TAK House 完成!

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宮の森のTさん宅がお引渡しとなりました。

Tさん宅は自然豊かなとても恵まれた敷地で、2階のリビングからは四季折々の山の彩の移り変わり、北向きの窓からは札幌の夜景が、そして浴室からは小鳥のさえずりや小川のせせらぎが聞こえる。。。という羨ましい限りです。

ここに至るまでに、プランは何度もTさんご夫妻と検討を重ね1/100模型だけでも6個以上は作りました。

ゾーニングのポイントは、”眺望”と”導線”

”眺望”は、いかにこの環境を建物の中から楽しむことができるか、いつもながら既設の住宅を解体する前に屋根の上に上がり360°写真を撮影しました。

隣地住宅の配置とその窓の位置は大きく影響しますので、見せたくない面(見られたくない面)、朝日の入り方、薪ストーブと窓との位置関係、もちろん光(直接光、関節光、反射、、)と風の流れなども考慮しています。

2階リビングの住宅では眺望や日当たりには有効なのですが、外(庭、遊び場、物干し場、アウトリビング・ダイニング、、、)との関係が希薄になりがちです。そのため大きなバルコニーを設けることが多いのですが、ここでは2台分の車庫の上をすべてそのバルコニーとすることを提案しました。3方向は視線を遮るための外壁を立ち上げ椅子やテーブルのしまえる物置や外部流しもついています。外でのバーベキューの頻度も多くなりそうですね。

”導線”は、奥様とキッチン⇄水回り、寝室⇄クロゼット、シュークローゼット⇄玄関等、十分に話し合いTさんご家族の生活スタイルに合わせたレイアウトになりました。

フルオーダーのキッチンです。奥行きも長さもたっぷり。


ダイニングからキッチンにつながる収納

床は、ナラの無垢材。扉、造作収納の扉はウォールナット材を使用しています。

建築:小武建築工務店 (担当:小武専務)
電気:工藤電気    (担当:工藤社長)
設備:サトウ設備   (担当:佐藤社長)
暖房:平鍋設備    (担当:平鍋社長)

今回の工事にご協力いただいたみなさん色々とありがとうございました。次回もまたよろしくお願いいたします。

竣工時の写真は、どことなくクールな感じがしますね。私は住宅は、お引き渡しした時が”完成”ではなく、家具が入り、植物を置き、絵を飾り、生活をして、色が馴染み、匂いがつき、キズがついたり、そしてだんだんと完成してゆくのではないかと思っています。

時が経つほど深みが増すT邸をみなさんと一緒に心を込めて作りました。これからはTさんが”完成”に向けて使い続けてください。きっと温かみのある楽しい家になると思います。

Tさん、長いようであっという間の打合せ期間でしたね。本当にありがとうございました。これからも、いつでも気軽にご連絡ください。


金田博道建築研究所株式会社
金田博道



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