2007年08月24日(金)

目の上のたるみとり

テーマ:目の上たるみ治療

今回は「目の上のたるみとり」についてご説明します。


加齢によって、目の上のたるみが原因で、視界が狭くなる方がおられます。


もちろん、人それぞれ「たるみ」にも程度があり、


軽度なものから重度のものまであります。


美容外科の領域では、それらの症状に対し、


まぶたの余分な皮膚を切除し、改善させる方法があります。


しかし、腫れが長く続いたり、


二重(ふたえ)のラインが不整になるなどの合併症が生じることもあるようです。



今回供覧する症例は、


もともと一重まぶたで、目の上が分厚く、


加齢とともにまぶたが下がり、視野が狭くなった方の手術です。


今回は眉毛の下を切開し、そこで「たるみ」の改善をはかる方法を説明します。


症例は56歳・女性。


<Before>

目の上のたるみが顕著で、開眼(眼を開けること)困難な状態です。


加齢による皮膚のたるみと目の上の脂肪が多いことが考えられます。


下のイラストのような状態が予想されます。



向かって右のイラストの状態が考えられます。


手術前のデザインです↓


眉毛の下でデザインします。


*デザインするにあたり、いくつかの重要なポイントがありますが、ここでは省略します。



手術は局所麻酔で行います。



手術中のイラストです。


眼輪筋を一部切除し、脂肪を包んでいる膜を切開します。


止血を丁寧に行いながら、中の脂肪を取り出します。


脂肪を包んでいる膜が緩んでいる場合が多いので、


膜を引き上げるようにして(リフトする)、縫合していきます。


最後に皮膚を切除し、細かく縫合していきます。


手術は1時間程度かかります。


  

<Before>                      <After>


手術後約1ヶ月の状態です。


眉毛と眼の幅も適度に狭まり、目の上がスッキリし、開眼も容易になりました。


また患者様から視野が広がった・・・と。


写真をクリックすると拡大しますが、<After>の写真(矢印)では


ほとんど傷跡が目立ちません。



この方法では、まぶたに傷をつけませんので、


重瞼ラインの不整などがおこることもありません。


自然な感じで仕上がります。


また重瞼ラインを変えずに、たるみを取りたい場合にも良い適応だと考えます。



いかがでしたか?


たるみを取る場合にでも様々な方法があります。


手術前の正確な診断によって、一番最適な手術法を選択します。



                         丸山 成一















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