2017年01月11日(水)

毛穴が開いた部分の処置〜鼻尖部で黒子や凹んだ傷を治療する際に気をつけること〜

テーマ:傷跡治療

今回は毛穴が開いた部分、特に鼻尖部での黒子切除や、

 

凹んだ傷の修正で気をつける点をお話したいと思います。

 

鼻尖部は皮脂がたくさん出ますし、毛穴が開くところです。

 

毛穴(鼻尖部) 皮脂が多い

 

ではこの部分の傷はキレイになるのでしょうか?

 

実は・・・

 

キレイになる場合と凹んだ状態で治ってしまう場合があります。

 

というのも・・・

 

鼻尖部は先に述べたように皮脂がたくさんでます。

 

そのため湿潤環境になりやすく、

 

  *湿潤環境というのは傷がキレイに治るための絶対条件なんです。

 

通常鼻尖部の傷はキレイに治るんです。

 

例えば鼻尖部にできる悪性腫瘍を大きく切除し再建しても、

 

キレイに治る場合が多々あります。

 

一方で凹む時はどのような場合なのかといえば、

 

鼻尖部の毛穴が大きく開き、

 

それが数多く見られる場合に凹むことが多いように感じます。

 

 

術者がこのような部位で手術を行う際に、

 

特に注意が必要になります。

 

というのも鼻尖部の黒子ができたり、

 

鼻尖部の凹んだ傷を修正する場合に

 

メスを入れてその部分を切除します。

 

*以下のイラストは黒子を切除する際に気をつけることを表した図です。

 

毛穴部分での凹まない縫合

 

その切除する際に“毛穴部分”で切除する(左のイラスト)と、

 

凹む可能性が高くなります。

 

一方で“毛穴でないところ”で切除する(右のイラスト)と、

 

凹む可能性は低くなります。

 

*ただし毛穴が密な場合はこのように注意しても凹むリスクは増えると思います。

 

つまり毛穴の開きが目立つような部分で、

 

黒子を切除したり、凹んだ傷を修正したりする場合は、

 

凹む可能性があることもしっかりと説明しておかないといけません。

 

 

あわせて豆知識として、

 

毛穴部分の傷が修復されていく経過も述べておきますが、

 

縫合直後は傷はとてもキレイなんですが、

 

抜糸すると先に述べた皮脂の影響か、

 

傷はジュクジュクしてくることことが多いのです。

 

このような場合は湿潤環境にして“待つ”しかありません。

 

湿潤環境にしておけば次第に落ち着いてきます。

 

この時期あせって再縫合を行っても、

 

同じことの繰り返しになるので安易に行ってはいけません。

 

 

いかがでしたか?

 

毛穴の開きが目立つ部分、

 

例えば今回のような鼻尖部、

 

また頬などの処置を受ける際には、

 

傷がキレイに治る場合と、

 

そうでない場合があることを理解しておく必要があります。

 

         丸山成一

 

 

 

 

 

 

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1 ■コメント失礼します。

以前から読ませてもらってます!今日はコメントを残しますね。ブログを見させてもらって思ったのは。人それぞれ書き方が違って面白いな−と、思いました。気まぐれに書いているブログですが、気が向いたらうちにも遊びに来て下さい♪

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