今年も日本インターネット映画大賞への投票をしながら、1年間のこの1年に観た映画を振り返ってみたいと思います。例年通り、今年公開された作品で、映画館で観たもののなかから選びたいと思います。


今年、映画館で観たのは、日本映画21本、外国映画48本の合計69本。ここ数年では、かなり少なめではありますが、映画館に行く回数が少なくなった分、観に行く作品を厳選した気はします。まずは、日本映画から...


【作品賞】(5本以上10本まで)
  「エンディングノート 」   7点
  「一枚のハガキ 」   6点
   「八日目の蝉 」   5点
  「あぜ道のダンディ 」   4点
  「サラリーマンNEO 劇場版(笑) 」   3点
  「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 」   2点
  「冷たい熱帯魚 」   2点
【コメント】
 「エンディングノート」は、家族を主人公としたドキュメンタリーでしたが、主人公への視線が冷静で、しかも温かさとユーモアに包まれて、エンターテイメントとしても一人の人間の人生を描き出す作品としても成立している点が良かったと思います。「一枚のハガキ」は新藤監督の全てをかけたという感じの気迫が込められていながらも軽やかさが感じらました。「八日目の蝉」は原作とは少々違った味わいでしたが、本作は本作として心揺さぶる作品に仕上がっていました。「あぜ道のダンディ」は軽妙な雰囲気にしっとりした味わいを巧く織り込んでいて心に残りました。「サラリーマンNEO~」は予想以上の仕上がりに感激。「太平洋の奇跡~」は知られざる太平洋戦争のエピソードを描きながら戦争の空しさを伝えています。「冷たい熱帯魚」は作品の迫力に引きずり込まれました。割と地味な選択になったと思いますが、なかなか印象的な作品が揃ったと思います。
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【監督賞】              作品名
   [砂田 麻実] (「エンディングノート」)
【コメント】

   監督の父親である主人公を見つめる視線が良かったです。


【主演男優賞】
   [光石 研] (「あぜ道のダンディ」)
【コメント】

   飄々とした味わいの演技が作品の雰囲気を作り上げていました。

【主演女優賞】
   [大竹 しのぶ] (「一枚のハガキ」)
【コメント】

   国家により、周囲により多くのものを奪われながらも逞しく生きる女の姿を見事に表現していました。

【助演男優賞】
   [でんでん] (「冷たい熱帯魚」)
【コメント】

   不気味で過激な人物にリアリティを与えていました。

【助演女優賞】
   [小池 栄子] (「八日目の蝉」)
【コメント】

   見事な演技でした。表情、喋り方、姿勢、身体の動き、何をとってもこれしかないという感じに役柄を存在させていました。  

【ニューフェイスブレイク賞】
  [山口 拓] (「アブラクサスの祭 」)
【コメント】
  主人公である父親に向けた視線が印象的でした。


【音楽賞】
  該当なし
【コメント】

【ブーイングムービー賞】
  「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく
【コメント】
   手塚治虫の名をかぶせながら、よくこれだけ原作の味わいを崩したものだと...。何がしたくて本作を制作したのか、製作者の意図が理解できませんでした。
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【勝手にベストアニメ賞】
  「マイブリッジの糸
【コメント】

   非常に哲学的で難解な雰囲気を纏いながらも心に訴えてくるもののある作品でした。

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