公共施設マネジメント計画について | 平野剛 オフィシャルブログ

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長崎市議会議員 政務調査活動 平野剛

今回私の一般質問の目玉です。

全国的に同じ状況ではありますが、我が国の公共インフラ(公共施設・道路・橋梁・上下水道等)は、高度経済成長期の1960~70年代にそのほとんどが建てられ、30~40年が経過し老朽化している現状であります。

国の試算によると、現有施設と同等量を維持・更新していくには年間8兆円もの資金が必要な期間が今後、50年間続くと言われております。
今年度の公共事業関係費の総額を足しても足らない規模であり、またもちろん、この費用とは別に維持管理していく為の修繕や運営費も別途必要な状況であります。

それほど国・自治体が保有するインフラ・公共施設の量は莫大で、これらにかかるコストを多少改善できても、焼け石に水といった状態です。

従って、老朽化対策の本丸は、
『過剰資産の整理によるバランスシートの調整』
であると考えております。


長崎市においては、企業会計の中の病院、上下水道を除いても、今後50年間で5220億円。
年平均104億円もの多額なの費用が必要と推計されており、上下水道に至っては莫大過ぎて推計もできていない状況にあります。

現在そのマネジメント計画を作成中の本市に対し、莫大すぎる規模の計画故、絵に描いた餅にならぬよう実行性を伴う計画として、どのように考え、取り組むつもりなのか、お聞きしながら提言したいと思います。





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