皆さん、地上波デジタル放送ってご存知ですか?
最近は、時代の変化が激しく、新しい言葉がどんどん出てきて、結構、とまっどったりしますよね。判っているようで、実は判ってなかったりする「言葉」が、最近とても多いです。笑
今日は、そんな地上波デジタルの現状を、簡単にご説明します。
先日、地上デジタル推進全国会議
から、日本における今後の地上波デジタル放送、携帯電話向け地上波デジタル放送(ワンセグ)についての、今後のロードマップ(施行計画)が発表されました。
一般の家庭用テレビ向けの、地上波デジタル放送は、2003年12月より三大広域圏(関東・中京・近畿)で開始されており、今月中(2005年12月)には全国24都府県が対応、地上デジタル放送が見れる受信機も、約600万台に達するなど、着実に普及が進んでいます。
▼ 今後の地上デジタル放送の普及予測
(クリックすると大きなグラフが見れます!)
出典:地上デジタル推進全国会議
デジタル放送推進のための行動計画(第6次)
ただこれらの数字だけ見ていると、順調にアナログからデジタル放送への
移行が進んでいるように見えますが、実はそのウラにはまだまだ問題が
山済みです。
一番の問題は...
2011年のアナログ放送の中止!
であり、何が問題かというと、残された時間はたったの 6年しかなく、地上デジタル放送が開始された当初は、2011年なんて「ずっと先のお話」という感じでしたが、あらためて 6年と聞くとなんだかもうすぐそこという気がしてきます。
統計によると、アナログ放送の停止が 2011年だと認識している視聴者は
全体の1割以下だそうで、これは、かなりの問題であり行政機関や放送関係者がもっと「国民に対する告知」を適切に行うべきだと感じています。
そして、私が一番気になったのは、現在、販売されているテレビ(受信機)が、いまだに、デジタル対応テレビよりも、アナログ対応テレビの販売台数が上回る状況だということです。
テレビの寿命は一般的には10年程度といわれているので、今日買ったアナログ受信テレビ(一般の普通のテレビ)は、あとたった6年でそのままでは使えなくなってしまうのです。
もちろん、専用のデジタル受信機を「後づけ」で購入する事も可能ですが、
できれば、初めからすっきりとデジタル受信機が内蔵されているほうが、
どちらかといえばスマートです。
これらは、現在のアナログ受信テレビと、デジタル対応テレビの価格差に問題があるのかもしれませんが、今後、新たにテレビを買い変われる予定の
ある方は、このアタリをよく検討されてから、購入する事をオススメします。
私の個人的な考えでは、アナログからデジタルへの
切り替えを行う上で大切なのは、
◎ デジタル放送環境インフラの整備
行政や放送局などが一丸となり、出来る限り早いスピードで、
地方都市までをくまなく網羅する必要があります。
◎ デジタル受信機の普及
メーカーなどの努力により、より廉価で高品質なデジタル対応テレビや、
受信機(チュナーやセットボックス)などの開発。
◎ 国民の理解を得る
国民への普及、認知度をあげるために、行政や放送局などによる、告知活動・キャンペーンなどの実施と、気軽に質問や相談などが行える「場」(相談窓口やネット相談)の提供。
などが、残された時間の中で、スムーズかつ速やかに移行を
実行するための必須項目であると思います。
先日、「最前線∞通信」の龍司さん
の記事
にもありましたが、在京5局が
電通と組んでネット放送事業を開始するなど、今後の放送事業の領域は
ますます広がってきます。
もちろん、これらの次世代放送には、サーバー型放送とよばれる、ビデオ・
オン・デマンド(VOD: Video On Demand)の対応もふくまれており、これらは
視聴者にとってとても有益なサービスです。
ビデオ・オン・デマンド
これは、番組のコンテンツをサーバーに格納しておいて、視聴者が見たいときに見たい番組を見れるもので、従来型のテレビ放送での必然的な欠点であった、 「放送スケジュールという時間軸に視聴者が縛られる」という構図が一気に解消されるものです。
USEN
が運営している人気ネットテレビ Gyao
も、時間軸に左右されない、
視聴者が見たいときに見たい番組を見れる ビデオ・オン・デマンド放送と
いえます。
これからの情報化時代、人間の行動は、皆さん平等に24時間というリミットがあり、「なにを見たり・読んだり・聴いたり」するのかという選択が、ますます
重要なファクターとなってきます。
そういった中で有益な放送コンテンツを、自分の自由な時間で見れるというのは、とても素晴らしいことですね。
私は、早く全ての放送が、オンデマンド型になることを、
とても楽しみにしています。
最後にもう一言だけ...
地上テジタル放送などが始まると、その高機能さゆえに、テレビなどの受信機やリモコンの操作がますます難しくなりますが、是非、高齢者やハンデキャップをもたれる方々に「やさしい配慮」のある、各種ハードウェアの開発を
メーカーの方にはお願いしたいところです。
次回の記事では、地上波デジタル放送の携帯電話版、
通称「ワンセグ」と呼ばれるものについて、お話したいと思います。
この「ワンセグ」、実はIT業界の方でも、結構、
「なんだかよくわかんないんだよね~」と言われる方が多いので。 笑
前回の記事でご紹介した、
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