もう1年以上、
買ったまま箱も開けずに
ほったらかしにしていたんです。

はこいり

ライマンの薬莢タンブラーですね。

真鍮薬莢というのは
いっぺん使うと汚れるんで、
再使用する前にキレイにする装置です。

まあ汚れるったってこの程度なんで、
ボクはあんまし気にしないんですケドね。

らいふる

先っぽの方がすこーし黒くなるのと
まあ全体的に輝きは失われますが、
銃の命中精度とはなんの関係もないワケで、
あまり薬莢研磨の必要性は感じていなかったのです。

ならなんでこんなモノ買ったのかといいますと、
近所の銃砲店で1個だけ在庫処分の
激安価格だったんですよね。

これは完全に職業病なんですが、
将来的になーんかネタになりそうなモノを
敏感に嗅ぎ分ける能力というのが
ボクには備わっておりまして、
それが安く売っているとなれば
たいてい飛びつくのが常なのであります。

ははは。

で、今日は気が向いて
やっと箱から出したわけなんですが、
それとゆーのも、
この悲惨な薬莢をいつかなんとかせねば、
と、ずーっと思っていたからなのです。

しようぜん

うぎゃー!

もはや完全に燃えないゴミですが、
そうは言っても貴重な20番散弾真鍮薬莢です。
キレイにして保管しといた方がいいですからね。

なんでまたこんな悲惨な状態になったかというと、
黒色火薬で撃った後、
そのまま放置しちゃったからなんですが、
撃ってすぐに洗っておけば
ここまでヒドくはならなかったハズです。

とほほ。

さっきの使用済ライフル薬莢が
あんまし汚れていなかったのは、
無煙火薬という最新の火薬を使っているからで、
黒色火薬だとこんなになっちゃうんですね〜。

昔の銃がサビで朽ちてる物が多いのも、
うん、よく分かります。

で、さっそくメディアという
研磨材をザザーっと投入。

めでぃあいれる

続いて薬莢をブチ込みます。

やっきょいれる

フタをして電源オン!

まわす

「巨大な携帯のマナーモード」
を想像してください。
装置全体がブルブルビリビリと振動し、

「ブワーン!」
という重低音サウンドが響き渡るので、
これはアパートとかだとちょっと
マズいかもしれませんねえ。

で、5時間ほど撹拌して、
フタを開けると…。

あける

おおっ!
心なしか輝きが
取り戻されているよーな気が!

とりあえずここまでキレイになりました。

しようご

酸化して色が変わっちゃってるのは
スチールウールとピカールで磨くしかない感じ。
ま、でも、悲惨な状態からは脱出できたので、
買っといて良かったですターボタンブラー。

よし、後はどうやって企画にいかせるか、
ってことですな。

いろいろ考えたいと思いまっす!