海洋汚染を除去する方法
孫正義さんの対談書き起こしが進んでいなくて恐縮ですが、
読者の方からご質問で気になる話があったので
先にそちらを失礼します。
★東京電力が汚染水処理の提案を無視?
http://imashun-navi.seesaa.net/article/194419981.html
放射性物質を除去するために提示されたのは
日本ポリグル株式会社と大阪大学の
合同研究グループが開発した薬剤で、
主成分はポリグルタミン酸。
http://www.poly-glu.com/product_information/product_pga.html
日本ポリグルは発展途上国の水質浄化等を手掛ける会社で、
今回の東日本大震災に対しても
技術協力を厭わない旨を宣言されてます。
http://www.poly-glu.com/pdf/kantoudaishinsai.pdf
成果はすでに論文や実験で実証済みとの事。
3/30(水)にこの処理案を提出し、
東電からは翌木曜の段階で
「現場で実験する」としていましたが、
その後の連絡はないそうです。
微生物で放射能を分解除去する話は、他にも。
http://takashima.tidt.fool.jp/?eid=3
こうした手法を実際採用しなかった事情は
直接回答がない限り断定出来ませんが、
推測としては主に2つの理由が考えられます。
【a】微生物ないし微生物由来の成分を
投与することによる、デメリットの懸念。
【b】海洋汚染を拡大することによる
金権的なメリットを優先した可能性。
【a】については、
「増殖した微生物や投与した薬剤の成分が
環境中に残って生態系を乱さないか?」
という問題が考えられます。
これについては、微生物の場合
エサがなくなると餓死して消える。
↓ ↓ ↓
一時的には従来見られなかった異常事態が生じても、
長期的に見ればバランスを取り戻して収束する。
と見られます。
あるいは、ブラックバスやマングースが
稀少な在来種を捕食してしまうような事が
微生物の世界で起こらないか?
http://watashinomori.jp/study/basic_03-4.html
という危惧もあるでしょう。
それに関しては、
実際やってみないと、わからない。
としか言いようがありません。
ただ、個人的に思うのは
今さら『生態系の乱れ』を恐れるまでもなく
旧来のバランスが加速度的に破壊されてしまっていること。
味噌・醤油・酒等の発酵食品に使われる
麹菌や酵母といった微生物も、
品種改良のために放射線照射されて
人為的に突然変異させられたものが
既に広く流通してますし。
http://axis-organic.com/essei/post-51.php
バイオテクノロジーで有効成分を生産するために
新しい微生物や細胞の培養開発等も
医薬品・食品・化粧品メーカー等が進めています。
http://blog.nikkeibp.co.jp/ffbio/2011/02/20110225-vol20.html
∴今さら耐放射性微生物が加わったところで、
生態系の激変に大差ないでしょう。
【b】は、
「ただちに影響がない」ゆえに、
因果関係を証明しがたい健康被害が増えれば
それで利益を得ている人にとっては
震災特需となります。
★CT検査による被曝でガンが増える。
http://www.j-cast.com/2010/10/14078178.html
★医療被曝は医療機器メーカーにとって、最大に儲かる現場。
一台数千万から億単位の機器もあり、リベートも多額。
内部被曝する医者も発生。
- 東大のがん治療医が癌になって ああ無情の勤務医生活/加藤 大基
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- Amazon.co.jp
これまでの東電や政府等の対応が
「信じられない!」
と感じる方は多いと思いますが、
その感覚は
“命や健康を最大限に尊重する”
という基本認識があって、初めて成り立つもの。
「他人の命より自分の利権が大事」
という世界で生きている人には
残念ながら通用しません。
私自身は、彼らの行動を見る限り
「従来からの自分の立場・既得権を守る」
「不安心理を煽って、無駄な手間や出費を増大する」
ことを追求する基準に立てば、
甚だ合理的で適切な対応をしていると思います。
http://ameblo.jp/hinoyuno/entry-10846072214.html
自分の価値観どおりに相手が動いてくれることを
期待するから、それに反する結果に対して
落胆や憤りを感じるのであって、
最初から要望がなければ動揺することもありません。
最初の話に戻りますが、
海洋汚染の除去に本当に効果的な決め手があって
それが必要切実で価値があるという確信を持てるなら、
東電が採用しなくたって
自分の自由意志でやればいいんです。
原発施設内で使われることはなくても、
東電の敷地外でなるべく事故現場に近いところへ
対策用品を投与するのは可能じゃないですか?
自腹で資金が捻出しきれないというなら、
海外で日本政府の対応を非難しているような
環境団体等に呼びかけて必要な支援を募って。
現場の汚染状況が分かるデータは無いというなら、
潮の流れに詳しい地元漁民の方等の
協力を得るなり何なりして。
「ここで採用されて話題になって
自社製品のアピールが出来て売上倍増すれば」
という意識に留まらず、
どこまで熱意を持って動けますか?
あるいは、自分の代わりに
支援要請の呼びかけ等で動いてくれる
賛同者が募れるでしょうか?
結局、全て自分自身と内なる神意の間のことで、
他者との間であったことは一度も無かったんです。
マザーテレサが語ったように。
http://cocolonkao.exblog.jp/5790324/
お読みいただき、ありがとうございます。
原発危機、最後の切り札シーバーフ
震災からすでに3週間が経過した。福島第1原発は沈静化せず、むしろ事態は悪化している。そこで、急遽、..........≪続きを読む≫
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