平野剛 オフィシャルブログ

長崎市議会議員 政務調査活動 平野剛


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3月議会の目玉議案であった表題については、その議案の継続審査、それに係る予算を削除するに至りました。

前もって私見を申し上げます。
公会堂の廃止案については賛成。
市庁舎建設も賛成。
MICE施設建設も賛成。 
であります。

しかしながら、今回は私も全て市の提案を退ける立場に立ちました。
一見逆行する決議をした訳ですが、その理由を説明します。

全て関連した理由ですので、一括して申します。

まずMICEですが、長崎市は5000人収用の規模の施設を、60~70億円かけてまず土地を購入し、140~150億円の施設を建設しようとしています。
人口減少していく中、外から人を呼び込み、交流人口を増やそうとする事に関しては大賛成で、MICE施設が長崎にあった方がいいか、なかった方がいいか、という選択においては、あった方がいいに決まってます。
しかし、その規模と予算の負担、その後の維持費に関しては、慎重な判断が求められます。
行政サイドは、これにより年間59万人が訪れ黒字になると試算しています。
果たして可能でしょうか?

先日、仙台のMICE施設へ視察しに行ってきました。
東北の中心で100万人を越える人口を持ち、バックには東北大学を抱えて運営していましたが、規模は1000人規模、年間20万人の来場で、年間2~3億円の補填をしているそうです。

長崎市は、これを大幅に上回る人を毎年呼び込めるのでしょうか?

また現在、各都市でMICE施設の建設が行われようとしており、にわかにMICEブームとなっています。
長崎県内でもハウステンボスが検討に入っています。

長崎市のMICEは他都市をさておき、誘致に勝てるでしょうか?

また59万人の来場を見込んでいますが、いかにもその数が新規で外から来るかの如く説明されていますが、実際はほとんどが、長崎市の公会堂・ブリックホールの利用者の移動に留まらないのでしょうか?

そうなると、ブリックホールは成り立つでしょうか?
公会堂は?
益々公費を投入する事となります。
行政サイドの説明は、その点については縦割り行政の象徴で、所管が違う為、一切考えていません。
仮にMICEが黒字になっても、他の施設が益々赤字になり、結局何の為に建設したのか分からない結果になりはしないでしょうか?

このような検討をした中で、公会堂はどうすべきか?
ブリックホールの今後は?
そしてその中で、長崎市の身の丈にあったMICE施設はどの程度なのか、という展開になるべきだと思います。

しかしながら、今回の公会堂廃止案は、単純に市庁舎をそこに建てたいというだけで取り壊す議案が上がり、その代替施設についても、全く白紙の状態であります。

県庁跡地にもホールをと提案されている状況の中、長崎市の施設全体のグランドデザインを描かないまま、個別の案件が次々と挙がってきている状況に、今回、全て一度立ち止まって、再度検討すべきと待ったをかけた次第であります。

余りにも、各々の部署が各々の事業を進め、全体の絵が無さすぎます。
『長崎にはグランドデザインがない』
と言われるはずです。

賛成・反対の前に、立ち止まって審議・議論を深め、市民への理解と浸透を深める所であると思ってます。


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政務調査活動を随時更新中ですので是非皆さまご覧ください。
http://www.hirano-tsuyoshi.net/
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