【作品賞】(5本以上10本まで)

  「未来を生きる君たちへ 」   6点
  「人生、ここにあり 」   5点
  「愛する人 」   4点
  「ミラル 」   3点
  「ヤコブへの手紙 」   2点
  「神々と男たち 」   2点
  「イリュージョニスト 」   2点
  「明りを灯す人 」   2点
  「蜂蜜 」   2点
  「ミッション:8ミニッツ 」   2点
【コメント】

   「未来を生きる君たちへ」には厳しい状況の中で"復讐"の空しさを訴える作品に先の世への一筋の希望が感じられました。「人生、ここにあり」は実話を描きながらユーモアと温かさのある視線が印象的。「愛する人」に登場する過ちを繰り返しながらも幸せに向う力を失わない人の姿は印象的。「ミラル」ではなかなか解決に向わない問題に翻弄されながら生きる人の姿が胸に沁みます。「ヤコブへの手紙」は傷ついた人が人との触れ合いにより癒される過程がシミジミと描かれています。「神々と男たち」では大きな決断を迫られた姿が心に残ります。「イリュージョニスト」はただ尽くすことの哀しさと喜びが伝わってきます。「明りを灯す人」には踏み潰される人の姿とその先に僅かに感じられる光が印象的。「蜂蜜」では静かで濃厚な映像が目の奥に焼き付けられました。「ミッション~」は複雑な構成に酔わされました。全般に地味な選考になったかもしれませんが、それぞれに力のある作品だったと思います。中にはかなり厳しい状況を描いたものもありますが、そこはかとない希望が残る作品が多かったです。
-----------------------------------------------------------------

【監督賞】              作品名
   [シルヴァン・ショメ] (「イリュージョニスト」)
【コメント】
    デフォルメされた登場人物たちがそれぞれの心の動きを見事に表現し印象的でした。


【主演男優賞】
   [該当なし] (「        」)
【コメント】

【主演女優賞】
   [カリーナ・ハザード] (「ヤコブへの手紙」)
【コメント】

   ほとんど表情にも話し方にも変化のない中、心の動きをしっかりと伝えて、存在感を示していました。

【助演男優賞】
   [アンドレア・ガッティノーニ] (「人生、ここにあり」)
【コメント】

   ほとんど何も喋らないままに作品の一部の雰囲気をしっかりと作り上げていました。

【助演女優賞】
   [ヘレン・ミレン] (「 RED/レッド 」)
【コメント】

   作品の味わいを引き上げて印象的でした。

【ニューフェイスブレイク賞】
   [該当なし] (「        」)
【コメント】

【音楽賞】
  「該当なし」
【コメント】

【ブーイングムービー賞】
  「アジャストメント
【コメント】
   製作者が何をしたくて、何を求めて本作を作ったのか理解しにくかったです。
-----------------------------------------------------------------

【勝手に助演アニマル賞】
   ["フィラ"(役名ですが...)] (「木洩れ日の家 」)
【コメント】

   名演をする動物は珍しくないのですが、単にかわいいという以上のものを確実に見せてくれていました。
-----------------------------------------------------------------
 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。

AD

今年も日本インターネット映画大賞への投票をしながら、1年間のこの1年に観た映画を振り返ってみたいと思います。例年通り、今年公開された作品で、映画館で観たもののなかから選びたいと思います。


今年、映画館で観たのは、日本映画21本、外国映画48本の合計69本。ここ数年では、かなり少なめではありますが、映画館に行く回数が少なくなった分、観に行く作品を厳選した気はします。まずは、日本映画から...


【作品賞】(5本以上10本まで)
  「エンディングノート 」   7点
  「一枚のハガキ 」   6点
   「八日目の蝉 」   5点
  「あぜ道のダンディ 」   4点
  「サラリーマンNEO 劇場版(笑) 」   3点
  「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男- 」   2点
  「冷たい熱帯魚 」   2点
【コメント】
 「エンディングノート」は、家族を主人公としたドキュメンタリーでしたが、主人公への視線が冷静で、しかも温かさとユーモアに包まれて、エンターテイメントとしても一人の人間の人生を描き出す作品としても成立している点が良かったと思います。「一枚のハガキ」は新藤監督の全てをかけたという感じの気迫が込められていながらも軽やかさが感じらました。「八日目の蝉」は原作とは少々違った味わいでしたが、本作は本作として心揺さぶる作品に仕上がっていました。「あぜ道のダンディ」は軽妙な雰囲気にしっとりした味わいを巧く織り込んでいて心に残りました。「サラリーマンNEO~」は予想以上の仕上がりに感激。「太平洋の奇跡~」は知られざる太平洋戦争のエピソードを描きながら戦争の空しさを伝えています。「冷たい熱帯魚」は作品の迫力に引きずり込まれました。割と地味な選択になったと思いますが、なかなか印象的な作品が揃ったと思います。
-----------------------------------------------------------------

【監督賞】              作品名
   [砂田 麻実] (「エンディングノート」)
【コメント】

   監督の父親である主人公を見つめる視線が良かったです。


【主演男優賞】
   [光石 研] (「あぜ道のダンディ」)
【コメント】

   飄々とした味わいの演技が作品の雰囲気を作り上げていました。

【主演女優賞】
   [大竹 しのぶ] (「一枚のハガキ」)
【コメント】

   国家により、周囲により多くのものを奪われながらも逞しく生きる女の姿を見事に表現していました。

【助演男優賞】
   [でんでん] (「冷たい熱帯魚」)
【コメント】

   不気味で過激な人物にリアリティを与えていました。

【助演女優賞】
   [小池 栄子] (「八日目の蝉」)
【コメント】

   見事な演技でした。表情、喋り方、姿勢、身体の動き、何をとってもこれしかないという感じに役柄を存在させていました。  

【ニューフェイスブレイク賞】
  [山口 拓] (「アブラクサスの祭 」)
【コメント】
  主人公である父親に向けた視線が印象的でした。


【音楽賞】
  該当なし
【コメント】

【ブーイングムービー賞】
  「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく
【コメント】
   手塚治虫の名をかぶせながら、よくこれだけ原作の味わいを崩したものだと...。何がしたくて本作を制作したのか、製作者の意図が理解できませんでした。
-----------------------------------------------------------------

【勝手にベストアニメ賞】
  「マイブリッジの糸
【コメント】

   非常に哲学的で難解な雰囲気を纏いながらも心に訴えてくるもののある作品でした。

-----------------------------------------------------------------
 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。

AD

TOKYO FM 夢の第九コンサート2011

テーマ:

さて、今日は、「TOKYO FM 夢の第九コンサート2011」の本番です。


昨年に続き、2度目の催しなのですが、昨年は日程的に厳しく指をくわえつつ、涙を呑んでいたのですが、今年は、仕事納めを過ぎてからということもあり、発売と同時にチケットを購入。


6月から、何度か、東京FMホールで開かれた練習会にも参加し、本番直前には、一緒に参加するお仲間たちとの非公式練習会も2度開催し、準備万端...とまではいかなくても、それなりに頑張って取り組んできた第九。


この年の瀬も押し詰まった今日、いよいよ本番です。


昨夜は、早めに寝て、それなりに睡眠も取れたし、本番の時間に向けて、少しずつ、身体と喉を整えていきたいと思います。


全人類に向けて高らかに歓喜を歌い上げるこの曲。大きな災害の記憶も生々しいこの年の瀬、来る年が少しでも幸多き一年となりますよう、祈りお込めながら歌ってきたいと思います。


フロイデ!!!



公式サイト

http://www.tfm.co.jp/daiku/index.html

AD

明日を夢見て

テーマ:
明日を夢見て [DVD]/セルジオ・カステリット,ティツィアーナ・ロダト,フランコ・スカルダティ
¥3,990
Amazon.co.jp


1953年シチリア。ある田舎の村にやってきたジョーは、映画のプロデューサーと名乗り、中央の広場にテントを張ります。俳優の新人発掘オーディションを行うと大々的に宣伝し、オーディションのカメラテストのためのフィルム代と現像料として1500リラを徴収します。村中の人の興味を惹き、人々は「夢」を求めてオーディションに参加し始めます。けれど、実はジョーは詐欺師で...。


詐欺師のジョー。時折、カメラの前で人生を吐露する人々の想いに心を揺さぶられる様子を見せながらも、"商売"を捨てる気はなさそうです。けれど、そんな彼を信じて追ってきたベアータ。彼の罪が白日の下に晒されても彼女は一途に愛を注ぎます。


その真っ直ぐな愛情に、ジョーの心も変化していく...といった辺りは、まぁ、よくある"最後には真実の愛を知るしょ~もないオトコのお話"。で、そんなオトコの心を溶かしていくのは、無垢で純粋なオンナ。結局、オジサンにとって、オンナは愚かで純粋で一途なのが良いってこと...なのでしょうか。


一途にジョーを愛するということなら、ジョーが逮捕されたときに残していった機材をくすねて一儲けして、出所してきたジョーを拾っていくくらいのことをしてくれてもよかったような...。


彼女も数多くいる詐欺師ジョーの"被害者"の一人なワケで、彼女の力で、"被害者"たちの映像が活かされたとしたら、それこそ、映像のもたらす奇跡といえるでしょうし、映画って素晴らしい...ということが実感できるような...。


ジョーの心境の変化も、唐突感が拭えませんでした。そりゃぁ、ベタータは、かなり一途に情熱的でしたが、他にも"積極的"な人々はいたわけで、ベタータがそれ程、突出しているようにも思えなかったのですが...。


ジョーを逮捕した警察署長の言葉が、ジョーの行為のどんな部分が本当の"罪"だったのかを突いていて印象的でした。その言葉に関連したジョーと"被害者"たちの関係性やジョーの"被害者"たちへの想いが丁寧に描かれていると、グッと味わいの深い作品になったのではないかと思うのですが...。


全体に浅く上滑りな印象は拭えませんでした。また、ジョーが巡る各地の違いがあまり見えず、移動したのか同じところに滞在しているのか戸惑いを感じる部分もあったのは残念。



明日を夢見て@ぴあ映画生活







http://cinema.pia.co.jp/tb/tb?movie_id=114732
ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男 [DVD]/リチャード・ギア,ジュリー・デルピー,ホープ・デイヴィス
¥3,990
Amazon.co.jp


アメリカの実業家であり、映画製作、飛行家としての顔も持ち、"地球の半分の富を持つ"とも評された伝説の大富豪、ハワード・ヒューズの"偽りの伝記"が出版されるという 1970年代初頭に実際に起きた詐欺事件を映画化した作品。原作は、詐欺の首謀者だったクリフォード・アーヴィングの自叙伝。


売れない作家クリフォード・アーヴィングは、新作を出版社に売り込んでは却下される日々を送っていました。ある日、友人でもあるマグロウヒル出版のアンドレアに"今世紀最大"の作品を持ってくると言ってしまい、窮地に立たされます。本当は何のプランも無かったのですが、大富豪でありながら変わりもので公の場に姿を見せないハワード・ヒューズのニセ自伝を書くことを思いつき...。


これが実話というのですからスゴイ。


伝記が出版されるとなれば、それだけで確実にニュースになる伝説の人物。そんな大物を狙うというその無謀さが見事。謎に包まれた大物ということであれば、その人物像に迫ろうとした人間は多数いたことでしょう。けれど、本人にばれた時を考えれば、矢鱈なことはできないでしょう。まぁ、最終的には本人に伝わる話であることは十分に予測できるでしょうし、大物相手に下手なことをすれば身を危険に晒すことになるわけで...。


アーヴィングは、多額の報酬を詐取するためにウソにウソを重ねていきます。ところどころで、そのウソが綻びかけますが、その場その場を何とか切り抜け、アーヴィングの計画は進んでいきます。彼の後押しをするように思いがけない情報が盛り込まれた資料まで届けられて...。


ウソの世界を作り上げていくアーヴィング。その過程で、彼自身もウソの世界に取り込まれていきます。現実と妄想の境を彷徨う姿に彼の必死さが実感できます。この"本気"があるからこそ、観るもの詐欺師であるアーヴィングに気持ちを寄せていくことになるのでしょう。


いよいよウソから出た誠、アーヴィングの著書が大々的に世に出されていくかと思われたその矢先、誰が本当の勝者なのかが明かされます。


成る程、さすが、アメリカの政治すらも支配するほどの権力者。目立たずに、けれど、しっかりやることはやる。他人に自分の人生の一部でも左右されることなど許すはずもない...ということなのでしょう。


そして、さらに、エンドロールで示される事実。アーヴィングはまだ諦めていないとこのと。お見事!!まぁ、本作の原作となった事件の顛末記、「ザ・ホークス」を書いた時点で、アーヴィングも負けてはいなかったということになるのですが...。


この辺りは、いかにもアメリカ的といえるのかもしれません。


事件の大きさの割には、比較的、淡々とした描き方がされ、地味な感じもする作品ですが、アーヴィングを演じたリチャード・ギアの好演も印象的です。



ザ・ホークス~ハワード・ヒューズを売った男~@ぴあ映画生活

ブリューゲルの動く絵

テーマ:

16世紀のネーデルランド絵画の巨匠ブリューゲルが残した名画『十字架を担うキリスト』を、映像で再現したドラマ。


十字架を背負わされ歩かされるキリストの姿を中心に、けれど、目立たなく描き、数多くの人々の姿を描いたブリューゲルの作品に登場する数多くの人々の物語が紡がれます。


実際にイエスが処刑されたとされるのは起源後28年頃のイスラエル。ブリューゲルが描いたのは彼に馴染みのアルネーデルランドの風景であり、彼と同時代の衣装を纏った人々。つまり、画家自身が生きた時代に処刑されようとしているキリストを登場させたということになります。


キリストと同時代の人とは違い、処刑された後のキリストがどうなるかを知っているはずの人たち、キリスト教という宗教が、それなりの大きな勢力になり、相当の権力を持つようになったはずの時代。自分たちの信仰する宗教で救世主とされる人物がそこにいるというのに、絵画に登場する人たちは、その存在に気付かない様子。


すでに、キリスト教は、キリストが説いた教えから離れてしまっているということなのか、人は、本当に大切なものを見過ごしてしまうものだということなのか...。キリストの死を嘆いているように見受けられるマリアの視線でさえ、キリストに向けられているようには見受けられません。


絵と映像の交わり方が見事で、描かれた人々がそのまま三次元の世界にやってきたかのような映像が印象的でした。絵の世界そのものを立体化することへのこだわりが実に徹底していて、細部までしっかり造りこまれた映像になっています。


物語がその分薄くなってしまっているのはやむを得ないでしょう。いえ、むしろ、もっと薄くしても、ブリューゲルの絵そのものをもっと見せて欲しかった感じがしますし、二次元と三次元を行き来する感じがもっと欲しかった気もします。


絵自体が、十分に物語性をもっているので、映画としての物語を作ろうとするよりも、絵そのものだけにこだわって欲しかった気がするのです。


いづれにしても、他では観られない映像であることは確か。一見の価値アリです。できるなら、映画館のスクリーンで。東京では、渋谷のユーロスペースで公開されていますが、本当は、もっと大きなスクリーンで観たいところ。それも残念...。



公式サイト

http://www.bruegel-ugokue.com/



ブリューゲルの動く絵@ぴあ映画生活

初めてのお休みとなりました

テーマ:

24日の不正アクセスが原因というトラブルで、25日はずっと記事の編集ができず、当ブログ開設以来、初めてのお休みとなりました。




今、26日8時過ぎ。久々に編集できるようになったところです。




何がどうなっていたのかは分かりませんが、こんなことは初めて。




ただ、不思議なのは、24日の不正アクセスが原因とのことなのですが、24日から25日にかけての深夜に、何度か編集画面にアクセスして、普通に記事の編集ができていたのですよね。24日の不正アクセスの影響が、25日に入った後に出たってことなのでしょうか?




これで、ずっと1日1本、記事をアップしていた記録(?)が途絶えてしまうのもシャクなので、今日(26日)の夜にでも、24日深夜に書きかけのまま下書き保存していた記事を25日付けでアップしたいと思います。

忍たま乱太郎

テーマ:
忍たま乱太郎 スペシャル・プライス版 [DVD]/加藤清史郎,林遼威,木村風太
¥2,625
Amazon.co.jp


人気アニメ『忍たま乱太郎』(原作は尼子騒兵衛のギャグ漫画『落第忍者乱太郎』)、を実写映画化した作品。アニメは不定期にではありますが、何度か観たことがあります。


主人公は忍者のたまご"忍たま"、乱太郎。先祖代々、ヒラ忍者の家系に生まれた乱太郎は、エリート忍者めざして忍者の学校<忍術学園>に入学しますが、クラス分けされたのは、残念ながら成績はいまいちの「一年は組」。個性豊かな仲間たちと勉強に励みますが、追試と補習の常連。そんなある日、忍たまの仲間が暗殺者に狙われる羽目になり...。


忍者という専門職集団が存在した時代となると鎌倉時代から江戸時代といったところでしょうか。で、本作は忍者が存在する時代なのですが、忍者が存在するということ以外は、基本、現代です。時代考証はされていないといっていいでしょう。


でも、ここまで、時代考証を無視しているといっそ清々しいというか、却ってスッキリします。そして、これだけイマドキの子どもたちが出演しえいる作品なので、ヘンに時代考証などしない方が自然に観られるのかもしれません。


アニメならではのハチャメチャな動きをする登場人物たちが、そのままのイメージで大活躍というのは嬉しかったですし、子どもたちが頑張っている姿というのは、それだけで眩しく輝いて見えました。


まぁ、ドラマ自体は普通。ちょっとズレているけれど、それなりに健気で一生懸命な子どもたちが頑張る姿というのは、やはり、気持ちよく観ることができます。大人が間違った方向に頑張っていてもしょ~がないのですが、「とにかく頑張る姿で勝負」をできるのは子どもの特権。


チョイ役で出演しているビッグネームたちの楽しげな様子も見所の一つ。


余計なことを考えず、軽く楽しむには良い作品だと思います。



忍たま乱太郎@ぴあ映画生活

今年のクリスマスケーキは、例年より少し早めに新宿高島屋で予約しました。


これまで、息子の好みから、基本的にはイチゴと生クリーム主体のケーキだったのですが、今年はチョコレート味にしようということになり、チョコレートなら、ザッハトルテのデメル...ということで、デメルにしました。


チョコレートのスポンジとクリームの層が交互に重ねられ、全体がたっぷりとしたチョコレートクリームに覆われ、ケーキの上面は、いろいろな形のチョコレート片で飾り付けられていて、なかなか豪華な感じ。


箱を開くと、辺りにチョコレートの香りが漂い、ケーキの濃厚な味わいが想像されます。


そして、予想に違わないコイ~味のチョコレート。


少々、濃厚過ぎて、一口で十分な感じはしましたが、確かに流石に老舗の美味しい本格チョコレート味でした。少しばかり重い感じはしましたが、しっかりとした存在感を示し、「これぞ、ザ・チョコレート」という感じでした。


ただ、この濃厚さなら、もっと小さいサイズが欲しかったです。今回のケーキは、直径15cm。例年のイチゴのショートケーキタイプなら、3人家族でも何とかなる大きさなのですが、ちょっと、手に余りそうです。勿体ないですが...。


息子も中学生になり、サンタクロースは卒業です。もっとも、2、、3年前から半信半疑というか、プレゼントゲットのために信じている振りをしているような様子はあったのですが、流石に今年は正式に卒業。例年のサンタクロースのファンタジーを信じさせるためのドタバタもなくなり、ホッとしたような寂しいような...。


3月の震災をはじめ、大変なことの多い一年が、金正日の死去という大きな出来事ともに暮れようとしています。すぐ近くにある北朝鮮でこれから何が起こるのか、私たちの生活が大きな影響を受けるようなできごとが起こる可能性もあるワケで、不透明な状況がしばらくは続くことでしょう。


せめて、このクリスマス・イブの夜、サンタクロースの訪問を楽しみにしている子どもたちももちろんですが、そんな余裕を持てないでいる子どもたちも平穏な夜を迎えて欲しいものです。



デメル・ジャパン 公式サイト

http://www.demel.co.jp/

甘い罠

テーマ:
甘い罠 (クロード・シャブロル コレクション) [DVD]/イザベル・ユペール,ジャック・デュトロン,アナ・ムグラリス

¥5,040
Amazon.co.jp


アメリカの作家シャーロット・アームストロングの「見えない蜘蛛の巣」を基にした作品。

天才ピアニストのアンドレ・ポロンスキーは、チョコレート会社の重役、ミカことマリ=クレール・ミュレールと結婚していましたが、離婚し、リズベットと再婚し、息子のギョームが生まれます。しかし、リズベットが自動車事故でなくなった後、ミカとよりを戻し、スイスのローザンヌの市庁舎で2度目の結婚式を挙げます。別の日、レマン湖畔のレストランでルイーズ・ポレとポリーヌが話しています。ポリーヌの息子アクセルは、ルイーズの娘ジャンヌと交際していました。ジャンヌは自分が生まれた病院で、結婚式を挙げた有名なピアニスト、ポロンスキーの子供と自分が取り違えられそうになった話を初めて聞き、彼の家を訪ねることにしますが...

原題は「ココア(チョコレート)をありがとう」の意。

地味~な感じの作品で、正直、途中で集中力が途切れたりもしますが、終盤に入り、緊張感が高まり、ゾクッとしました。人物紹介とクライマックスに向けての状況説明にじっくり手間隙がかけられた感じで、まぁ、そのおかげで、クライマックスのドキドキハラハラが生まれるのでしょうけれど、ちょっとばかり眠気を感じてしまいました。

けれど、クライマックスでミカを演じるイザベル・ユベールを中心とした展開になると、俄然、作品の世界に惹き込まれます。徹底的に身勝手な悪女の冷酷さが見事に表現されて、背中に冷たいものを感じます。最後まで、自分がしたことへの後悔が感じられず、悔しさを滲ませた雰囲気が印象に残りました。

そして、ミカと対照的に若々しく真っ直ぐな言動を見せるジャンヌ。少々、無鉄砲な感じもするジャンヌの姿が、ミカの屈折した感情をより浮かび上がらせています。その辺りの構成が、巧く練られていて完成度の高さが感じられます。

100分を切る短めの作品ですが、なかなかにしっかりとした強い印象を残す作品に仕上がっています。

一度は観ておきたい作品だと思います。


甘い罠@ぴあ映画生活