昨日、久々にシネマシャンテに映画を観に行きました。「妻への家路」です。休みの日に電車に乗る元気が出ないことが多く、最近は、映画も徒歩圏内で観ることが多いのですが、今日は、用事があって半休を取ったこともあって日比谷まで。映画を観た後、三信ビル跡地を見てみました。

周囲がグルッと柵で覆われているので、中がどうなっているのか良くは分からないのですが、建設が進んでいるという感じではなかったです。ただ、"安定液"と書かれた大きなタンク(?)が見えました。この安定液というのは、地中壁施工の重要な材料だそうです。掘削する溝に安定液を充填して作業中の溝壁の崩壊を防ぐのだそう。ということは、今、地下部分の工事が行われているということ。

看板に完成予定が平成30年1月30日と記されていました。後3年もしない内に完成するということ。本当かなぁ...という印象ですが...。

このところ、都内のあちこちで大規模な工事が行われています。東京オリンピックを控えているということもあるのでしょう。国立競技場も取り壊しが始まっています。銀座周辺では、銀座テアトルシネマが入っていたビルも元銀座松坂屋も元阪急百貨店も建て替え工事中、ニュートーキョーもこれから取り壊しが始まります。ホテルオークラも東京オリンピックに向けて9月頃から建て替え工事が始まるとか。

こんなにあちこちで大規模な工事が行われるということになると、建設労働者も相当な人手不足になるのではないかとか、これだけの工事を全て滞りなく、それなりの完成度で仕上げていくことができるのか...心配になってしまったりもしますが...。

前回、三信ビル跡地を見てから、もう半年以上たっています。次に見ることになるのはいつになるか分かりませんが、時々、様子を見ていきたいと思います。

三井不動産のサイト
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2013/1206/



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ここで、最後に三信ビルについて書いてから、随分、経っています。その後、ビルの跡地が更地になってからも、何度か近くを通ったのですが、ちょっとしたテント風のものが置かれ、カフェになっていたり、イベントが行われていたり、期間限定のお店的なものが並んでいたりで、一向に、新しい建物が建てられるという雰囲気ではありませんでした。

それなら、もう少し解体を待っても良かったのでは...などと思っていたのですが、先日、久し振りに近くを通って、そういえばと思いだし、ビル跡地を見てみたら、工事中でした。看板を確認すると、地下の解体工事だとか、三信ビルだけでなく、隣接していた日比谷三井ビルの地下も一緒に解体されているようです。

帰ってから、ネットで確認すると、昨年12月6日に都市計画決定の発表がされていたようです。「(仮称)新日比谷プロジェクト」なるものが進められているようで、2017年に地上35階、地下4階のビルを竣工予定なのだとか。

最後のテナント、New World Serviceが営業を終え、三信ビルが完全に閉鎖されたのが2007年3月30日、地上部分の解体が終ったのが同年10月末、開発計画に着手するまでの間、2年間程度、暫定的な跡地利用として、イベントスペース"日比谷パティオ"がオープンしたのが2008年12月5日、閉園が2011年6月30日、地上37階のビルを建てるという"環境影響評価書案"が提出されたのが2012年12月14日。

その後、計画通りにビルが建てられると総務省のヘリポートが使えなくなることが発覚して紆余曲折あったようですが、ついに、新しいビルの建設に向けての工事が始まったようです。

三信ビルが、ところどころに遊び心を感じさせられるお洒落なビルだっただけに、新しいビルにもその精神が受け継がれていて欲しいと思うのですが...。せめで、そのビルの一角にでも、三信ビルの模型や写真を展示する場所を作るとか、何か、その面影を偲ばせてくれるようなスペースを作ってもらえたら...。

2017年ということになると3年後です。さて、その頃、あの辺りはどうなっているのか...。



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ついに、閉鎖

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時々、取り上げてきた日比谷の三信ビルのその後です。


先日、実に久し振りに日比谷に行き、三信ビルを見てきました。外周がずっと囲われ、一般の人間が中に入る余地はありませんでした。そして、囲いのところに、看板が...。


地下鉄への通路は5月3日以降、使えなくなる。


との通告文でした。4月9日付けで張り出されていました。


この時が来ることは、もう、とっくに決まっていたことでした。そして、本当なら、もっと、ずっと早く、解体作業が始まる予定だったわけですから、よく、ここまで頑張ったというべきなのでしょう。


けれど、やはり、長い年月に耐えてきた美しいビルが壊される、それも、まだ使えそうな感じがする(素人判断ではありますが)のに壊してしまうというのは、残念でなりません。


せめて、新しく建てられるビルが、ただ、機能的なだけの冷たい建物でなく、三信ビルの雰囲気のある美しさを継承するものであって欲しいと願わずにいられません。


本当は、もう一度、中に入りたかったし、1階にあったNEW WORLD SERVICEでハンバーガーを食べたかったのですが、それは、感傷なのでしょうね...。古いものが消えていくことに寂しさを感じてしまうトシになってしまったということなのかもしれませんが...。残念!!!


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12月21日の三信ビル

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久し振りに三信ビルです。前回、三信ビルを通ったのが、9月5日 でしたから、それから、3カ月以上が経過したことになります。


その時に、最後のテナントとして一店舗のみ残っていたNew World Service が、今も頑張っていました。


前回は、すでに、地下は完全に閉鎖され、今、普通に立ち入ることができるのは、シャンテシネ側の出入り口からNew World Service前までの通路だけ。それでも、まだ、天井のアーチや、2階の手すり部分の造形美を見上げることはできました。


名残を惜しもうと言う人が多いのか、結構、人が入って混雑していました。店内に流れるBGMのCDの販売も行われているようです。”想い出に”と購入する人も多いのでしょうか...。


生姜焼きなどの洋食メニューも心惹かれるものがあるのですが、やはり、ハンバーガーを頼んでしまいます。


時代が変わり、人々の嗜好が変わり、求められるものが変わり...。古いものは、どうしても、使い勝手が悪くなったり、不便になったりしてしまうのでしょう。便利さ快適さを求め、新しいものを求めるのも人の常。けれど、一方で、古いものに対して愛着を感じ、懐かしいものを惜しむ気持ちも消しがたい。

次に、このビルを見るのは、来年になると思います。その時、また、ハンバーガーを食べることができるのかどうか...。

9月5日の三信ビル

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日比谷シャンテで映画を観るとき、それが、土日以外であれば、必ず通る場所が三信ビルです。(最近は、三信ビルを通るために、閉鎖されている土日を避けて日比谷シャンテに行くようにしているという面もありますが...。)


前回、三信ビルを通って から一カ月以上が経ちました。前回、「8月1日から地下1階を閉鎖」と告知されていたのですが、その通り、すでに、地下1階は閉鎖され、立ち入ることができないようになっていました。

けれど、そんな中で、1階のNEW WORLD SERVICE が、まだ、頑張っていました。


これまでの数回もそうだったのですが、今回も、最後かもしれないと思いながら、看板メニューのハンバーガーでランチ。「古きよき昭和」を思わせる味、真っ当に作られた食べ物ならではの味をシミジミと味わってきました。


まだ、いつまで営業するのかは決まっていないようです(近くの席にいた人たちがお店の人に尋ねているのを耳にしました)。けれど、かなり前から覆われていた日比谷公園側の出入り口。その覆われている中に作業服姿の人が入っていくところを目にしました。解体工事に向けての準備が着実に進められているようです。閉店の日も迫ってきているのだと思います。



時代の流れとともに、古いものが消えていくこと自体は、ある程度、仕方のないことなのかもしれません。都心の一等地。かなり地価も高い場所に、美しく頑丈ではあっても、恐らくオフィスとしては古く使い勝手の悪くなってしまった、そして、メンテナンス費用もかかるであろうビルを置いておくということは、所有者にとって、経済的にも辛いところなのでしょう。


経済効率を考えたら、高層の大きなビルに立て替えるべきところなのでしょうし、耐震基準などの問題を考えれば、古いビルを維持していくことは厳しいことなのだと思います。


けれど、確実に東京の歴史の一部を刻み、きちんとメンテナンスを続ければ、まだ、使用に耐えられそうなビルが壊されていくというのは、寂しいものです。


新しいビルの一部に、現在の三信ビルの一部を取り入れたような形にするとか、せめて、内部を見ることもできるように完全に再現した模型を新しいビルの公共のスペースに展示するとか...。少しでも、今のビルの姿を後世に伝えるような工夫ができないものかと思います。新しいビルの一角に、自然な形でレトロな雰囲気の区画があって、そこで、NEW WORLD SERVICEや三信書店 が営業をしていたら...とても粋な感じがするのですが...。


そして、今、館内のあちこちに「写真撮影お断り」の掲示がされています。取り壊し前に、「どこでも自由に写真撮影どうぞ」の日を設定するとか...。そんなことがあってもいいのではないかと思ったりしますが...。

地下1階閉鎖へ

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久々の三信ビル訪問でした。


地下鉄から地下の商店街(だったところ)への入り口のところに告示がありました。何でも、8月1日から地下を閉鎖するとのこと。


地下鉄の方からビルに入り、地下1階の廊下を通り、日比谷シャンテ側の階段を地上に昇ってみました。1階に出たところで右側を覗いてみると、相変わらず、「NEW WORLD SERVICE」の看板は出ていて、お店はちゃんと営業中でした。


1階もすでに日比谷公園側の入り口は塞がれていますが、そんな中、最後のテナントが頑張っています。その光景は、少々、寂しくもありましたが、静かな強さも感じます。


それでも、徐々に徐々に、確実に、その時が近付いていることが実感させられます。私が最初に、このビルを解体する計画があると知ったのは、昨年の3月頃でした。確か、その時点で、すでに、最初の計画からかなり時間がたっていた気がします。そして、保存運動も盛り上がっていたような記憶があります。計画だけはあっても、相変わらずテナントは営業を続けている、そんな状態がしばらく続いていたのですが、今年に入ってからは、テナントの撤退に弾みがついて...。


今では、「テナントに迷惑」という理由で入館者に写真撮影の自粛を呼びかける看板も空しい気がします。


解体することがやむを得ないことだとしても、せめて、写真集を出すとか、名残惜しむファンのために、何日かでもビルの中を開放するとか...というわけにはいかないものなのでしょうか?...ねぇ?

三信書店閉店

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何度か書いている、三信ビル 関連です。


解体を前に、テナントの撤退が相次いでいますが、地下で最後まで頑張っていた三信書店 が閉店しました。


7月5日にシャンテシネに「ココシリ」を観に行った時に、久し振りに三信ビルを通ったのですが、地下を通ると、三信書店があった場所にもシャッターが降りていて、弊店の張り紙がありました。6月30日で閉店したとのことでした。


地上1階のNEW WORLD SERVICE は、まだ頑張っています。本当は、映画を観る前に食事をしたかったのですが、時間の都合で、お店に入ることができず、残念でした。


いよいよ解体される時が近付いてきているのでしょう。


最初に解体計画があることを知ってから、一年以上が過ぎています。保存を願う人たちによるプロジェクトが立ち上げられたりもして、当初の予定よりも、解体作業の開始が、随分、遅れていました。テナントの撤退が本格化しても頑張っている店もあったりして、何となく、しばらくはこのままの状態が続くような気分になっていました。けれど...。残り一店舗となると、本当にその時が来たのだと実感させられます。


古いながらも、とても、大切に使われてきているという印象のある建物でした。長い歴史を耐えてきた建物を壊してしまうというのは、何とも残念な気がします。所有するのは、一民間企業であり、所在地は一等地。経済効率を考えると、この場所に古い建物を後生大事に抱えておくのは大変厳しいということもわかるのですが、それにしても惜しい!


あと何回、このビルを見られるのか...。あと何回、NEW WORLD SERVIDEに入ることができるのか...。せめて、あと2、3回は、とは思うのですが...。

NEW WORLD SERVICE~その2

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何度か登場している三信ビルシリーズ です。そして、NEW WORLD SERVICEシリーズ 第二弾でもあります。


5月24日水曜日。映画を観るなら、1000円で観ることができる映画館でという気持ちもあって、日比谷のシャンテ・シネへ行きました。そして、映画を観る前に、少し、時間があり、映画の前に軽く食べておきたくもあったので、折角のチャンスだと思い、NEW WORLD SERVICEでハンバーガーを食べることにしました。


久々の三信ビル。もう入れなくなっているかもしれないという不安もあったのですが、相変わらず、地下1階の三信書店、歯科クリニック、健康食品店、そして、1階のNEW WORLD SERVICEは、頑張っていました。


夕方だったせいか、突然の激しい雨のせいか、店内のお客はまばらでした。前回は、ランチの時間のすぐ後だったこともあったのか、かなり混みあっていたので、入れないかもしれないと思っていたのですが...。


今回は、チーズハンバーガー。相変わらず、真面目なハンバーガーです。丁寧に真っ当に作られた味がします。ここのハンバーガー、ハンバーグにレタスとトマトが乗せられているのですが、玉ねぎは別添えで出てきます。で、私は、玉ねぎをトマトの上に乗せ、バンズをかぶせて食べるのですが、この玉ねぎが、ほんのりと甘さのある優しい味です。


フライドポテトとコーヒーか紅茶が付いて850円。いつ頃から、この価格になっているのかは知りませんが、立地を考えると、かなり、リーズナブルな感じはします。もちろん、ファーストフード店と較べてしまうと財布に厳しい感じもしなくはありませんが、明らかに「ものが違う」というところでしょうか。


あと何回このお店を利用できるのかわかりません。でも、また、機会を作りたいです。

見納め?

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昨日に続き、三信ビル です。いよいよ本日でほとんどのテナントが営業を終え、公衆電話や自動販売機も使えなくなり、いよいよ取り壊し作業が始まることになるようです。


もう、最後と思いながら、昨日、その姿を拝みに行って来ました。


最初、このビルの中を通ったのは、2年位前、仕事で移動中のことでした。昼過ぎくらいに、地下鉄の日比谷駅近辺で、昼食を取ろうとウロウロしていたところ、このビルの入り口近くに「美味しいチーズケーキ」を宣伝する看板があるのが目に入ったのです。その看板に書かれた宣伝文句が気になり、「デザートにチーズケーキだ!」と決意し、ビルの中に入っていきました。


この時入ったのは、日比谷公園側の出入り口。重厚な感じの手動の扉で、扉の上の嵌め込みのガラスには「三信ビルヂング」の表示。この時代を感じさせる表示も、このビルの雰囲気にぴったりでした。ここは、紛れもなく、「ビルディング」ではない「ビルヂング」だったのです。


そして、地下1階の入り口近くにあるお店で昼食。食後、地下の商店街を通ってみました。テナントが両側にある中を通ったのですが、古いビルだということは、すぐにわかりました。全体に、どこか古びた感じがするし、トイレ前の表示は「男子手洗所」と「女子手洗所」だし、配管は天井の下にむき出しになっているし...。そして、テナントが並ぶ中を突き抜けたところにある地上に出るために階段を昇りました。


地上1階に上がり、ふと天井を見上げて、その美しさにビックリ!アーケード状になった天井の構造の美しさ、装飾の見事さに息を呑みました。きっと、まだ、高層の建物の少なかった頃、きっと、今よりも丁寧に設計され、建てられていたのでしょう。細部まで凝った造りが印象的でした。


地下1階には、自由に休憩ができるスペースがあったり、場所柄か演劇関係の雑誌の充実した書店(三信書店 )があったり、地上1階には、雰囲気のあるフランス料理屋があったり、スパイが使うような小型カメラを扱うお店があったり、レトロな喫茶店、NEW WORLD SERVICE があったり...。テナントも、なかなか、個性的です。


つくづく、このビルが消えていくのは、惜しまれるのですが、各種設備もいかにも古そうなこのビルを維持していくのも難しいことなのでしょうね...。


多分、今日で見納めです。ほどんどのテナントが営業を終える中、NEW WORD SERVICEと三信書店には、三月末での営業終了を告知する張り紙は見当たりませんでした。取りあえず、まだ、営業を続ける様子もあるので、できれば、また、行ってみたいとも思うのですが...。もう一度、NEW WORLD SERVICEのハンバーガーも食べたいのですが...。

NEW WORLD SERVICE

テーマ:

いよいよ、今月末でほとんどのテナントが営業をやめ、公衆電話や自動販売機も使えなくなる日比谷の三信ビル 。このビルのことについては、ここで、何回か書いているのですが、 このビルの1階にあるカフェ(夜はバー)が「NEW WORLD SERVICE」です。


今となっては、どう見ても「NEW」ではなく、レトロなのですが、戦後の進駐軍駐留下の昭和23年に開店した当時は、さぞ、「モダン」な感じの場所だっただろうと想像されるような細部まで凝った造りの店になっています。


日本製ハンバーガー元祖の店とも言われていますが、他にも、ロールキャベツ、ポークジンジャーといった洋食メニューが用意されています。メニューには、すべて、英文が併記されているのも開店当時の時代背景と場所柄を表すようです。


テーブルの配置は、ゆったりとしていて、店内の照明は暗め。落ち着いた雰囲気です。席につくと、お水と火傷しそうなほど熱々の布製のオシボリが運ばれてくるところなどは古き良き喫茶店の王道。まさに、ALWAYS三丁目の夕日 の世界です。


立地を考えれば、全体的に価格設定も良心的。


レトロな空間で、しっとりした雰囲気の中、ゆったりと流れる時間を楽しめる場所です。ビルの解体と共に、消えゆく運命にあるわけですが...。三信ビルそのものと同様、惜しまれるお店です。



NEW WORLD SERVICE