2017年01月30日(月)

学会で身体醜形障害について発表

テーマ:院長の美容コラム

先々週末に台湾で学会がありました。

 
学会は形成外科、美容外科だけでなく皮膚科の先生方も参加される合同学会です。
 
私はこの学会で毎年発表しているのですが、
 
今回は身体醜形障害(しんたいしゅうけいしょうがい)について報告しました。
 
なぜ身体醜形障害についてなのかというと・・・
 
最近身体醜形障害の患者さんが増えているんです。
 
 
身体醜形障害とは・・・
 
第三者がみても目立たないような些細な傷(ニキビ跡など)に対し、
 
一日何度も鏡をみる、何度も自撮りをするなど・・・
 
“繰り返し行動”を行ってしまいます。
 
10代から発症し本人は気がつかないまま生活を続けます。
 
負けず嫌いな性格や完璧主義者の方、
 
また容姿端麗や優秀な方にも多いと言われます。
 
つまり少しの傷でも許せないわけです。
 
しかし、他の身体醜形障害で悩む患者様の傷を見せると、
 
「そんなの気にする必要がない」
 
・・・と言います。
 
つまり自分の傷については客観視ができない状態になっているのです。
 
身体醜形障害の患者様の家族や友人、そして多くの医師は、
 
「そんなの目立たない!」
 
「気にする必要はない!」
 
・・・と言って患者様の悩みに耳を傾けません。
 
確かに第三者からすれば目立たないわけですから、
 
当然そのような言動になってしまいます。
 
身体醜形障害の患者様にはこのような態度はむしろ逆効果で、
 
たとえ数ミリの傷でもその傷を認め、
 
本人に身体醜形障害の可能性があることを伝えないといけません。
 
客観視ができるようにするためです。
 
それができないと患者様はドクターショッピングや、
 
最悪引きこもってしまいます。
 
従って・・・
 
早い段階で発見・診断することが重要ですが、
 
先程も述べたように、
 
家族や医師が見過ごしてしまったり、気にかけていないことが多いようです。
 
実際に今回の発表でも・・・
 
『身体醜形障害について医師の間でもあまり認知されていないなぁ』
 
・・・と感じました。
 
実際に私のクリニックには身体醜形障害の患者様が、
 
全国から来院されますが、
 
カウンセリングによって初めて自分が身体醜形障害だと気づく患者様も多く,
 
約半数近くは治療することなく,客観視できるようになります。
 
もちろん治療を断っているわけでなはく、
 
先にも述べたように優秀で完璧主義の方が多いので、
 
自分からその症状と向き合い分析・克服し、
 
新たなエネルギーに変え趣味や仕事などに熱中される方もいらっしゃいます。
 
意外かもしれませんが・・・
 
克服するきっかけは、
 
ほんの少しの傷を許せるかどうかなんだと思います。
 
なお治療を行う場合、
 
私は凹んだ部分の傷を切り取り、
 
細かく縫合して一本の線状の傷にかえてしまいます。
 
ヒアルロン酸を注入したり、レーザーで治療を行うことはすすめていません。
 
あまり効果がないからです。
 
 
いかがでしたか?
 
今回の発表は身体醜形障害の患者様に対して、
 
どのように向き合い、どのように治療するかをテーマにしたもので、
 
かなり反響が大きかったように思われます。
 
身体醜形障害とは聞き慣れない病名だったかもしれません。
 
しかし意外に増えていることもあり、
 
自分がそうでないかどうかチェックしてもよいかもしれません。
 
*過去の記事にチェック項目が掲載されています>>>こちら
 
             丸山成一
 
 
 
 
 
 
 
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