二〇〇九年に手掛けさせていただいたO様邸です。
三階建てのご自宅の二階と三階部分をリノベーションし、お母様と息子さんご夫婦がそれぞれの階に住まわれる二世帯住宅です。
今回の訪問では、お母様(弘子さん)と息子さんの奥様(久実子さん)からお話をお伺いする事ができました。
Q1 リノベーションされたきっかけは何だったのですか?
弘子さん 一番のきっかけは息子の結婚です。主人を数年前に亡くしてからは二階で息子と二人暮らしでしたが、新しい家族が増えるのを機に、私自身のこれからの人生の生き方と、この家の活かし方を考えました。
Q2 飛行船スタイルでリノベーションすることを決められたのはなぜですか?
弘子さん 飛行船スタイルの千田社長に相談した際に、この家をどう綺麗に変えるかよりも先に、まず私が私らしくどう生きていくべきかを親身になって一緒に考えてくださいました。そして、住まいというのは、私や家族の理想の生き方を実現していく場所なのだという事に初めて気付きました。そしてその考え方が、家族の世話や家業のやりくりから解放され、新しい一歩を踏み出そうか悩んでいた私の背中をぽんと押してくれたのだと思います。
Q3 リノベーションしてみてのご感想や、以前と変わった点などあれば教えて下さい。
久実子さん 窓から見える景色、お気に入りの家具、趣味の小物やペットのインコを眺めながら、主人と他愛もない長話が出来るような環境が出来た事で、お互いの理解が深まっていると感じています。とにかく毎日快適に暮らせています。
弘子さん 人が自然に集まってきます。友人からは「人も家も自然体で、より素敵になったね」と言われます。
Q4 今後、もっとこうしたい、こういう暮らしがしたいなどでの希望はありますか?
弘子さん リビングやダイニングで過ごすように寝室の居心地をもっと良くしたいです。
久実子さん 家族が増えても歳を重ねても、今と変わらずたくさん話し合える家族でありたいです。
いつお会いしても仲良しのお二人ですが、秘訣は「ほどよい距離感」との事。いつもお互い家族の気配を感じながら、しかしそれぞれの暮らしを尊重し合える関係。新しくなった住まいの歴史と共に、家族の歴史も着々と重ねられているのを今回の取材を通して感じました。
O様邸は現在配布中の「飛行船スタイルのハウスブック1」の中でも紹介しています。是非、併せてご覧ください。
(飛行船スタイルショップ店長 細川裕之)


