いつか見た空の続きを

空と書いてゆめと読みます。コラージュ作家、イラストレーター引地渉のブログです。


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SF小説本の装画をしました。
クリストファー・プリースト著『夢幻諸島から』早川書房
架空世界の島々をめぐるガイドブックのような不思議な小説です。
天才画家、謎の生命体、手品師、双子、殺人事件等色々な要素が散りばめられていて万華鏡のようでした。拙いコラージュですが、この面白さが少しでも伝われば幸いです。
ハヤカワさんからご連絡があって、明日の王様のブランチでこの本が紹介されるそうです。

夢幻諸島から (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)/早川書房

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SFと言えば、SFをテーマにした星野勝之さんとの二人展まで後一ヶ月。
星野さんの方はほぼ完成しているようです。流石仕事が早い!
私の方は現在、地獄の綱渡り中です。。。






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先日、音楽評論家の横溝亮一氏の評論集『クラシックの愉しみ アナログ主義者が選んだ名指揮者・名歌手・名演奏家』(角川書店)の装画をしました。クラシックっぽい背景、レコード二枚、扉用のト音記号のコラージュを作成しています。背景の原画はHPの方にもアップしております。
とにかく作曲家、演奏家の名前がたくさん出てきて膨大な情報量ですが、語り口は軽妙で読みやすいです。クラシック音楽のガイドブックとしてオススメです。この本片手にレアな音源探して歩くのもいいと思います。
母は音楽教師をしていたので実家にクラシックのレコードとか蓄音機があったはずと見に行ったのですが、レコードの盤面はひどい傷だらけだったり(^^;幼い頃兄弟で遊びながら(破壊しながら?)聴いていたのを懐かしく思い出します。残念ながら音楽の素養は全く受け継がれなかったようで、成績はひどいものでしたが、聴くのは嫌いではなかったような。
デザインは鈴木久美さんです。鈴木さんは有栖川有栖氏の本でもお世話になっています。そちらについては改めて記事にしたいと思いますが、繊細な中に鋭さが光るデザイナーさんです。たくさんのイラストレーターさんともお仕事をされています。

随分とサボってしまっている間に時代が変わっているのを感じます。自分が興味あるのは時代が捨て去っていったものばかり。こんなんでこの先生き延びる事ができるのでしょうか。

$いつか見た空の続きを

クラシックの愉しみ アナログ主義者が選んだ名指揮者・名歌手・名演奏家/横溝 亮一

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東洋経済新報社の『実験ミクロ経済学』の装画をしました。
大学向けの教科書として画期的な本なので、表紙も斬新で洒落た感じにしたいとのこと。デザインは米谷豪さん。落ち着いた帯を外した時との印象の変わり方が気に入っています。
経済にはとんと疎いですが、これで勉強すれば少しはお金に縁のある生活ができるのかな?
$いつか見た空の続きを
(写真ピンぼけ^^;)
色々ぼやいたりしているけど、イラストレーターという仕事はやっぱり面白い。コミュ力ないなりに続けていきたい。

実験ミクロ経済学/東洋経済新報社

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2010年にピューリツァー賞を受賞したポール・ハーディングの『ティンカーズ』の装画をしました。
$いつか見た空の続きを-Tinkersカバー

死期を迎える主人公の脳裡に甦る父と祖父の記憶。時計職人、行商、森の中、癲癇の発作。言葉のコラージュとも言えるような様々なイメージが交錯する不思議な小説でした。海外小説って平易な言葉で翻訳されていても、どこか手の届かない世界を歩いているような気になります。それが結構好き。言葉のリズムが心地いい。
装丁は緒方修一氏。白水社EXLIBRISのカバーはどれも上品で美しいです。

素材は西荻窪や亀戸の古道具屋をまわって集めました。昔の振り子時計は家一軒買える位の値段だったとか色んな事を教えてもらいながら。何だかRPGのアイテム集めみたいな感じ。今回撮影も自分でやってみたり。諸々含めて楽しいお仕事でした。

更新サボり過ぎですね。。。これからは相当気張らないと生きて行けない感じなので、気を入れ直して行きたいと思います。

ティンカーズ (エクス・リブリス)/ポール ハーディング

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S-Fマガジン 2010年 10月号 [雑誌]/著者不明

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SFマガジン10月号の表紙イラストを描き(貼り?)ました。
昔よく読んでいたので感慨深いです。
気合いが入りすぎてすぎてごちゃごちゃしてしまったかも。好きなものを描く時はまた別の難しさがあります。
意外と、自分の趣味に近い仕事ってなかなか来ない気がします(趣味が偏ってるせい?)。
依頼に応じて何でも描かないと生きて行けないのはイラストレーターである以上仕方のないところ。
SFのカバーはあまりしてないので、これを機にどんどん参入していきたいです。
ハヤカワSF文庫創刊40周年記念ということで、巻末にはハヤカワSF文庫の完全リストがあります。カバーイラストレーターの名前も書いてあって素晴らしいです。

そういえば『お相撲展』も終わってしまったわけですが、ご来場頂いた皆様ありがとうございました。
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ごめん/原田 マハ

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最新のお仕事から。
原田マハさんは現代美術のキュレーターとしてワールドワイドに活躍されている方でもあるらしい。その辺りを題材にしたものや、大人の恋愛を描いたものなど、颯爽とした女性を連想させる短編が収められている。文芸書の装画はあまり制約がないことが多く一番違和感なく出来る仕事だ。装丁は『八月の路上に捨てる』でもお世話になった大久保伸子さん。緑の帯がすごく利いている。

原宿駅から竹下通りの混雑ぶりに気後れしてなんとなく迂回したらK.S.ギャラリーという所があって山本尚美さんという方の展示を見た。美しいヨーロッパの田舎の風景や身近な食べ物を描いたものだが、絵からも何とも言えない優雅さが漂っていて眩しかった。家に帰って調べてみるとグラフィックデザイナーの方で(名刺交換してもらえばよかった…)、本業の傍ら描きためた絵による初個展だったようで、ますます打ちのめされてしまった。絵にはその人の生き方や生活がにじみ出るものだと思う。
ペーターズでは佐藤紀子さんの個展を見る。抜けの良さと独特の色彩センスがいい。デザインっぽくって使いやすそうな絵だけれど、まだあまり仕事はしてないみたいだ。
HBの赤池佳江子さんの展示は柔らかいタッチのユトリロの物語。
目白千種画廊で須知大さんの展示。鉄を叩き上げて作った花器の絶妙なバランスに驚嘆。
同じく目白のMws a pointでは金田アイコさんの展示。お仕事も色々やってるみたいだ。店内に大竹伸朗の画集があったので見ていたのだが、黒田征太郎氏と初めて対面した時の「絵でしか語る事の出来ない青年」の様子がかっこよかった。
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去年から双葉社の小説推理という雑誌で角田光代さんの連載小説の挿絵を描かせてもらってます。今月は第八回で、物語も佳境に入りつつあるのでご紹介しときます。
森に眠る魚08挿絵
『森に眠る魚』は、90年代末に起きたお受験殺人をベースにしたミステリー。幼い子供を抱えた母親たちの複雑に絡み合う心理を明らかにしながらストーリーが進んで行く。幼稚園や小学校の受験と言われても、地方でのほほんと育って来た僕には今ひとつピンと来なかったりしていたのだが、この事件の背景になった子供とその親とを取り巻く閉塞的な状況が分かりやすく書かれていて、誰の身にもこういう状況が起こりうるような危機感が伝わってくる。この陰惨な事件から十年近く経つけれど、人々の中に「格差」という意識が以前にも増している今、より深刻なものとして捉えられるのではないだろうか。他人を羨んだり蔑んだりせずに生きるというのはなかなか難しいものだ。
小説推理では他に井筒啓之さんや伊藤桂司さんなど錚々たるイラストレーターの方々が挿絵を描かれてます。興味のある方は書店等で是非ご覧ください。
小説推理 2008年 06月号 [雑誌]

¥720
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半年近く放置してしまいました。気がつけば桜も咲いてすっかり春ですな。
仕事の方はまったりとマイペースでやってます。

群青に沈め―僕たちの特攻/熊谷 達也

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後生/三輪 太郎

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エンドロールまであと、/壁井 ユカコ

¥1,470
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小説推理で連載中の角田光代さんの『森に眠る魚』で挿絵を描いています。
小説推理 2008年 05月号 [雑誌]

¥720
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週刊文春ビジネス(滝川クリステルさんの表紙です)のエッセイに挿絵。
週刊文春BUSINESS (ビジネス) 2008年 4/16号 [雑誌]

¥650
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あと編集会議5月号でちょこっとだけ紹介されてます。
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気がつけばもう秋の気配…。
とりあえず最近の仕事などを。

魔法の種/V.S.ナイポール

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ノーベル文学賞受賞作家の最新作ということで、読み応えのある作品でした。インド、イギリス、アフリカと異文化を渡り歩く主人公の心情を理解するのは困難だけれど、決して人ごとではないと感じる部分もありました。装幀は森デザイン室。海外文学の装画はもっとやってみたい。

Flash CS3 完全制覇パーフェクト CS3/8/MX2004対応/シータス

¥2,919
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文字通りFlash CS3を完全制覇するための本です。Flashアニメーションは未開拓分野なので僕もこれ読んで勉強しようかなと。
デザインは同じ翔泳社から出ている『おしゃれ年賀状セレクション(今年も掲載予定です)』でもお世話になっている和田奈加子さんです。このシリーズ、後三冊出るのですが、面白いデザインになっています。

玄光社の『イラストレーション』168号に「素材にこだわる」人の一人として載る事になりました。27日発売です。

双葉社の小説推理で角田光代さんの連載小説の挿絵が始まります。こちらも27日発売。
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<最近の仕事>
伊藤 たかみ
八月の路上に捨てる
装画

豊田 充
子どもの自己救出力―少年犯罪に迫るキーワード
装丁
NISSANオーナーズマガジン『shift_』にて川上弘美さんのエッセイの挿絵

雑誌「『TITLe』鉄道特集の挿絵

プロパティマネジメント特集の挿絵



<展示のお知らせ>

代官山のギャラリーIt's にて作品展示をします。

2006.9.11~9.18  数字ーNumberー
 
数字は、それ自体、または並ぶことによって、文字(言葉)や色と同じように、
ときに特有の意味を持ちます。
それぞれの誕生日や携帯電話番号のような個人的なものから、
12.25 ~クリスマス~のような共通のイメージがあるものまで、実に様々です。
9月11日から始まる 数字ーNumberー 展では、そんな数字をテーマにした、
様々なジャンルの作家による作品が並びます。

井山三希子(陶)
大村剛(陶)
小原聖子(金属)
古田真紀(ガラス)
引地渉(平面作品)

広沢京子(お菓子)
YAMA COFFEE(コーヒー豆)

  9月16日(土)、17日(日)はYAMA COFFEEさんにいれていただいた、
ニューブレンドのアイスコーヒーをご試飲いただけます(PM2:00~6:00)。

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