2010-07-13 14:18:54

武器科と言う職種

テーマ:陸上自衛隊の職種

名前からして「ミリマニ」(ミリタリーマニア)が集まりそうな部隊だと思われていますが、確かにマニアは集まります。ただミリマニではなく「メカマニ」(機械マニア)が結構多いのがこの部隊の特徴です。職種カラーは萌黄色。略号はOrdnanceのO。職種徽章は、火炎弾に2本のスパナ(武器の補修を象徴する)を組み合わせてカブトに模したものです。

なぜこの部隊はメカマニが多いのか?武器科の主な仕事は「火器・車両の整備」をやるのがメインだから、いろんな車両等に出逢える訳です。私は女教隊の区隊長やってた時に、慶応の理工学部機械工学科を出て「曹候補士の2等陸士」で入隊した、変わったWACがいました。


私「慶応の理工学出とるんなら、幹候を受けたらエェのに?」

隊員A「いえ、幹候は受けませんでした」

私「また、何で?」

隊員A「一番下からやるから、いろんな機械の修理に携わる事が、できるからと思ったのです」

このWAC。とにかく機械が好きと言うか、営内班のテレビが壊れた時に直してしまったほどですからね。

そして本人の希望通り武器科に入って、それはまさに水を得た魚状態。今は2曹にまで昇格していますが、慶応出て2等陸士からスタートするって言う隊員は、彼女が初めてだったと思います。


武器科は各方面隊に1つずつ置かれる方面後方支援隊と、補給処に武器科隊員の大半が在籍しています。方面後方支援隊の編成前は方面直轄の方面武器隊・師団の後方支援連隊隷下に武器大隊が置かれていましたが、後方支援体制の変革に伴い方面後方支援隊と師・旅団の後方支援連隊(隊)にあっては整備大(中)隊に改編されており、平成21年度末をもってすべての師団・旅団の後方支援体制の変換が終了しました。このため、陸上自衛隊の武器科部隊等において武器という名称を有するのは職種学校たる陸上自衛隊武器学校及び教育支援部隊の武器教導隊のみとなっています。

なお、後方支援体制の機能別改編により新たに創設された整備大隊(中隊)や補給隊(中隊)は、諸職種連合部隊となるため、部隊章は武器科職種の萌黄色から諸職種混成の藍色に変更されていて、今日では萌黄色の部隊章を装着する隊員は極僅かとなっています。


後、忘れてはならないのが「不発弾処理」も武器科の担当です。不発弾処理に関する教育を受けた者は、制服に不発弾処理徽章を制服に付ける事ができます。この不発弾処理は、発足以来「これまで1度も事故を起こした事がない」のが世界に誇れる事であると同時に自慢です。


余談ですが、土浦の武器学校には旧陸軍の装備品が置いてあり、なかなか貴重なものばかりで、ミリマニ感涙モノの旧式武器が多数あります。別の意味で「マニア揃い」なのが、この武器科と言う職種なのです。

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