙があると思われるのは、これまで無防備なまでに国債を積み上げてきた邦銀勢に、国債への警戒感が強まっていることである。株式市場は「アベノミクス」を歓迎しているが、国債市場にはさすがに「アベリスク」への懸念が強まっている。先物の売り仕掛けに、自信を持って買い向かうことができる投資家が、日本にどれだけいるだろうか。逆に、銀行などの狼狽売りを誘うだけになりはしないだろうか。


>実際のソブリンリスクは「GDP比の債務残高」では計れない。 
これは正しいと思いますが、

>財政リスクを判断するのにまず重要なのは、単なるGDP比の債務シェアではなく税収に占める利払い費のシェアである。
これは違うでしょう。


アイルランドやアイスランドは財政収支黒字で破綻しましたし、97年のタイや韓国は政府債務対GDP比で10%台で破綻しました。
これらの国は税収に占める利払いの比率など雀の涙ほどでしか無かったはずです。

ではなぜ破綻したのか?
原因は多額の外貨建て(共通通貨建て)債務を抱えていたため。外貨建て債務は為替の変化によってその負担が大きく変動しますからね。
もし、通貨安に触れてしまった場合負担が増大しますので、デフォルトを起こすリスクが大きくなります。

※参考までに
過去の国家財政破綻例その2 アイルランド
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11140566095.html

過去の国家財政破綻例その3 韓国
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11148261403.html

財政黒字で破綻した国【アイスランド】
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11417560705.html


特にアイスランドは民間がGDP比600%という途方も無い額の対外債務を抱えていました。(ユーロ、ポンド建て)
この様な状態では外資がちょっと売りをかければたちまち吹っ飛んでしまいます。

事実アイスランドの破綻は一瞬の事でした。政府の利払いなんて関係ありません。

また、記事中にロシアの例を挙げられていますが、ロシア政府債務の半分以上がドル建てで、ルーブルは20分の1程度に暴落してしまった。
つまり、国債の債務負担が一気に20倍に膨れ上がったわけなので、これではデフォルトするのも当たり前です。
(しかも残りのルーブル建ての国債も為替予約がされていたため、実質外貨建て債務と同等)

翻って日本はどうかというと、世界一の対外純資産国です。
外貨建て債務どころか対外資産を大量に保有している。

果たしてこんな日本を売り崩せるでしょうか?

それに国債金利の上昇ですが、日本の場合国債金利が低位で推移している理由は国内に有効な投資先がなく、資金需要が低いためです。
だからダブついたお金が国債購入に向かっているわけですので、国債金利が上昇する=国債が売られる状況になるという事は、国内市場の資金需要が復活したという事になります。

つまり好景気ですね。それの何が問題なのか私には良くわかりません。

金利が上昇したら利払いが増えると言っていますが、政府の利払いを受け取るのは民間です。この世から消えてなくなるわけではありません。

だから?という話でございます。

それに景気が回復したら政府が持っている債券価値や配当金、利息収入も増えますので、トータルの利払いはそれほど増えるわけではありません。
2005~2007年のGDP成長局面では政府の利払いはマイナス(つまり、収入の方が大きい)になっていますし。

ちょっと過去記事を引用

国債金利上昇は悪いことか?
http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11431352957.html
『金利が上昇すると利払い費として出ていくお金だけではなく、当然入ってくるお金、政府の利息収入も増えます。政府が保有しているのは負債だけではありません。 500兆円近くの金融資産、580兆円の非金融資産(土地、施設など)をもってます。 
 グラフ保存
※出典 国民経済計算確報

現金・預金            79.2 
貸出                    31.8 
株式以外の証券    127.9 
株式・出資金         114.1 
その他の金融資産  140.8 
-------------------------------
金融資産合計      493.9  兆円

非金融資産    579.3  兆円

金利が上昇すればこれらの資産からの上がり(利息収入)も当然増えるはずです。
(非金融資産からの家賃収入などはそれほどでもないと思うが)

そこでOECDのサイトには各国政府の利払い収支対GDP比の統計データがありますが、これから日本政府の利払い収支額を計算してみます。
(利払い収支= 利払い費 - 利息収入)

 グラフ保存
※出典 利払い費・・・OECD
      名目GDP・・・IMF

なんと、2006年と2007年は利払い費がマイナス。つまり利払い費を利息収入(所得収入)が上回ったということです。

この時期何が起こっていたのか? もう言わなくても分かりますね。欧米の不動産バブルに乗っかった経済成長です。 (実感なき経済成長と言われますが)

つまり経済成長してしまえば利払い費については問題にはなりません。


利払い費は円建て、受け取るのも国内金融機関。
たとえ利払いが増えたとしても国内でお金が回るだけですので何も問題はありません。

つづき

また欧米諸国が財政緊縮とは言わないまでも財政赤字削減へと舵を切ったのに対し、最も真剣に債務問題を取り組むべき日本が財政赤字拡大への道を進もうとしていることに、市場は極めて強い関心を抱いている。あまり考えたくもないが、日本にさらなる大震災が発生すれば、公的債務残高が一段と増加することはほぼ確実である。日本はそんなリスクも考えていないのか、といった声はチラホラと筆者の耳にも入ってくる。
日本国債は依然として国民のカネで支えられているから大丈夫、という声もあるが、そのロジックは怪しいものだ。国内消化が90%以上というのは事後的に観測された結果に過ぎず、安定化の要因とは断定できないからである。国債市場には、漠然とした日銀や日本経済への信認(あるいは誤認)が働いているにすぎない。


前にも書きましたが世界で最も厳しい緊縮財政を行なっているのは我が国日本です。

日本は世界一の緊縮財政国家

http://ameblo.jp/hirohitorigoto/entry-11435538686.html

>日本にさらなる大震災が発生すれば、公的債務残高が一段と増加することはほぼ確実である。日本はそんなリスクも考えていないのか、といった声はチラホラと筆者の耳にも入ってくる。

アホか。怒りを通り越して呆れてしまいます。
だからこそ国土強靭化を進めなければならないでしょうが。

人の命より国家の財政、カネの方が大事なのか?もう人殺しと批判されても仕方ない発言でしょうコレ。

あと、国債の90%が国内で消化されているから大丈夫論。

しかし我々はこれを根拠に「日本は破綻しない」と言っているわけじゃない。
前述しましたが、外貨建て債務を持っていないから破綻しないと言っています。

過去に破綻した国のそのすべてが「外貨建て債務」によるデフォルトですからね・・・
自国通貨建ての債務なら自国通貨を刷ればデフォルトはあり得ませんので当然です。

一部例外として国内の生産供給不足による超インフレでの破綻がありますが、日本の今の状況を考えて下さい。
供給過剰、需要不足のデフレです。

つまりインフレ余裕が高い=通貨発行余力が高いということになりますので、

対外純資産世界一
外貨建て債務なし
インフレ余裕が世界一

日本は世界で最も破綻のリスクが低い国という事になります。

だから「財政危機になるから成長は諦めろ」は明らから間違いで、むしろ成長を否定することが日本の将来の「財政危機」を現実のモノとします。これについては次回説明します。

まあ、でも当ブログで繰り返し言っている事なのですが・・・(´・ω・`)
もうウンザリなんですけど、相手が繰り返し言ってくる以上、こちらも繰り返し主張し続けなければなりません。

皆様どうかお付き合いをお願い致します。

でも、『実際のソブリンリスクは「GDP比の債務残高」では計れない。』 この言葉を破綻論者の口から引き出せただけでも一歩前進かな。

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