こんばんは


確定申告や本業の関係でかなり感覚が空いてしまいました。


さて、最初にご報告することがあります。


2009年の4月7日に始めたこのブログですが、しばらく(おそらく結構な長期間)お休みをいただきたいと思います。

ネタはまだまだありますしご紹介したいアルバムもあるのですが、ちょうど1年前の大切な方の他界以来全体的にブログ、私生活のリズムが壊れてきました。


いろんな意味でこの1年は考えさせることが多かったのですが、とりわけ人の命については本当に人生の中で最も考えさせられました。未だ独身のせいもあり、また歳の近い人、恩師、親戚、様々な人のたくさんの命が実生活でも、TVの画面の向こうでも次々と失われていった1年で、またそうでありながら何も変わらない、また変えようとしない怠惰な自分の生活。それらがパラレルに共存していた1年でした。

さらに、また現実に1歳齢を重ねたことで、「何か区切りをつけるべきではないか」と思うようになり、新年を迎えた頃から仕事でも、生活でも、そしてこのブログでも日々想いがつのるようになりました。



そういった意味で、自分の生活を見直す意味でもこのブログを一度お休みにして、自分の今並行してやっているブログの一つ一つを区切っていきたい。そして全てが終わった時点で、再開するべきは再会し、閉じるべきは閉じようと思いいたりました。


並行して書いているブログ「大分のさだまさしファンのひとりごと 」(休止中ですが間もなく再会)を閉じる前に最後の大企画をすることにしたのでそちらがおわるまで、ここをお休みすることにしたのです。よってもし「さだまさし」にも関心のおありの方はそちらの方へお越しいただければ幸いです。、



この3年間でたくさんのアーティスト、アルバム、曲を紹介してきました。まだ登場していない方々もおります。それらの人々は私の45年ほどの人生で、特に最初の20年ほどの人生で寄り添うように支えてくれた人や曲でした。


これからもたくさんの曲にまみれながら生きていくのでしょうし、新しい曲がちんぷんかんぷんの私にとっては70~80年代の曲たちにこれからも助けられながら生きていくのでしょう。



そういう意味で、一応中締めというか最後というかを飾るアルバムは中島みゆきさんのこのアルバムにしました。



50年後に残したい音楽たち-P1000707.jpg

寒水魚 (1982年3月21日)


中島みゆきファンにとっては超ド級の代表的アルバムで、セールス的にも、知名度的にも超有名なものです。

そういう意味ではこのテーマにはそぐわないかもしれません。

ただ若い方のみゆきさんの知名度は必ずしもこのアルバムと一致していません。


私はさださん、佐野さん、井上(陽水)さんなどと並びみゆきさんもほぼ全てのオリジナルアルバムは持っていますが、みゆきさんの中ではやはりこのアルバムが特別です。


大ヒットした「悪女」のバージョン違いだけでなく、「捨てるほどの愛でいいから」「BGM」など初期のみゆきファンだけでなく、当時月曜夜のオールナイトニッポンを毎週聴いていた世代なら、本当に最盛期のみゆきさん(それはみゆきさんだけでなくニューミュージックも最盛期だったのですが)のエッセンスが凝縮されたアルバムであり、このアルバムを聴くと当時の夜型の生活そのものが瑞々しい記憶として呼び戻されるのです。


昨今でもヒット曲を生み続けるみゆきさんですが、私のとってのみゆきさんはどうしてもオールナイトニッポンでパーソナリティをしていた時期とかぶってしまいます。

ですから新しいアルバムを買って聴いて、それなりに満足しても、それでもついついこの時期のアルバム(正確には「愛していると云ってくれ」「おかえりなさい」「生きていてもいいですか」「臨月」「寒水魚」「予感」「はじめまして」の7枚)に戻ってしまいます。

その中でも「寒水魚」と「予感」は特別です。

「予感」は以前ご紹介しましたので最後の記事は「寒水魚」にしました。


どれもこれも印象深い曲なのですが、中でも3曲。


「傾斜」

老婦の一場面そして様々な身の回りのつらい問題をあげながら、それを坂道(人生の、生活の)に重ねながら、「忘れる」ということの必然をうたっている気がします。尤も昨今の嫁姑問題はお互いの「気(毒?)」の強さもあり、この歌のような一方的な忍耐とはかけ離れていますが(苦笑)。

この曲を初めて聴いたのは、オールナイトニッポンの中であり、初めて聴いた時は少し暗い曲で(っていうかみゆきさんの味ですが:笑)正直好きではありませんでした。しかし、聴き続きけていくうちに本当に味のある、また情景が見えるようになってきました。「としをとる」ということはそういうことかもしれません。この曲を聴くと、聴いた時の深夜の布団の中の様子を不思議と思いだすのです。

尤もその風景が本当にそうであったのか、記憶が正しいのか?は今となっては誰も確認はできないのですが。


「時刻表」

都会で暮らす男性の日常の寂寥感と身の回りで起こる(おそらくつまらない)出来事を並行して並べながら、突き放して傍観している。最後の「田舎からの手紙は 文字がまた細くなった」という歌詞はみゆきさんの歌詞の中でも指折りで好きです。

TVの海と現実の海、そして現実の海を見るための地図として何気なく見上げた時刻表。

私にとって当時はまだ見ぬ都会の喧騒と冷たさを、頭の中で想像した曲でもあります(笑)。


そして最後にご紹介するのは私が中島みゆきさんの曲の中で1番好きな曲で、しかもみゆきさんファンの中ではド定番の曲でもあるのが最後の曲「歌姫」。


8分を超える大作でありながら、間延びは感じさせず、また歌い上げるという感じではなく軽い感じでうたっているのに重く、心に残る曲です。普通この素材と曲の良さであれば「歌いあげたい」ところでしょうが(笑)、抑制が効いていてそれが余計に心にしみます。


また対句の表現を上手く使い男と女、主人公と歌手のそれぞれの寂しさとあこがれ、現実と夢を表現しています。


どうしようもない日常の出来事、どのように行動しても結局同じこと。酒と歌、男と女。そういった悪く言えばありがちな材料を使いこのような名曲に仕上げたことに感動します。

ちなみにこのアルバムでは「海」が多く出てきます。


目の前にそう大に広がり、見えているものでありながら、全ては見えない、先の方に希望も感じるし、挫折も見える。思えば使い古された言葉ですが「海と人生は似ている」のですね。

人生の癒しとしての、また私のとっての「歌姫」はまだ出てきておりません(汗)。せめて仕事上でだれかの「歌姫」になれ・・・るかな(汗、汗)


よろしければ是非聴いてください。


中島みゆき 歌姫




三年に渡って本当にありがとうございました。

しばらくお休みしますが、皆さんのご健康を心よりお祈りしています。


もうひとつのブログ の企画が終わりましたら、再度更新予定です。また長引く場合は気まぐれに更新するかも知れません。


それではみなさん、お元気で、またきっとお会いしましょう!

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只今確定申告の準備、さらに仕事も1年で一番忙しい時期でかれこれ1カ月ほど休みもない状態です。

まあ毎年のことですが。


そんなわけで週に一度の更新も滞りがちです。


いつもの企画も今日は番外編。


というのも、原則このブログの記事は自分の所有しているCDなどからご紹介して、某動画サイトの音源をお楽しみいただいているのですが、今日の曲は自分自身カセット以外の音源を持っていません。


ですので、番外編ということで画像もありません。


わたしは40代中盤ですが、私より少しだけ年上の方々には忘れられないアニメがあります。


それは「あしたのジョー」


オリジナルの漫画は週刊少年マガジンで1968年から73年まで、アニメは70年~71年、そして続編の2が80年~81年と両方とも長く放映されました。


さらに映画もアニメ、実写版含めて複数つくられていて、単体の漫画から派生したコンテンツの中ではかなり有名なものです。

それゆえ、社会的な影響力も大きく、ライバルの力石が死んだ時寺山修司さんの呼びかけで葬儀が行われるなど、今に至るまで様々な神話的エピソードを作ったほどです。


さて、あしたのジョーのアニメのテーマソングといえば尾藤イサオさんのものが有名ですが、先程申し上げたように年齢的にリアルタイムの世代ではありませんので、後に再放送だか、レンタルビデオだかでそのほとんどを見た記憶はあるのですが、はっきりとしません。


さて、アニメソングの中でも高い知名度を誇るこの尾藤さんのテーマソングですが、私が今日ご紹介するのは80年に公開された劇場版アニメのテーマソング「美しき狼たち」です。


当時は田舎にいましたので当然ながら映画などは見ておりません。

しかし、中学生の頃は深夜放送を中心にたくさんラジオを聞いていました。

そしてこのあしたのジョーの映画版はたしか大々的にプロモーションされていたのでしょう。CMや放送中にたくさん流れていました。


かくいう私も、先程いった所有しているカセットは中学時代エアチェックしたカセットで、先日何気なくカセットを整理しながら聴いていたらこれが流れてきて、かなり感動したのです。同時に中学生時代を思い出しました。


さて、歌詞は「男」がテーマ。


思えば「男ならば~するべき」とか「女ならば~するべき」あるいは「男らしさ」「女らしさ」といった言葉はどんどん使いづらくなっている気がします。下手をすれば差別だと言われることもあり、少なくない「言葉」が言葉狩りのような目にあい使いづらくなっています。


しかし、「男は男にしか、女は女にしかできないこと」は現実としてあり、それをフラットにしてしまうこと自体に無理がある気がします。


性別だけでなく「らしさ」を語ることがある種の「決めつけ」「レッテル貼り」であるかのようにとられ、叩かれるのは明らかな間違いです。


私たちは人間的にも、職業的にもある種の目標を設定することでスキルアップを遂げるわけで、そのために「なりたい何物か」になれないながら、それに近づこうとすることで「らしさ」を求めようとします。


そしてその「らしさ」を研ぎ澄ませていった結果として、本物の「何か」に近づいていくのではないでしょうか。


そういう意味で、昔のアニメやヒーローものの主題歌にはたくさんのそうした啓蒙的なテーマが織り込まれていました。

ウルトラマンシリーズや仮面ライダー、ゲッターロボ、グレンダイザーなど描ききれないほどの主題歌が今でも歌い継がれているのはそれらの「正義感」や「男としての理想像」が決して間違っていないことの証明ではないでしょうか。加えてそれらをカラオケなどで歌っているのは熟年世代だけか?というとそうでもありません。

若い世代の人たちも少なくない人たちが盛り上がって歌っています。


これらの曲に絶対的真理がある、などと言うつもりはありません。

しかし、私たちが成人し、男は妻や子供、家を守る、いざとなったら戦う、そういったメンタリティは亡くした瞬間に様々な組織で崩壊が起こるのではないか、と、少し大袈裟ですがそう思います。


すでにご紹介した、町田義人さんの「戦士の休息 」とならんで、男としてあるべき姿を歌った名曲であると、少なくとも私は信じています。


ご存じない方は是非聴いてみてください。



「美しき狼たち」 おぼたけし


追伸)しばらくは更新やペタ返しが空くかもしれません。申し訳ございません。

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早いもので1月も22日。

寒さは相変わらずですが、日の出の時間は少しずつ早くなってるのがわかりますね。


さて、思いのほか長続きしているこの企画も(汗)、年をまたいで早14曲目。


今日の曲は曲名や歌手名は聴き覚えがなくても、曲を聴けばかなりの方が「ああっ」と思いだすと思います。



人間の記憶というのはおかしなものだなと思う時があります。


例えば覚えているはずのない年齢の頃のことを覚えている気になっていたり、逆に絶対覚えているはずの頃のことをきれいに忘れていたり。


私で言うと、入学式と卒業式です。


大学まで行ってますから、入学式も卒業式も小、中、高、大とそれぞれ4回づつ計8回やっているはずなのですが、卒業式の記憶が全てないのです。

逆に入学式はさすがに小学校は覚えていませんが、中学、高校、大学と結構細かいことまで覚えています。


世間的には感動のより大きい卒業式の記憶が薄いってのは、まるで私の無気力を絵で描いているようです(笑)。

第一記憶している大学の入学式と、記憶していない高校の卒業式ってのは1カ月位しか違いませんし。しかも高校時代は生徒会活動もしていて(副会長)それなりに友人も多く楽しかったんですが、なぜか卒業式の記憶がありません。


同様に、絶対見ているはずのアニメやヒーローものでは、歌はかなりの数の曲を歌詞を見ないで歌えるのに対し、その話の中身やあらすじはほとんど分りません。

今ネットなどで時々昔のアニメや動画を見るときがあるのですが、へ~こんな話だったんだ、と言うことが圧倒的に多いのです。


でも主題歌は1番はかなり覚えています。

ですから見ていることは間違いないのです。当時はネットなどは無いのですから。



その典型的な曲が今日ご紹介する曲です。



町田 義人 「宝島」



50年後に残したい音楽たち-町田


このブログでも前に「戦士の休息」でご紹介しました。


私もこのアルバムは単に「戦士の休息」を聴くために数年前アマゾンで購入したんです。


で、せっかくですから1曲目から聴いていた訳です。


するとイントロを聴いた時「ん?」と思った曲がある。


で、ふっと歌って見ると歌えるし、歌詞も大方あっている。


急いで、歌詞カードを見るとアニメ宝島のテーマソングと書いてある。


これだけ鮮明に覚えているということは間違いなくアニメを見ていたはずです。でもネットなどで調べてもあらすじどころか何も記憶にない。覚えているのはテーマ曲とエンディング曲だけ。


思えばウルトラマンシリーズもそうです。リアルタイムでは帰ってきたウルトラマンから見ているはずで、そこからウルトラマン80まで1番はほぼ歌えます。でもまたきれいにあらすじなどは覚えていません。グレンダイザーもキャシャーンもゴレンジャーも全てそうです。


多分私は記憶力はあまり良い方ではないのでしょう。だから何度も見たり聴いたりしたものだけは記憶にあるが、話そのものはスーッと消えていくのかもしれません。


さて、この宝島。


壮大な前奏と巨匠岩谷時子さんの歌詞、そして町田さんの歌声がベストマッチして本当に勇気が出てくるような気がする曲です。


アニメソングと言えば子門真人さんやささきいさおさんが有名ですが、この曲だけは町田さんの歌声が一番です。


さあ、行こう。 夢に見た島へと


で始まるこの曲は詩だけ見ても勇気が出てくる、本当に良い曲です。


聞けば小学生の音楽の本に出ているとかいないとか。まさにこの厳しい時代を生き抜くための勇気をくれるような曲ではありますね。


かつてアニメを見ていた人は是非久しぶりに聴いてみてください。


町田義人 宝島


では、また来週!

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