2008年05月14日(水)

肝斑

テーマ:院長の美容コラム

シミをあつかう皮膚科や形成外科の先生なら、


一度はそのシミの治療に手をやかれた経験もあることでしょう。。。


もちろん私もその一人ですが、


そのシミとは肝斑(かんぱん)といいます。


最近TVのCMでよく見ますよね。。。


『かんぱんに効く・・・唯一の・・・』・・・というキャッチでもおなじみの・・・


そうあの肝斑のお話です。



肝斑は思春期以降の女性、、、特に30歳以上の女性の顔面に好発します。


特に下のイラストに示すとおり、




肝斑は左右対称に生じます。


特にの両頬部に多く認めます。


の眉毛直上や、


の上口唇の部分にも認められ場合もあります。



肝斑の原因としては、


妊娠時の卵胞ホルモンなどの影響、


月経不順、


また経口避妊薬、化粧品などでも生じる場合もあります。


更には閉経期や卵巣の腫瘍などで生じるものなどもあります。



最近CMの影響か・・・


当院にも


自分のシミを「肝斑だ」・・・


と自己診断されて来院される患者様も多くみられます。


確かに専門の医師でも肝斑の診断は難しく、


それは、


肝斑と似たような「頬部に左右対称」にできるシミが存在するからです。


後天性真皮メラノサイトーシスや雀卵斑(そばかす)


などがそれですね。



さてさて、実際に肝斑と診断した場合は


どのように治療していくのでしょうか!?


肝斑は非常に難治性のシミで、


様々な治療に抵抗を示すとっても厄介なシミなのです。


妊娠性のものであれば、自然治癒も期待できるのですが、


レーザー治療を行うと悪化します。



上記の後天性真皮メラノサイトーシスや雀卵斑(そばかす)は


レーザー治療の適応ですが、


肝斑を上記のようなシミと誤診し、


レーザー治療を行うと悪化するわけです。


従って正確な診断が必要になります。


治療としては、


日焼けなどをして悪化させないこと!


日焼けをすると必ず増強します。


従って日焼け止めは必須です。


またビタミン剤やトランサミンの持続的内服も軽快傾向を示します。


またピーリングやフォトフェイシャルなどの光治療も効果的です。



*ちなみに、


肝斑との鑑別ですが、


後天性真皮メラノサイトーシスは1~3mm大の小班で融合しない傾向にあります。


また雀卵斑は5~6歳から生じ、思春期に最も顕著に表れます。


腕や背中などにもできますので鑑別可能でしょう。


よく患者様の話をきくことも大切ですね。




                                             丸山 成一











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