映画「沈まぬ太陽」
テーマ:映画出演:渡辺謙(怪物)三浦友和 松雪泰子 鈴木京香 石坂浩二 香川照之 宇津井健
出演:戸田恵梨香 柏原崇 大杉漣 西村雅彦 小林稔侍 風間トオル 柴俊夫 木村多江
30年間、企業の不条理に翻弄されても絶対に諦めず辞めなかった
一人の男の生き様を描いた物語。仕事とは、人生とは、家族とは、、、
2009年/日本「沈まぬ太陽」
※MJのIMAX版を観に行ったら完売だったよ@109シネマズ川崎「シアター1」
日本航空の墜落事故、腐敗を題材にした原作を元に作られた映画ですが、
どこまでが事実なのか、、、知識がないので、そういう視点で見るのはやめました。
巨大組織に果敢と立ち向かった「一人の男」のフィクションとして鑑賞。
個人と組織、どう折り合いをつけるのが正解なのか?
家族と人生、どう折り合いをつけるのが正解なのか?
極太人間ドラマ。
見応えありました。
渡辺謙さんの演技は、もはや怪物の域に達しているし、
脇をしめる役者さんたちの演技も本当に素晴らしいです。
良かったですよ。
普通に良作。
インターミッションも入る長尺3時間20分。
普通に大作。
で、普通に、もやもやポイントもありました。
以下、つらつらっとな。
国民航空(NAL)のマークが、鶴っぽかったり、
中途半端に似せたディテールが、終始お寒かったです。
実在と架空をゴチャマゼにした表現(原作がそうだから仕方ない部分ではありますが)は、
やっぱり社会派ドラマ映画では、マイナスに働くな~という印象。
そして「THE 角川映画」
相変わらず、昭和の邦画(角川さんは王道と言ってますが)を作ってらっしゃいます。
無駄に説明的過ぎる台詞。
多くない?
そこまで説明しなくても、役者さんの演技で伝わってるし、
観客も馬鹿じゃないんだから、状況分かってるから。っていう。
例えば、、、
台詞ナレーションで、心の声をカミングアウト。
いやもう、謙さんの表情で十分過ぎるぐらい伝わってますから。
であったり、、、
墜落事故の犠牲者の遺族が、手紙(遺書)を朗読。
いや普通、この状況で声に出してそんな長々と読まんだろ。
などなど、ふと冷めちまう瞬間が訪れるのであります。
せっかくの重厚な人間ドラマを薄くしちゃってはないですかね?
最近見た韓国の大作映画と比べると、どうしても見劣りしてしまうな~
と感じるのは、こういう「余白の使い方」の善し悪しが大きいのかも知れんな。うむ。
なんてね。偉そうに何様!お前!!
はい、失礼致しました。
ところで、この映画で一番の突っ込みどころは、大作にしては安っぽいVFX。
でもあるのですが、ではなく、
渡辺謙さん演じる「恩地」の労働組合委員長時代のシーンじゃないでしょうか。
このシーン、謙さんはカツラを被っているのですが、、、
なんと。
ヅラの生え際のメッシュ線が、ばっちり映ってしまっています。
いくら何でも、これじゃあ、熱演中の謙さんが可哀想。
テレビの再現ドラマじゃないんだからさ。。。間抜けだな~
これでよしとした結髪さんもどうかと思うのですが、
編集で消し込まなかった監督もどうかと思いますよ。
うっかり気付かず撮影したにしても、
編集段階でインフェルノ使って合成すれば、すぐに消せたでしょうに。
何故、そのままなのさ。。。
こっちは大画面で観てんだからさ~、気になってしゃーないのよ。
とまぁ、ブツブツ言ってきましたけど、何だかんだ言っても、
僕は、謙さんの「魂が震える芝居」を観れて一定の満足感は得ております。
謙さん渋い。カッコいい。
それと物語の主題がね、やっぱ染みますよ。
個人と組織、そして国策。どう対話して筋道を立てていくべきなのか?
社会人、企業人なら誰しもが悩み、つまづくであろう普遍的なテーマを、
謙さんがゴリゴリに訴求してきますから。
今一度、真剣に考えてみようじゃないかってね。
沈まぬ太陽。
されど、悩ましい太陽でありますよ。
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印象的だったシーン
【墜落事故により亡くなった500名余の犠牲者の棺に囲まれる謙さん】
それにしても何とも悲惨な事故ですね。泣けてくる。







1 ■ううう・・・
これメイクさん、たまたま現場にいなかったのかな・・・?
こういうの怖い・・・。
衣裳からマイクが見えてるくらいに興ざめしちゃうね・・・。
私も気をつけないと。
この映画、父が気になってたやつだ。
墜落事後、辛すぎる。
観たいけど、辛くなるだろうな。