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2010-01-09

「住宅ができるまで」12-地縄と基礎

テーマ:住宅ができるまで
「住宅ができるまで」12-地縄と基礎

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着工後に敷地で最初にやること

敷地の中でどの位置に建物を置くか、という確認です。

もちろん設計図上で位置は指定しているのですが
現場で外形線を出して確認をするわけです。

この建物の外形線(普通は通り芯という壁の基準線)を
ヒモで出すのですが、これを「地縄」といいます。

$建築家 廣部剛司 /日々の断章

写真は『黒箱-渋谷H』の現場で地縄の確認をしているところです。

そして地下部分や基礎の工事に入ります。

$建築家 廣部剛司 /日々の断章

写真は基礎の配筋が終わり、コンクリートを打つ前に
構造家の検査を受けているところです。

RC造の場合はこの上にまたコンクリートを重ねていきます。

鉄骨や木造の場合は文字通りこれを「基礎」として
上屋を建てていくわけです。

このような作業が現場で行われている間に
上部の構造やサッシュ、造作家具など細かい打合が
工務店との間で続いていきます。
2009-12-14

「住宅ができるまで」11-地鎮祭と工事契約

テーマ:住宅ができるまで
「住宅ができるまで」11-地鎮祭と工事契約

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さて、工事契約の内容も決まり
確認申請もおりると、いよいよ「着工」です。

お日柄を選んで地鎮祭を行います。

上棟式は行わない場合、簡易化する場合などありますが
今のところ地鎮祭は100%行っています。

これから建築をするにあたり、土地とそれをおさめる神様に
ご挨拶をする。

実際の式典もなかなか厳かで、よいものです。

$建築家 廣部剛司 /日々の断章


四方を清めた場に
神主さんが神様をお迎えして
祝詞をあげます。

そして、草を刈り取り、鍬(くわ)を入れ、鋤(すき)でならす

それを設計者、建て主さん、施工者の順番におこないます。

そうして、神様立ち会いの下
最初の一歩が共同作業として刻まれるわけです。

お日柄がよいことと、建て主さんにお忙しい方が多いので
かなりの頻度で同日に工事契約も交わします。

こちらは、設計図面とその金額内訳(見積書の内容)
そして工事契約の約款がセットになったものを交わすことで行われます。

ここから竣工までは施工者が加わり、3者での共同作業となっていきます。

$建築家 廣部剛司 /日々の断章

写真は『海辺の家』の地鎮祭準備が整ったところです。

背景が海であるこの建築の地鎮祭は
とりわけ印象に残っています。

2009-11-28

「住宅ができるまで」10-確認申請

テーマ:住宅ができるまで
「住宅ができるまで」10-確認申請

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確認申請」はこの内容で建築工事をしたいのですが
よろしいでしょうか?

という申請を役所(又は民間の審査機関)にするものです。

$建築家 廣部剛司 /日々の断章-渋谷201
2007年6月20日に建築基準法の改正が施行されたことで
それ以降、申請の手間と時間がかなり取られることになっています。

このとき、全国的に建設業の円滑な業務遂行が妨げられ
景気減速に日本が陥りました。
これを「建基法不況」と呼ぶこともあります。

構造計算書偽造問題が発端になったわけですが
実はそれによって申請手数料も増え、着工までの時間もかかるため
建主さんの費用負担が増えてしまったことはあまり知られていないかもしれません。

現在は少し円滑に動くようになった感じですが
それでも意欲的な構造にチャレンジするときに
「適合判定」という別ルートを強いられたりするために
その時間と費用負担から設計が安易な方向へ行きやすい
という状況はかわりません。

基準法の改正以来、設計内容によってこの部分の作業が
大きく違ってしまうために
本契約とは別に確認申請の作業を精算しています。

少しでも、「つくる」という本質的な行為に
影響を与えない法律であってほしいと願う日々です。

...ともあれ、工事契約の内容が決まり、確認申請がおりると
「着工」できるということになります。

$建築家 廣部剛司 /日々の断章-Barcarolle

Barcarolle

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