今年も日本インターネット映画大賞への投票をしながら、1年間のこの1年に観た映画を振り返ってみたいと思います。例年通り、今年公開された作品で、映画館で観たもののなかから選びたいと思います。


今年、映画館で観たのは、日本映画28本、外国映画33本の合計61本。昨年も例年より少なめの69本だったのですが、更に少なくなってしまいました。前は、1日に3本くらい平気だったのですが、2本でも疲れを感じる今日この頃。やはり、トシ...なのでしょうか...。


では、まずは、日本映画編です。



【作品賞】(3本以上10本まで)
  「舟を編む 」    5点
  「映画『立候補』 」    4点
  「燦燦-さんさん- 」    4点
  「言の葉の庭 」    3点
  「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物 」    3点
  「かぐや姫の物語 」    3点
  「相棒シリーズ X DAY 」    2点
  「共喰い 」    2点
  「さよなら渓谷 」    2点
  「凶悪 」    2点
【コメント】

文句なく、スゴイ傑作、と思えるような作品は、あまり、見当たらなかったのですが、それなりに楽しめる作品は多かったような気がします。7~10位は、選から漏れた作品を含め、かなり迷いました。

「舟を編む」は、長編の原作を無理なくまとめられていて、面白く観ることができました。「映画『立候補』」は、これまで、気になってきた人々のことが取り上げられ、興味深く観ることができましたし、エンターテイメント作品としてもまとまっていたと思います。「燦燦-さんさん-」は、作品の視点が面白く、これからの高齢化社会の一面を見事に捉えていて秀逸。「言の葉の庭」は、史上最高に雨を美しく描いたアニメではないかと思います。「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物」は、前作に引き続き、2人の情熱をしっかり伝えていて作品の世界に惹き込まれました。「かぐや姫の物語」は、これまでのジブリ作品では一番ではないかと思います。「相棒シリーズ X DAY」は単なるスピンオフ作品という以上の出来だったと思います。「共喰い」「さよなら渓谷」「凶悪」は、それぞれに魅力的な原作の味わいをよく出していたと思います。

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【監督賞】           作品名
   [石井裕也     ] (「舟を編む」)
【コメント】面白かったです。何気なく使っている辞書を作るという作業の背景にあるものを伝えてくれて、その地味で根気の必要な作業を地道に続けている人々の様子が描かれていて引き込まれました。

【主演男優賞】
   [堤真一      ] (「俺はまだ本気出してないだけ 」)
【コメント】意外な感じもするキャスティングでしたが、ど~~~しようもない中年オヤジを見事に作中に存在させていたと思います。

【主演女優賞】
   [吉行和子     ] (「燦燦-さんさん-」)
【コメント】しっかり年齢を重ねているところを出しながら、可愛らしさも覗かせていて印象的でした。

【助演男優賞】
   [大西信満     ] (「さよなら渓谷」)
【コメント】事件を越えて、何も変わらない会話をかな子と交わす場面などゾクゾクしました。

【助演女優賞】
   [樹木希林     ] (「そして父になる 」)
【コメント】他の作品でもそうですが、この人の登場で作品全体が締まる感じがします。子どもの取り違えが分かった娘に掛ける言葉も、この人の口から発せられたことで作中で生きている感じがします。

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【私が選ぶベスト声優賞】
   [地井武男     ] (「かぐや姫の物語」)
【コメント】まさに、鬼気迫る演技だったと思います。もしかしたら、ご自身が、最期の仕事になることを覚悟していたのではないかと思えるようなそんな凄みが感じられる演技で、実に印象的でした。

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