こんばんは~!ひまわりでございます。

さてさて、師走の忙しい日々でございますが、本日がっつり寝坊しました。(´・ω・`)テヘ

そして、二度寝をした時に意味の分からない夢を見たのでスキビキャラで書いてみました。オチもなしで甘くもないですからね♪


注意!!最近見ない松島主任と安定の不憫キャラ社さんが主役でございます。そして、蓮様は出てきません。なんでもOKなお嬢様のみお進みくださいませ。

 

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芸能界という華やかな世界にかかわっているといっても所詮、事務所の人間なら会社員。

山のような書類の整理や雑務に追われているのは当たり前。そんな、当たり前の当たり前ではない会社員の日常的なお話です。

 

「社さ~~~~~~~~ん!やっぱりここにいましたか!!」


思い立ったら吉日ではないが、勢いでLME芸能事務所(仮にも上司がいるスタッフルーム)に乗り込んでるあたりさすがキョーコちゃんだ。


ドドドド・・と突進してきて机の前に立ちごそごそとバックから一枚の紙を見せてくる。

「じゃ、じゃ~んっ!!見てください社さん。私のこの完璧な計画書を!」 
「えっと…それ、俺に見せる必要あ…あるのかな?キョーコちゃん??」 
「ありませんっ!」 

 

・・・・ないんだ。ないなら見せなくてもいいのにとは言えない。(心優しき社さん)
しかし、お目目をキラキラ輝かし期待に満ちたキョーコちゃんをこのまま放置するわけにもいかず、渋々ながら計画書を見た。 

なるほど。
確かに誰かに見せる為に作った計画書だった。

 

図には丁寧に定規で線を引き、文字だって楷書だ。項目ごとに色分けしてありキョーコちゃんらしく可愛く飾りやシールなど(←ここはいらない)とにかく彼女渾身の計画書だった。

さてさて、問題の中身・・・。

「ん??????」

タイトルからオカシイ?自分の目がおかしくなったと思い二度見した。

「悪の秘密結社結成計画?????」 
「はい。私が悪の女首領です。社さん見てください。ちゃんと怪しい仮面も用意したんですよ。どうです?悪っぽい仕上がりになったでしょう??」 

キョーコちゃんは金のフチのついたどう見ても仮面舞踏会用にデコられた仮面を被ってみせる。 

 

キョーコちゃん・・それも、夜なべして制作したの?
思わず突っ込みそうになった社はそれでも冷静に対応できるスキルは持っている。いや、鍛えられた。この事務所に・・。

 

計画書を渡されたのだから事務方としては評価しなくてはならず、再び計画書に目を落とす。 

「で、蓮が正義の味方なの?確かに無駄に色気を振り撒いてるけどさぁ。どっちかというと蓮…の方が俺から言わせればヒールぽいような、(なんてったって闇の大魔王だし)」 
「いいえ、敦賀さんに組織を維持管理するなど到底無理です。良いですか社さん、悪の組織の首領に必要なのは運営力と根回し力です。私にはそれがあります!」 (キョーコさんの主観です)

 

まぁ、確かにそれはそうだ。某美〇女戦士の仮面の兄さん以外イメージはないなぁ、蓮には。

 

ただ、この計画書を見てわかるのはキョーコちゃんがまたおかしなこと考えている、という事態だけは理解した。 


これは止めないといけない、 全力で。
止めないといけないとは分かっているが、社に暴走したキョーコは止められない。

「そういうことで社さん!記念すべき怪人一号に任命です!松島主任もいらっしゃいますから、主任が二号です」 
 
デスクで書類に判を押しつつも耳だけダンボでこちらの様子を伺っていた松島が「俺も?」と引き攣った笑いを浮かべそして、社を気の毒そうに眺め・・「これ以上俺を巻き込まないでくれ」と心の底から願った。

「キョーコちゃん!勝手に決めないでぇぇぇっ」 
「え、社さん…二号が好かったですか?確かに松島主任の方が役職ですし年上ですし一号!って感じですけど・・・」 
「なんかキョーコちゃんがさらっとヒドいこと言ってる。いや、その前に蓮が正義の味方とか悪の組織との闘いとかって教えてあるの?キョーコちゃんの・・・・この(暴走)計画は!!」
「承諾なんて要りません。でもご安心ください、私達が一暴れすれば、正義の味方の敦賀さんが戦わない筈がありません!!」

いやいや…。キョーコちゃんが暴れなくても、君の一声で駆けつけて颯爽と君を回収 してくれるからと言うことは飲み込んだ。


「そう言うわけで、今から行きましょう!大丈夫です、社さんの怪人マスクも用意してますから!」
「えええええ!?俺も行くのおおお!?」 

 

 

あ~、敦賀君とこの書類早めに出しってて経理から言われてたのになぁ。

溜まりに溜まった書類の山が・・・・・・。
だが社を行かせないと言えば自動的に松島にお鉢が回る。
ここは、危機管理だ。すまない…社君。

キョーコはタレント部の管轄ではあるが特攻先が稼ぎ頭の俳優様なのだ。まして、自分が行って暴れるキョーコを相手をするのは無理だと判断し、そしてあっさり言った。

「行っていらっしゃい、お二人さん」 
「え、ちょっ、松島主任!そこは止めるとこでしょう!?助けてください!!!」 

 

キョーコに引きずられるようにスタッフルームから連れ出された社を見送り怪人二号(松島主任)を溜息をつきながらも電話を取る。 
自称悪の女首領(京子)と、怪人一号(社)がこれから君の楽屋で暴れることを(勝手に決定された)正義の味方(敦賀蓮)に伝えなくてはならない。 
 
「あ~、もしもし・・敦賀君?業務連絡なんだけど、今から京子と社君がそっちに向かうから何も疑問に思わず適当にあしらって?後は好きにしていいから」と。

 

 

 

さて、これを夢占いでどうやって検索すればいいのだろう?

文章に起こしてさらに混乱するひまわりでした。