転写元;イラン・ジャパニーズ・ラジオ



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2015/05/07(木曜) 22:10
イランが、ガソリンの輸出国に

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イランが、ガソリンの輸出国に




イラン石油製品分配会社のサッジャーディ取締役が、「イランは来年、他国にガソリンを輸出する」と語りました。



イルナー通信によりますと、サッジャーディ取締役は7日木曜、国際エネルギー市場における民間部門のシェア拡大に関する会合において、「2016年度は、イランはガソリンの輸入を必要としなくなり、逆に石油製品品の輸出国に転じるだろう」と述べています。
また、「来年の初めまでに、ペルシャ湾のセターレ精油所が操業を開始する見込みであり、イランには余剰のガソリンが生じるだろう」としました。
さらに、「天然ガスを代替とすることで、昨年は発電所で石油製品が7億リットル少なく使用され、このアプローチは発電所で液化燃料の消費がゼロに達するまで続けられる」と語っています。


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アメリカの政府高官の最近の脅迫について触れ、「脅迫という幻のもとでの協議には同意しない。イランの外交政策の責任者と協議者は、レッドライン、基本的なラインをしっかりと守るべきだ」と述べました。









最高指導者、「脅迫のもとでの協議に同意しない」

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最高指導者、「脅迫のもとでの協議に同意しない」




イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「我々は脅迫という幻のもとでの協議に同意しない」と強調しました。



ハーメネイー師は、6日水曜朝、教育省の責任者とイラン全国の教師多数を前に演説し、イランと6カ国の核協議の開催に合わせて行われたアメリカの政府高官の最近の脅迫について触れ、「脅迫という幻のもとでの協議には同意しない。イランの外交政策の責任者と協議者は、レッドライン、基本的なラインをしっかりと守るべきだ」と述べました。
また、「協議の継続と共に、イラン国民の偉大さと威厳も守るべきであり、協議団は強制や理不尽な要求、侮蔑、脅迫といったものに屈しない」と語りました。
さらに、「もしこのような状況が生じたら、我々は軍事攻撃を行う」としたここ数日のアメリカの政府関係者の表明について触れ、「アメリカの前大統領の時代に我々が述べていたように、イラン国民はあらゆる脅迫に対して断固回答するだろう」と述べました、
ハーメネイー師は、「各国の政治関係者の多くが公然と、また裏で認めているように、イラン国民に対して現在加えられている制裁と圧力が他の国に対して行使されたなら、その国は深刻な問題に直面していただろうが、イランは断固抵抗している」と語りました。
最高指導者はまた、「アメリカは協議をイランよりも必要としている。我々は協議を完遂し、制裁を解除させようとしているが、これはもし制裁が解除されなければ、我々は国を運営することはできないということではない」と語りました。
ハーメネイー師は、イラン国民は常に自らのアイデンティティを守ってきた、と強調し、「1980年代の8年間のイランイラク戦争の聖なる防衛時代に、世界の大国は、この国民に屈しようとしたができなかった」と述べました。
さらに、「今日アメリカ政府は世界で最も不名誉な政府である」と強調し、その理由として、イエメンでのサウジアラビアの政権の犯罪を明らかに支持していることだとし、「サウジアラビアの政府は何の説明もなく、イエメンの人々が彼らの望む人を大統領として受け入れないことのみを理由に、イエメンで罪のない人々や女性、子供の殺害を行っている。アメリカ人もまたこの大犯罪を支持している」と語りました。
最高指導者はまた、「イエメンの戦う革命的な国民は兵器を必要としていない。なぜならすべての軍事施設と軍隊を保有しているからだ。彼らは医薬品や食料、エネルギーの封鎖により、人道支援を必要としているが、あなた方は赤新月社の入国を許していない」と語りました。


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米紙、「イランの最高指導者の発言に注目すべき」

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米紙、「イランの最高指導者の発言に注目すべき」




アメリカの新聞、ニューヨーク・ポストが、核協議のプロセスに関するイランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の発言に注目すべきだとしました。



ニューヨークポストは、記事の中で、「ハーメネイー師が、演説を行う際、世界はそれに耳を傾けるべきだ。なぜなら、同師はアメリカのオバマ大統領より、イランの核問題を巡る協議の流れについて、正しい認識を持っており、正確な証拠をもとに発言するからだ」としました。
また、「イランとアメリカは、イランの核問題について得られた枠組み合意をそれぞれ異なった形で解釈しており、アメリカは、制裁は段階的に解除され、査察は透明性を保障すべきだとしているが、イランの最高指導者は、まだ、合意が得られてはおらず、制裁は合意達成後、直ちに解除され、査察は、イランの安全を脅かすものであってはならないと強調している」と伝えています。
同紙はさらに、「オバマ大統領は、イランとの合意を擁護し、それを戦争に対する唯一の選択肢であるとしたとき、完全に権力を失った」とし、「イラン側は、ウラン濃縮のための数千基に上る遠心分離機の稼動継続、フォルド核施設の維持といった重要な問題に関してアメリカから利権を得ることに成功した」としています。







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          イランの最高指導者は正統派