いつか見た空の続きを

空と書いてゆめと読みます。コラージュ作家、イラストレーター引地渉のブログです。


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新型インフルエンザがちょっと心配な感じですが。
丁度、ジャレド・ダイアモンド著の『銃・病原菌・鉄』を読んでます。これはヨーロッパが世界に進出し、植民地化を進めることが出来た原因を、生態系や人類史的な観点から考察していく本。
その中でヨーロッパ人がアメリカ大陸に進出する際、原住民にとって最も脅威だったのは進んだ武器もさることながら家畜由来の病原菌が何より脅威だったという話が出てくる。家畜による様々な病原菌に長い間晒され淘汰されてきたヨーロッパ人が持ち込んだウイルスに、家畜のいない地域の原住民は免疫がないため大打撃を受けてしまったということらしい。
狩猟採集民と、農耕民の比較もあるのだが、農耕民の方が、集団化、組織化されていく中で、備蓄された食料の護衛のために生まれた職業軍人が軍隊に発展し、やがて狩猟採集民を追いやってしまう過程なんかも興味深い。狩猟民族は凶暴で、農耕民族は大人しいという単純な比較論はあるけれど、実は一番強大なのは農耕民の中から生まれた軍隊という所が目から鱗でした。
純粋な画家が狩猟採集民だとすると、どこかの組織に属している人は職業軍人タイプで、フリーのイラストレーターというのは傭兵タイプかな。そんな事も考えながら読んでいる。とても面白い本なのでオススメです。

来月発売の『イラストレーション』でちょっとだけ紹介してもらえることになり、取材を受けてます。この間『イラストノート』に載ったばかりだし、新しいネタもないのだけれど…。
自分の作品について言葉で説明するのは難しい。でもそういうコミュニケーション力が必要な仕事である事も確か。そうそう、上の本でも、文字を発明した国とそうでない国では発展のスピードに大きな差が出てしまったという事です。ブログももうちょっとちゃんと書くことにしようかなと。
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先日紀伊国屋書店に寄った時の事。
中村獅童とかが出演している近日公開の映画「いま、会いにゆきます」の関連本のコーナーに見覚えのあるタッチの絵が。
「おぼえていてね」という映画から生まれた絵本らしい。

こじまさとみさんの優しい絵が、あたたかい物語にぴったり寄り添っている。
彼女は昔から前向きに、ひたむきに絵を描き続けていた。
そういう真摯な姿勢が実を結んだのだと思う。

マーケティングが優先される昨今、画家は受難の時代だと思う。
そんな中でも、彼女のような人にスポットが当るのは、本当に喜ばしい。
やはり、純粋な思いにかなうものはないのだなと痛感する。

実は今、絵本っぽい絵を描いていたりするのだが、上手く行かないのは、純粋さが足りないせいかも。
少々歪みつつある自分を反省しつつ読んだ。

装幀は松田行正・中村晋平。「デザインの現場」等のシャープな仕事で有名だが、こういう柔らかいものも手掛けているとは意外。さすがに上質なデザイン。
映画の中でどう使われているのかも興味深い。

Amazonではまだ画像がなかったが、楽天ブックスではトップページで紹介されている。http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/index.html
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