代々木~原宿~千駄ヶ谷

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先日、皇居を一周してみたのですが、それがきっかけで、東京都内を少しずつ歩いてみたいと思うようになりました。元々、東京生まれで、その後、東京を離れていた時期もあるものの、かなり長く東京に住んでいます。けれど、東京にある観光名所で行ったことがない場所も意外に多く、折角、東京に住んでいて知らないままでいるもの勿体ないような気がしてきました。もちろん、もっと遠いところにも、行ってみたいところは沢山あるのですが、まずは身近なところから...。

で、第1回は、明治神宮周辺エリアです。まずは、大まかなルートを考えました。

代々木八幡神社→代々木公園→太田記念美術館→東郷神社→鳩森八幡神社

代々木公園は行ったことがありますが、それ以外は、いずれも、これまでにその存在を知っていて、興味を惹かれてはいたし、近くを通ったこともあったりしたのですが、行く機会がなかったところです。

場所柄、食事をしたり、一服したりするところには事欠かないルートなので、飲食店については、事前にはザッと情報を仕入れるだけにし、その場で決めることにしました。いくつか、行ってみたいお店もあるのですが、長い列に並ぶのも嫌ですし、その場で決めるた方が楽かなぁと...。

☆代々木八幡神社:天気も良く、日中はかなり気温が上がりました。歩いていて、少々、汗ばむくらいの陽気だったのですが、中に入ると、樹々に囲まれた空間は少しひんやり。樹の力を実感します。何だか臭いと思ったら、銀杏でした。季節ですね...。参拝や散歩の人がそこそこの人数いました。境内には復元された縄文時代の竪穴式住居も。ここで4500年位前の住居跡や土器類が発掘されたそうです。

少し遠回りにはなるのですが、代々木八幡駅方面に行き、商店街をブラブラしました。美味しいパンお店があったり、チョコレートの専門店、ワインの専門店があったり、なかなか侮れない商店街です。その一角にあるパン屋さん"365日"でパンを購入しました。ちょうどお昼頃ということもあり、イートインで一服。

☆代々木公園:天気が良いこともあり、広場にはシートを広げている人たちも。小さい子どもを遊ばせている家族や、踊っているグループ、演劇の練習をする若者たち、体操(太極拳?)をする人々、ランニング、犬の散歩、サイクリング、写真を撮る人、野鳥観察、ベンチでのんびり読書、お昼寝...様々な目的のいろいろな人が来ているようです。

ここには、前の東京オリンピックの際に使われた選手用の宿舎の建物が保存されています。この辺りは、1964年の東京オリンピックの時に選手村として使われた場所。そして、それ以前には、軍用地だったそう。公園内でトイレの工事が行われていたのですが、それは、災害時の利用を目的としての改修だそうです。都心には貴重なまとまった広い土地。大災害が起きれば、仮設住宅が並べられることになるのでしょうし、軍隊が活躍するような状況になれば軍用地となるのでしょう。こうして公園として憩いの場になっているのも平和なればこそ。

☆太田記念美術館:浮世絵専門の美術館です。"歌麿・英泉・北斎-礫川浮世絵美術館名品展"開催中。小石川にあり、昨年、閉館した浮世絵専門の美術館のコレクションが展示されていました。役者絵、美人画の名品もあれば、北斎の富嶽三十六景"凱風快晴"(俗にいう赤富士)とか、広重の東海道五十三次"蒲原"といった有名な作品も並べられていました。実物を見ることで、とても木版を掘って出したとは思えないような細かい線や繊細な描写を実感できました。14時から、地下の視聴覚室で学芸員による解説が行われるというので、時間的にもちょうどよかったこともあり、聞いてみました。50人くらいは入るような部屋でしたが、ほぼ満席でした。

☆東郷神社:割とこじんまりした感じの神社でしたが、境内にある"東郷記念館"では結婚式や披露宴も行われており、それなりに人がいました。竹下通りにも近い場所なのですが、ラッシュ時の電車に近い混み具合の竹下通りとは打って変わって静かな雰囲気です。"Togo Cafe"の手書き看板があって、結構、美味しそうなメニューが書かれていて興味を惹かれましたが、今日はパス。また、胃袋に余裕のある時に再訪したいと思います。

☆鳩森八幡神社:由緒ある神社だそうです。境内に冨士塚があります。この冨士塚が東京都の指定有形民俗文化財に指定されています。何でも、1789年の築造とかで、都内に現存するものでは最も古いものだとか。円墳形に土が盛られ、その頂上近くには富士山の溶岩(黒ボク["ボク"は石ヘンに卜])が配置されています。すぐに上り下りできる高さではあるのですが、結構、急な部分もあったり、歩きにくい場所もあったりしました。

☆代々木八幡神社に着いたのが11時頃で、鳩森八幡神社を出たのが15時45分頃。ということで、5時間弱の行程でした。 その内の 3時間程度は歩いていたと思います。割とゆっくり目の無理のないペースでの移動だったので、運動量は大したことないと思いますが、それでも、私にしてはアクティブな一日となりました。

ちなみに、明治神宮は、初詣でも何度も行っていますし、それ以外でもそれなりに行ったことがあるので、今回はパスしました。まさに都心のオアシスで芝生の上でゆったりと過ごしたりもできるので、好きな場所の一つではあります。

次回以降については、まだ全くの白紙ですが、これからも、都区内を中心にいろいろなところを歩いてみたいと思います。


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野火

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野火 [DVD]/船越英二,滝沢修,ミッキー・カーチス
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大岡昇平の同名小説を映画化した作品。原作はかなり前に読みました。同じ小説が塚本晋也監督により映画化され、今年公開されていますが、そちらは、公開時に映画館で観て、ここに感想を書いています。

病院にも部隊にも見放された田村は、フィリピン戦線のレイテ島をさまよっていました。同じように敗走している仲間と病院の前で合流しますが、その病院が砲撃を受けたため、田村は1人で逃げ出します。食べるものもなく、仲間を失った田村は、草を食べて生き延びていました。やがて生き別れたかつての仲間である永松と安田と再会。2人は殺した味方の兵士を"猿"と称し、その肉を食べていて...。

兵士とはいえ、軍隊とはいえ、すでに戦えるような状態ではありません。何のためにそこにいるのか、その行為の何が家族を守ることに繋がるのか...。命懸けの行為の行きついたところにあったものがこれでは報われません。

命を失ったとしても、それが、本当の意味で愛する者を守ることに繋がったのだとしたら、本望、とまでは言えなくても、多少は報われたことでしょう。けれど、家族を、国を守るために戦うために故国を遥か離れた土地まで連れてこられた挙句に、戦うために必要な装備も武器も持たされず、活動するために必要な食糧さえ与えられずただジャングルを彷徨わねばらならないのだとしたら、そして、生きるためとはいえ、仲間の死肉を食べなければ生き残れないような状況にまで追い詰められたのだとしたら、救われません。

軍隊がその役目を果たすためには、武器がいるし、様々な装備や戦車、軍艦、戦闘機なども必要、そういったものを動かすためのエネルギーも必要、兵士が活動するための食料も必要、兵士の怪我や病気を治療し、再び戦えるようにするための医療も必要。そうしたものを補給する手立てもないままに軍隊を送り出すのは、あまりに無謀です。そんな無謀な計画のもとに、多くの若者を送り出した国家の愚かさが実感させられます。

こんな風に、若い働き手を浪費するのは、国にとっても大きな損失であったはず。そのあまりの無意味さに呆然とさせられます。そして、軍隊というものの存在意義についても考えさせられます。軍隊があれば国を守れると考えるのは、あまりに安易で浅はかなのではないかと...。

何としても生き抜こうとするのは生物としての本能かもしれません。では、生き抜くためにはどんなことでもすべきなのか、例え生きるためとはいっても人間として踏み越えてはならない一線を守るべきなのか...。なかなか答えの出ない問題です。

2015年版と比較すると、戦闘シーンや残酷な描写は少なくなっています。2015年版は敵の姿が明確には示されず、その分、不気味さが強く感じられますが、本作では米兵の姿もしっかりと映し出されます。本作が製作された頃は、まだ終戦からの年月も浅く、戦闘シーンを外しても、観る者たちが戦争をイメージできたのかもしれません。

ラストも、本作と2015年版と違ったものになっています。

ラストから受ける印象もそうですが、全体に、本作の方が、兵士たちを"被害者"として捉えている印象を受けます。本作が制作された頃は、実際に兵士となり戦った人たちが相当数いたわけですから、兵士の"加害者"としての一面を映し出すのは難しかったのかもしれません。本作からさらに半世紀以上を経過して、ようやく、ごく普通の男たちが残酷な行為をした加害者でもあったことを描けるようになったということなのかもしれません。

時代の流れの中で、戦争というものの捉え方も変わってきていることを実感させられます。70年間という期間、私たちは直接的に戦争をしない国であり続けることができました。この先、私たちはどのような道を歩むべきなのか、考えさせられます。

2015年版と併せて観ることで、戦争というものについて、人間というものについて、改めて考えさせられます。できれば、2015年版も併せて、一度は観ておくべき作品だと思います。


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ビッグ

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ビッグ [DVD]/トム・ハンクス,エリザベス・パーキンス,ロバート・ロッジア
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体が小さいことにコンプレックスを持っている12歳の少年ジョッシュは、移動遊園地に備え付けられた願いを叶えてくれる機械、"ゾルダー"にコインを入れ、大きくなりたいと願います。すると、その翌朝、ジョッシュの身体は、35歳の大人になっていました。母親にも自分だと分かってもらえません。何とか、親友のビリーに、ジョッシュだと認めてもらことができた彼は、ビリーに助けられ、家を出ます。そして、"ゾルダー"が見つかるまでと、ニューヨークに行き、オモチャ会社にコンピュータ技士として就職します。子どもの心を持ったジョッシュは、次々とおもちゃ開発を成功させ、マクミラン社長に気に入られます。そして、重役のスーザンと恋をし...。

それが、神であれ、ご先祖様であれ、妖精であれ、機械であれ、"願いを叶えてくれる"ものは、願う側が思うようには、その願いを解釈してくれないもののようです。願う側の伝え方が悪いのか、願いを叶える側の物分かりの悪さがいけないのか...。

ジョッシュを演じるトム・ハンクスがはまっています。外見は大人なのですが、本当に子どものように見えてきます。まぁ、12歳という割には子どもっぽいような感じもしますが、トム・ハンクスの演技が"外見が大人になった子ども"という設定にリアリティを持たせています。トム・ハンクスは、この当時、御年32歳とのこと。それで、この本物の子どもらしさを表現しているのは見事です。この演技がなければ、ところどころに見られる突っ込みどころがもっと気になったでしょうし、物語の世界に浸ることができなかったのではないかと思います。

初めての一人きりのお泊りの不安に涙したり、大人にとっては"安月給"でも、普段手にしたことの内容な金額を手にして驚喜したり、部屋の中がおもちゃだらけになったり、大人の社会の常識とその中で発揮されるジョッシュの子どもっぽさのちぐはぐなところと、妙に輝く意外性とがバランスよく描かれていたと思います。

今見ると、どうということのないよくある物語という感じもしますが、温かい雰囲気のファンタジーに仕上がっていて、気持ちよく観ることができました。

ラスト。さて、10年後はどうなるのか...。ジョッシュにとっての10年とスーザンにとっての10年は全く違うもの。その差は大きいことでしょう。ジョッシュとスーザンのそれぞれの選択は切なく、哀しくもありますが、互いにとってベストな選択だったのだと思います。10年後、再会するのかしないのか、再会するとしたら恋人同士としてか別の形でか、そして、そこにどのような時間が流れるのか...。余韻を持たせる良いラストだったと思います。

観ておいて損はない作品だと思います。


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何とも長い名前の飲み物ですが...

毎日、ヨーグルトを食べ、のむヨーグルトを飲んでいます。これまで、かなり沢山の種類ののむヨーグルトを試していますが、その中で、ベストだと思っているのが、↑です。

確かに牛乳の味わいがきちんと生かされていて、余分なものが入っていない感じがします。少しとろっとした感触があって、乳成分が濃い感じがするのですが、不思議としつこい感じがせず、思いの外、スッと飲めます。くどさのない程よい甘さで、後味スッキリ。この濃厚さとスッキリの両方が味わえるというのは嬉しいもの。そして、もちろん、ヨーグルトらしい酸味も程よく感じられました。

これまで、いろいろな美味しい"のむヨーグルト"に出会ってきましたが、もうちょっと甘さが控えめだったらとか、くどさがなければとか、脂肪が控えめであればとか、酸味のバランスが良ければとか、どこか、満足し切れないものを感じていたのですが、この製品は、どの方面から見ても、しっかりと満足させてくれます。

たくさん買っておいたから大丈夫と安心していると、いつの間にか冷蔵庫から消えていることもあるという油断も隙もない状態なのですが、私にとっては仕事帰りに寄りやすい成城石井で取り扱っているのは嬉しいところ。こまめに補充を心がけていきたいと思います。

公式サイトに通販のコーナーが設けられていますが、本品は、取り扱っていないようです。まぁ、包装の形を考えると、これを配送するのは無理があると言わざるを得ません。同じ通販のサイトで、もっと配送に適したしっかりとした容器に入れられている"北海道 小林牧場物語 のむヨーグルト"は取り扱われています。こちらも、以前、飲んだことがあり、これも十分に美味しいと思うのですが、本品との比較となれば、迷うことなく本品に軍配を上げたいと思います。

のむだけではなく、食べるヨーグルトはもちろん、チーズやバター、プリンなども通販で購入できるようです。

間違いなく美味しいです。是非、お試しあれ!!!


公式サイト
http://www.shinsapporo-milk.co.jp/yogurt


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チャッピー日本劇場公開版

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CHAPPIE/チャッピー アンレイテッド・バージョン  [DVD]/シャールト・コプリー,デヴ・パテル,ヒュー・ジャックマン
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2016年、南アフリカ。ギャングの犯罪を抑制するために作られたロボットポリス部隊が活躍していました。自立して動く従来のロボットポリスは人間の命令通りに動き、"銃器"や"盾"がわりの単純性能で大いに貢献していました。このロボットの開発者、ディオンは、自身で感じ、考え、成長するロボットを作るために新しいAI(人工知能)を開発。こっそり廃棄ロボットを持ち出し、そのAIをインストールしようとします。けれど、ロボット部隊に活動の場を奪われて行っていたギャング、ピッポは、手下のストリートギャング、ニンジャ、ヨーランディ、アメリカにディオンの誘拐を命じます。3人は、ディオンを誘拐。ディオンを脅し、ロボットにAIをインストールさせ、ロボットに"チャッピー"と名付けます。ピッポに莫大な借金をしていたものの返済期限が目前に迫っていたアメリカは、チャッピーに犯罪を手伝わせて金を手に入れようとします。そこに、ディオンをライバル視する同僚、ヴィンセントの陰謀も重なり...。

チャッピーがなかなか可愛らしかったです。ある意味、人間の子どもそのもの。教えられたことをどんどん吸収し、怖がったり悩んだりしながらも、経験を重ね、知識を増やしながら成長してきます。反抗期のようなものまであるし...。確かに、見た目は機械なのですが、実に人間らしい動きを見せたりします。立ち上がって歩き始める場面、ミルクをこぼして驚くところ、ヒーローの物真似をして喜ぶ姿、母の愛情を受け、父を恐れ...。紆余曲折しながら、それでも、一生懸命成長する姿は、実に健気で可愛らしいです。そこに、観る者、誰もが通ってきた過程が描かれ、私たちは、チャッピーをかつての自分自身の姿に重ねながら見るのかもしれません。そして、それだからこそ、チャッピーを人間らしく感じるのかもしれません。

そして、チャッピーが人間らしく見えてくるほど、私たちは、"人間と何か"という問題と直面させられることになります。身体が失われても、意識が残れば、その人物は生き続けていることになるのか...。本作のラストの展開を考えると、意識が残れば、命は続いていると解釈するという立場を取っているのだと思います。けれど、この点については、疑問も感じます。"精神>肉体"という考え方は、無条件に受け入れられるべきものなのでしょうか?身体という有限の"入れ物"に収められているということも含めて、人間の在り方なのではないか...。その身体の在り方によって、精神が作られる面があることも確かだと思います。現代の考え方は、あまりに身体性を軽視し過ぎて居るのではないか...。精神が身体を支配するというのは、西洋的には、疑問を抱く余地もないほど基本的な考え方なのかもしれませんが...。

そして、人間とチャッピーの間には明らかな違いもあります。その最たるものは、"頑丈さ"と"物理的に出せる力の大きさ"でしょうか。でも、この2点は、結構、大きなポイントだと思うのです。開発者であれば、そのことは十分に理解できていたはず。なので、制作者である自分が確実にチャッピーをコントロールするための手段を講じておくのが本当なのではないかと...。ディオンが勤務しているのは、基本的に武器を作る会社です。"常に人間が制御できる状態におく"ということに対して、もっと神経質になるのが本当なのではないでしょうか。

まぁ、彼の勤める会社。武器の開発、製造を行っている会社にしてはセキュリティが粗すぎるところも不思議です。あんなに簡単にシステムに侵入できるなら、犯罪やり放題ですよね...。ギャングたちも、チャッピーを何とかすることより、警察のシステムをハッキングすることで、ロボット部隊を思い通りに動かせるようにするとか、捜査を攪乱させるとか、自分たちの利益になることがいくらでもできたのではないかと...。

チャッピーの可愛らしさとテンポの良さで、観ている間はそこそこに楽しめましたが、観終わって、いろいろと疑問を感じてしました。"人間と何か"というテーマへの迫り方は良かったと思うので、それだけに残念な感じがしました。


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ボーダレス ぼくの船の国境線

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緊張状態が続くイランとイラクの国境地帯にある川。少年は川に打ち捨てられた船で寝泊まりし、捕った魚や貝殻で作ったアクセサリーを売って生活していましたた。孤独ではありますが、穏やかに生活していましたが、ある日、他人の気配を感じます。船にやってきたのは、ライフルを抱えた少年兵らしき人物。その人物は、勝手にロープで船を2つに区切り、それぞれの領地には立ち入らないことを決めてしまい...。

船の中で一人生活する少年。その逞しさが素晴らしいです。罠を仕掛けて魚を捕り、干物にしたり、貝殻を使ってアクセサリーを作ったりして現金収入を得て必需品を揃える...なんて、なかなかできることではありません。実に忙しく働く様子が映し出されるのですが、そこにきちんとした本物の生活があることが感じられます。この真摯な生き方こそが生物としての正しい在り方のようにも思えてきます。

この少年の生活を映し出す序盤の映像が印象的でした。一切セリフを排除し、ひたすら少年の動きを追う映像。そこに少年の生活の全てがあります。ほど近いところに張り巡らされている鉄条網やその向こうを行き来する兵士の姿が船から見えます。ある日突然、何らかの理由で、兵士たちが船に興味を持ち、その中を探ろうとするかもしれません。ある日、突然、終わるかもしれない生活ですが、その儚い日々をきちんと生きている。その力が眩しかったです。

言葉も通じない見知らぬ人間との"同居"。相手が味方か敵か、信じてよいのか悪いのか、疑いを抱きつつも、徐々に距離を縮めていきます。そこにライフルや銃が介在しても、それが発砲されるところまでにならなかったのは、それぞれが孤独だったからかもしれません。同じ空間や時を共有する人がいる、保護すべき相手がいるということは、人をかなり幸福にもし、生きがいを与え、生活を潤わせ、その心を癒したことでしょう。

先住者も侵入者も、互いに相手に警戒心を剥き出しにしていますが、徐々に、歩み寄っていきます。その大きなきっかけを作ったのが赤ん坊の存在。全面的な保護を必要とする存在は、人の心の中から優しさを引き出し、連帯感を生み出すものなのかもしれません。自分では何もできない赤ん坊が、船の中の平和の礎となります。
 
少年はペルシャ語、侵入者その1はアラビア語、その2は赤ん坊、その3は英語。互いに違う文化圏の人間で、言葉も通じません。けれど、それでも、言葉を交わすようになります。登場人物たちは、互いに相手の言葉を理解できません。全ての登場人物が何を話しているのかを把握できるのは、本作を観る者だけということになります。

最後の侵入者。大人で兵士な割には情けない感じもしました。身の不幸を嘆いて泣き、先に向けての行動を起こそうともしない。そこにいても先が見えないのは分かっているのだから、もう少し、何とかしようという素振りを見せても良かったのではないかと...。仮にも兵士なのだから、戦うとか、逃げ出すとかといったことについては、多少なりとも訓練を受けているはずなわけで...。

個々人の関係の中では、互いに敵対し言葉も通じなくても寄り添える者同士が、民族と民族、国と国との関係になると敵として向き合うことになってしまう。けれど、敵対する立場にあっても、一人の人間同士として向き合えば心が通じることもある。そこに、人間としての絶望と希望があるのでしょう。この絶望にも希望にも偏り過ぎない微妙なバランスが見事だったと思います。

そして、ラスト。船の中で何が起こったのか、起こったことそのものは描かれず、ただ、その後の状況だけが映し出され、何が起こったのかを想像させられます。多くが語られないだけに、観る者の解釈に委ねられる部分も多く、深い余韻を残します。

この地球上には、実に多くの言語が存在し、様々な言葉が話されています。その違いを理由に争いが繰り返されてきました。けれど、私たちには、様々な違いを持ちながら、平和に共存してきた歴史もあるのです。本作の船はある意味、世界の縮図で、そこで、寓話的な物語が展開されます。くどい説明もなく、セリフも最低限だということもあり、いろいろと考えさせられました。

胸に迫るものがある印象的な作品でした。一度は観ておきたい作品だと思います。


公式サイト
http://border-less-2015.com/


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ヒトラー暗殺、13分の誤算

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1939年11月8日、ドイツ、ミュンヘンにおいて、ヒトラーの演説が行われました。ヒトラーは、演説を予定よりも早く終わらせて退場しますが、その直後、会場が爆破されます。ゲシュタポは、この事件の犯人として逮捕された36歳の家具職人、ゲオルグ・エルザーを拷問し、事件の経緯を自白させようとしますが、ゲオルグは何も話そうとしません。けれど、婚約者だったエルザを連れてこられ、ゲオルグはエルザの身の安全と引き換えに自白を始めます。ゲオルグは、爆弾の製造から設置まで全てを一人でやったと主張します。けれど、単独犯だと信じようとしないヒトラーの厳命を受けたゲシュタポは黒幕を吐かせようと、さらにエルザーを追求しますが...。

ある男が単独でヒトラー暗殺を企てた史実を基にして作られた作品。

ヒトラー暗殺計画は40以上もあったのだとか。私たちは、歴史的事実として、ヒトラーが殺されたのではなく、追い詰められて自死しているのですから、本作の暗殺計画が失敗に終わることを知りながら観るわけです。だからということもあるのでしょう。拷問の場面の描写はグロテスクな感じもありましたが、全体に淡々とした印象を受けました。

ヒトラー暗殺計画を扱った映画作品としては、以前、「ワルキューレ」も観ていますが、そちらは、かなり、ハラハラドキドキさせられました。

本作は、暗殺計画やその犯人を中心的なテーマに据えたというよりは、ナチスが権力を拡大していった過程が描かれた作品という印象を受けました。徐々にナチスの勢いが増していき、やがて、皆がナチスを崇め、ヒトラーに忠誠を誓うようになり、そうでない者たちが排斥されるようになります。そうした人々の変化が丁寧に描かれていました。少なくとも、ナチスが政権第一党になるまでは、ごくごく民主的な手続きが踏まれているようです。民主的な制度の中で、独裁政権が生み出されていった恐ろしさを実感させられました。

ドイツがナチス一色に染まっていく中、その流れを止めようとしていた人たちも少数ながら存在し、そのために大胆な行動に出た1人がエルザーということになるのでしょう。ヒトラーの政治の危険性に気付き、それを阻止しようとしたエルザーの動機は"正義"だったというべきなのかもしれません。けれど、目的を達成することはできず、却ってヒトラーを警戒させることになり、その上、市井の人々を巻き込み、8人もの人を死なせています。その辺りも含めて、エルザーの行為をどう捉えるか...。その点について、もう一歩、踏み込んで欲しかったです。

"少数の犠牲はやむなし"という考え方については疑問がありますが、何はともあれ、あの時代の中で、ヒトラーの危険性を理解し、将来の危機の大きな原因を排除しようとしたこと自体は、彼の功績といえるでしょう。けれど、楽器を奏で、踊り、恋をし...。暴力を嫌い、特に政治的な活動もしていなかったエルザーが、何故、多少の犠牲は已む無しというところまで行き着いたのか...。

全体に事実を並べた感じで、淡々とした印象を受けました。それはそれで悪くないのですが、エルザーが、比較的早い時期にも関わらず、ヒトラーの危険性に気付いたのは何故か、相当に平和主事だったエルザーが、爆弾という標的であるヒトラー以外にも多数の死傷者がでるであろう手段を使ったのは何故か、「ワルキューレ」、「シャトーブリアンからの手紙」「死刑執行人もまた死す」「マン・ハント」「白バラの祈り ゾフィー・ショル最期の日々」などでは、簡単に反逆者たちを葬っていたナチスが、何故、エルザーだけは生かしたのか、他の"反逆者"たちとの違いは何だったのか、その辺りは、もう少し掘り下げて欲しかったです。

もっと面白い作品になる要素を持っていると思うのですが、それを生かせていない感じがしました。残念です。邦題も観客をミスリードしていると思います。原題はただ"エルザー"ですし...。


公式サイト
http://13minutes.gaga.ne.jp/


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明烏 あけがらす

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明烏 [DVD]/菅田将暉,若葉竜也,吉岡里帆
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品川で細々と営業を続けるホストクラブ"明烏"。ワーストのホスト、ナオキ(菅田将暉)は借金返済期限が迫る中、返済金1,000万円を無事に用意できたことを祝って宴会を開きます。ところが、翌朝、目を覚ますと、あるはずの金はなく、夢を見ていたことに気付きます。借金を返済できなければ12時間後には東京湾に沈めらることになるナオキでしたが、同僚も客も頼りにならず...。

落語を題材にしたとのことで、当然、落語の"明烏"を題材にしているのかと思ったら、内容的には"芝浜"でした。

ちなみに、「明烏」は、「あまりに真面目で堅物な息子を心配した商店の主人が、町内でも札付きの遊び人である2人の男に息子を吉原に連れていくよう頼みこみます。2人は、人のお金で遊べると張り切ります。吉原を恐ろしいところだと思いこむ若旦那を"お稲荷様に籠ろう"と誘い出し、吉原へ。花魁を目の前にして騙されたことに気付いた若旦那は帰ろうとしますが、2人に『勝手に帰ると大門の見張りに袋叩きにされる』と脅されます。仕方なく花魁と過ごすことになります。結局、2人とも相手の女に振られ、つまらない夜を過ごし、若旦那を迎えに行きます。若旦那はその初心なところを花魁に気に入られ、若旦那も花魁の魅力にメロメロ。若旦那に帰ろうと声をかた2人は若旦那に言われます。『勝手に帰ると大門で袋叩きにされるよ』と。」

「芝浜」は、「魚の行商をしている男は、商才はあるのですが、酒好きで仕事も失敗が続き、うだつが挙がりません。ある日、大金の入った財布を拾います。大喜びで仲間を集めどんちゃん騒ぎをしますが、翌朝、目覚めると女房にこんなに散財してどうするのかと叱られます。前夜に拾った財布のことを言いますが、女房はそんなものは知らないと言い張ります。女房に諭された男は、財布の件は夢の中のことと諦め、断酒をし、仕事に精を出すようになります。3年後、男は表通りに店を構え、人を雇うまでになります。その年の大晦日、男が、女房の献身を労い感謝すると、妻から件の財布を見せられ、話を聞かされます。『大金の入った財布を男に見せられた妻は困惑。大家と相談して財布を拾得物として役所に届け、男にはなかったことと言いくるめることにした。落とし主が現れなかったので、役所から財布が下げ渡された。』男は、女房を責めず、自分を立ち直らせてくれたことを感謝。女房は久し振りに酒でもと勧めます。強く勧められ、一度は、杯を口元まで運びますが、杯を置きます。『よそう。また夢になるといけねぇ。』」というもの。

本作のラストのセリフは芝浜なのですが、内容的には、基本、芝浜。(芝浜は財布事件の後の物語が主題となっている一方、本作は、お金が無くなるというところに焦点が当てられているとか、芝浜は妻の夫への愛が動機なのに対し、本作はお仕置き的な要素が強い感じがあるとか、芝浜は不本意ながら騙すような形になってしまったという感じですが、本作は明らかに騙そうという意思のもとに騙しているとか、いろいろ違いはありますが...。)で、明烏の要素はあまり表に出てきていません。それで、このタイトルだと、やはり、違和感はありました。

それはともかく...。

落語というのは、基本的には、枕を入れて30分+α位の感じ。で、人が語ってそのくらいの時間なのですから、2時間程度の映画にする場合、一つの話を一本の映画にするというよりは、いくつかの話の要素を組み合わせるとか、落語にヒントを得ながらも思い切り膨らますとか、お話そのものに手を加えていく必要があります。その点が、あまりスマートに纏められていないため、引き延ばした感じがしてしまうのかもしれません。

そして、映画というよりは、演劇の舞台を撮影した映像のような印象を受けるのも、落語が元となっているからかもしれません。笑える作品ではあります。そこは、さすがに落語がもつ古典の力ということなのかもしれませんが、ところどころに、掛け合いの面白さも感じられました。途中、ダレる部分もありますが、それでも、力のある演技人に支えられ、コメディとしては、それなりに楽しめました。

レンタルのDVDで十分とも思いますが、悪くない作品だとは思います。


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エイプリルフールズ

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エイプリルフールズ DVD 通常版/戸田恵梨香,松坂桃李,ユースケ・サンタマリア
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エイプリルフールズの嘘により引き起こされた騒動が描かれます。

学校にも行かず家に引きこもっていた高校生は、あるサイトに書かれていた文章に目を留め...。
行方不明だった男性が見つかり、母親と感動の再会を果たし...。
仲の良い男子大学生の2人。片方が、エイプリルフールだからと、相手に自分はゲイだと嘘の告白をすると...。
対人恐怖症を抱えた清掃員のあゆみはふとしたことから一晩だけの関係を持った外科医の亘の子どもを身籠ってしまい...。
病気の妻の余命が僅かしか残されていないことを知った夫は、妻に最高の思い出を作ろうと...。
別れた妻のもとに残した娘を心配する暴力団員の宇田川は...。

エイプリルフールを意識してつかれた嘘、たまたまエイプリルフールの日だったために信じてもらえなかった本当の話、それを言った本人は嘘のつもりだったのに実は現実に起こってしまう話、相手を想ってつく嘘、自分の利益のための嘘...。様々なタイプの嘘と本当が入り乱れます。

一つ一つのエピソードは、ほとんど古典的といっても良いほど、どこかで見たようなお話ですが、やんごとなき夫婦の物語と娘を心配するヤクザなお父さんの物語は上手く味付けがされ、結構、良かったと思います。このどちらかをメインに持ってきて、他のエピソードを絡ませた方が面白くなったのではないかと...。

ところどころ、やり過ぎな部分も目につきました。あゆみは、かなり撃ちまくっていますが、あれだけ銃を撃ちまくったら、とっくに通報され、周囲を警察官や機動隊に取り囲まれているはず。そこまでバンバン撃たなければならない必然性があったとも思えませんし、そもそも入手方法が"後出し"な感じで...。ヤクザなお父さんの暴力とか、苛めっ子への復讐もやり過ぎ感があって、ちょっとコメディな雰囲気を壊してしまっていると思います。この辺りは、笑える範囲で抑えておいた方が良かったのではないかと...。悪い奴に対しては、何やってもOK的な感じより、皆どこかワルで、それぞれがちょっとずつ得るものがあり、失うものがありといった展開の方が、この手の物語の場合には、しっくりきたのではないかと思うのですが...。

全くリアルでないのは、それはそれで良いと思うのですが、作品の世界の中での理屈はきちんと作っておかないと、作品の世界に浸って楽しむということはできにくくなります。イタリアンレストランの場面でも、接客係があんなに簡単に銃を奪えるなら、もっと早くやれよってことになりますし...。その辺りの作り込みは足りなかったのではないかと思います。エピソードを盛り込み過ぎたのかもしれませんが、全体に、粗く浅い印象を受けてしまいました。

亘のアレコレを麗子が語る部分を除けば、基本的にテンポよく物語が進んでいくので、それなりに面白く観ることができましたが、レンタルのDVDで十分なレベルかと...。特別に悪いということもないのですが...。


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探検隊の栄光

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荒木源の同名小説を映画化した作品。原作は未読です。

TVドラマで人気を博した俳優、杉崎は、秘境を訪ね、伝説的なUMA(未確認生物)"ヤーガ"を探す探検隊の隊長役のオファーを引き受けます。台本を読み込んでしっかりと役作りをするタイプの杉崎は、内容のない薄っぺらな台本に戸惑いながらも、場当たり的な、危機感を煽る演出に応じて、毒グモに遭遇したり、岩場で足を滑らせた隊員を助けたり、凶暴なワニと格闘したり、必死に隊長の役を演じます。数日後、ヤーガが生息するといわれる洞穴に辿り着きますが...。

本作の元ネタは、TVの人気シリーズだった"川口浩探検隊シリーズ"。

当時の朝日放送(現TV朝日)で1977年7月20日から1986年3月26日の水曜日19時30分から20時54分の特別番組枠"水曜スペシャル"。その中で放送された秘境を探検したり未確認生物(UMA)を探すサバイバル番組が探検隊シリーズ。1977年7月20日がその第1回で、第1回と3回は西村晃、第2回は宍戸錠が隊長だったのですが、その3回、スタジオで司会をしていた川口浩が隊長となったのが、1978年3月15日から1986年5月7日("水曜スペシャル"での放映は45回の1985年11月20日まで)に計46回放送された"川口浩探検隊シリーズ"です。

あまりに都合よく関係者や謎を探る手掛かりが現れたり、そう簡単には現れないはずの謎の生命体が登場したり、前人未到の場所に入る探検隊を前から映した映像があったり...。放送の翌日は、学校で、友だちとアレコレ突っ込みを入れながら盛り上がったものです。

で、その元ネタをリアルタイムで知っている者としては、懐かしかったですし、結構、笑えましたし、楽しめました。あの番組、本当にこんな風に撮影していたのではないかと思えてきますが、その辺り、どうなのでしょうか...。

ただ、残念な点もところどころありました。特に、2点。1つは、撮影に邪魔が入り、"命を懸けて撮影続行"となる展開。杉崎隊長はそれでよいと思うのですが、他のメンバーは、本気で命を懸けてはいけないのではないかと...。やはり、バラエティですから。本当に死者が出たら、折角の映像もお蔵入りでしょう。面白い映像を撮ることよりも、視聴者に届けることを優先すべきなのではないかと...。命を懸ける演出は良いとしても本当の意味で命を懸けてはいけません。

基本、"隊長は真剣そのもの、他のクルーは、ヤラセと心得ながら、隊長の真剣さを利用している"という設定を貫いた方が面白くなったのではないかと思いますし、隊長は命懸けでも、他の面々がきちんと安全な逃げ道を確保しているという方が、"バラエティ番組の撮影"としては真っ当なのではないかと...。もちろん、原作の設定なのだとしたら、仕方ないのですが...。

そして、洞窟の中の人の設定。原始人というのは、現地に対する上から目線が感じられ、嫌らしさも感じます。まぁ、この手の番組にそうした雰囲気があったことも確かなのでしょうけれど、"ヤーガ"を崇拝する新興宗教の信者とか、他の設定もあり得たと思うのですが...。これも、原作通りなのであれば仕方ないのでしょうけれど、撮影を邪魔されてから完了するまでの流れは、もう一工夫欲しかったです。

主演の藤原竜也らしい熱さが、杉崎役にぴったりだし、ユースケ・サンタマリアの嘘っぽさが如何にもこの手の番組のプロデューサーという感じを出しています。全体に安っぽい感じがする作りもストーリーの雰囲気には合っていたと思います。

何も映画にせず、TVドラマでも良かった気もしますが、杉崎隊長の情熱は映画館のスクリーンで観るべきものかもしれません。

もっと面白くなったはずな気がするだけに残念な部分もありましたが、少なくとも、川口浩探検隊シリーズをリアルタイムで観ていた人にとっては、楽しめる作品だと思います。私も笑わせてもらいました。


公式サイト
http://tanken-movie.com/


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