DEATH NOTE デス ノート [前編]

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「週刊少年ジャンプ」で連載され、話題となった漫画の映画化作品です。


在学中、初めての受験で司法試験に合格した天才的学生である夜神月(ライト)は、死神が落としたノートを拾います。そのノート、デスノートは、「そこに名前を書かれた人間は死ぬ」というもの。ライトは、デスノートを拾ったことで、他人の人生を左右する力を手に入れます。


ライトは、あまりに簡単に殺しすぎ、自分の犯した殺人への後悔をほとんど見せません。確実に殺せる手段を持つのなら、あせる必要はないはず。確かな証拠が明らかになってからでも遅くはないはず。それを、TVや新聞の報道だけで、処刑の対象と決め付けてしまうなんて!


警察官の父を持ち、法学部の学生であり、社会正義の実現を夢想するライトが、何故、こんなにも簡単に殺人に走るのか...。力を持てば、人間はその大きな力をコントロールする力を持ち得ず、授かった力の大きさに振り回されて破滅するものだということなのでしょうか...。権力を使いこなせるほど、人間は強くはないということなのでしょうか...。けれど、その背景の描き方が弱く、そのために、作品の説得力が損なわれたように思えます。


それでも、ストーリーそのものは面白く、ライトとLの対決は、なかなか迫力がありました。二人のキャラクターは、相当に漫画チックですが、元々が漫画なので、当然といえば当然といったところでしょう。


また、CGが駆使された死神リュークは、その姿を含め印象的でした。この死神の拗ねたり駄々をこねたりする可愛らしさが、ライトの冷徹さをより浮き彫りにしているようにも思えます。


ただ、本作は「前編」ということで、まだ、「後編」(秋公開)に続きます。後編を観るとまたガラッと違った印象になるのかも知れません。


後編も観るつもりでいます。その前に、原作の漫画も読んでみたいです。





公式HP

http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote/




DEATH NOTE デスノート@映画生活

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