紅葉もそろそろ終わりに近づき、冬の足音が聞こえてくるようです。



私は先日、東京都の八王子市にある公園へ紅葉狩りをしつつ、

ダイヤモンド富士を見に行きました。



富士山が雲に隠れてしまい、ダイヤモンド富士はお預けでしたが、

その代わりに美味しいカレー屋さんを発見して堪能してきました。



牛の頬肉がもうトロットロで、私のほっぺたまで落ちそうでしたニコニコ



さて、そんな季節やグルメのお話とは完全にかけ離れ、

今回はミミヒゼンダニと呼ばれる寄生虫のお話を致します。


最近の診療で、小さなダニの一種であるミミヒゼンダニ

なぜだかポツポツと発見されています。


写真で拡大すると以下の様なダニなのですが、

一体どのような寄生虫なのでしょうか!?



ミミヒゼンダニとは通称耳ダニと呼ばれる0.3~0.5mm程度の

超小型のダニで、動物の耳の中だけに寄生し、耳垢を食べています。


わんわんにゃーウサギ、フェレットなどに寄生します。


1 原 因


ミミヒゼンダニは、もともと感染している動物との接触で感染します


環境の悪いブリーダーや、多頭を展示しているショップなどで

感染していることが多いように感じます。


もちろん偶然の産物で散歩中に感染…と言うことも無い訳では

ありませんが、確率的にはそれほど高くありません。


ミミヒゼンダニは耳の外では長く生きられないとされているためです。



2 症 状


感染した動物は、一般的に耳をとても痒がります。

そして、黒褐色の耳垢が溜まります。


痒みから頭を振ったり、

重症例では平衡感覚が一時的に狂うこともあるようです。


3 治 療


子犬や子猫をご自宅に迎えたばかりなのに耳を痒がる場合は

できる限り早めに動物病院を受診しましょう。


この病気の治療は、ダニの駆除剤を数回に渡って投薬します。


耳の中に直接お薬を垂らしたり、

皮膚につけるタイプのフィラリア予防薬で駆除できることもあります。


投薬により先に成虫が死に絶えますが、卵が残りますので、

1度の駆除しか行わないと、再度繁殖が繰り返されます。


従って、2週間から1ヶ月程度は治療期間として経過を観察します。


完治した後は、基本的に再感染する可能性の低い病気です。


ただし、複数のにゃーわんわんを飼育されている場合、

1人を治しても他の子から再び感染するという、

無限耳ダニ地獄に陥ることがあります。


この場合、1度に全ての子の治療を行うのが理想的です。


駆除は比較的簡単に行うことが出来ますので、

耳を掻き過ぎて炎症が悪化する前に受診するよう心がけて下さい。



この病気について、ご不明な点やご相談などございましたら、

遠慮なく当院までご連絡下さい。



さいたま博通り動物病院
〒360-0015
埼玉県熊谷市肥塚1-6-35
電話:
048-577-3774
URL:http://saitamahaku-vc.com/


【診療時間】
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休診日:金曜、祝日


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