在留資格変更許可申請、在留期間更新許可申請で不許可になった場合のお話です。
 今回は審査中に在留期限が切れてしまっている場合、不許可になったらその後どうなるのか説明してみます。

 例えば3月31日が在留期限の人が、2月10日に在留期間更新申請を行いました。
※以下の日付はあくまで「例」です

■2月10日 在留期間 更新申請を行う
   ↓
 (審査中)
   ↓
■3月31日 在留期限が到来 (まだ審査中。このまま日本にて大丈夫です)
   ↓
 (審査中)
   ↓
■4月20日 結果を伝えるので入国管理局に来てください、と言う郵便が届く
   ↓
■4月24日 入国管理局へ行くと、申請の「不許可」が通知され、
         出国準備期間として30日間の「特定活動」の
         在留資格に変更(
   ↓    
■5月24日 新たな在留期限(この日までに「再申請」することも可能です)

 以上のように、審査中であれば在留期限が切れても大丈夫ですし、その後、不許可になった場合でも即、帰国しないといけない、と言う状況にはなりません。


 実際には、4月24日に不許可を通知された際、2つの選択肢が与えられます。
(1)この結果は受け入れられないと、裁判を起こす
(2)出国準備期間として30日間の「特定活動」の在留資格に変更してもらう

 どちらでも良いのですが、(1)を選ぶと、その時点で在留期限が切れたことが確定してしまい、「不法残留」者として収容(!)されてしまいます。
 そして退去強制手続きが始まり、その間に裁判(行政訴訟)を起こすことになります。

※変更申請・更新申請は、入国管理局にかなりの裁量(※許可にも不許可にも出来る幅)が認められてますので、裁判で勝つのはかなり難しいです。

 従いまして、通常は(2)を選び、上記の例のように30日間の出国準備期間をもらう形になると思います。

※さらに細かいことですが、(2)を選ぶと今度は裁判を起こすことが出来なくなります。なぜなら申請に対する「許可」(30日間の「特定活動」への変更許可)を受けてしまっているからです。
※※裁判(行政訴訟)は不利益処分(=不許可)に対してしか起こせません


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