いつか見た空の続きを

空と書いてゆめと読みます。コラージュ作家、イラストレーター引地渉のブログです。


テーマ:
まだ手元にないのですが、本日発売のイラストレーションVol.178のHOW TO DRAWのコーナーに掲載されています。主として技法についての説明です。あまり技法にこだわってるつもりもなかったんだけど、考えてみれば貼り絵的なコラージュという技法的な特徴にかなり助けられてきたことに、今更ながら気付きました。これだけイラストレーターがたくさんいると、一目で他者との違いがわかる要素がないと、埋もれてしまい覚えてもらえません。人がやらない技法をあえて試みることによって自分が得ていたアドバンテージというものは少なくなかったと思います。これからイラストレーターを目指す人にとって何らかのヒントになれば。興味のある方は書店でチェックしてみてください。また、原画の販売もしています。決して安くはないお値段ですが、もし気に入ってくださった方がいれば、是非。あんまり僕は絵を売っていないので希少価値はあるかと。

illustration (イラストレーション) 2009年 07月号 [雑誌]

¥1,600
Amazon.co.jp

DAZZLEでワタベテッサンさん、日笠隼人さん、ハラシマアツコさんの切出身の三人展を見ました。
テッサンは今すごく注目している作家の一人。見るたびに絵が進化していて、この先どうなるのか益々気になります。日笠さんはいわゆるセツ正統派の系譜かな。とても上手かったです。セツ先生亡き後もこの流れが脈々と続いているのはすごいことだなと思います。ハラシマさんはデザイナーもしているそうで、また違う感じの三者三様の展示でした。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:
最近見たギャラリーハウスMAYAの二つの展示から、イラストレーションの共時性みたいなものを強く意識させられたので書き留めておこうかと思います。

先週開かれていたのはは幻冬舎の平川彰さんが主催となりイラストレーター10人を起用して80sのレコードジャケットをリ・クリエイトする企画展。80年代はイラストレーターにとってもレコードジャケットという絶好のプレゼンボードがあったんだなと。ちょっと前に80年代のイラストレーションをまとめた本が出てましたが、時代の勢いというか、熱みたいなものが感じられて眩しかったです。そして当時活躍していた方々は今も強い存在感を放っているのがまた。00年代ももう終盤ですが、このままでは00年代のイラストレーターはまるで空気だったということになってしまいそうなので、せめて一矢報いたいと自分も恥を忍んで取材なんか受けてる訳です。以前オーパでやってたマルプデザインの道場マッチもそうでしたが、イラストレーターをバックアップしていこうというデザイナーさんが少なからずいるのは心強い限りです。丁度自分のところにも珍しくCDジャケットの仕事が舞い込んできているので、レコードサイズ位で作ろうかなと思ってます。

今週の加ト祐哉さんの展示は客観的なコンセプトを明確にしていて現代美術的な視野を持っているのが伺えます。こうしたアート的な要素を持っているというのは00年代のイラストレーション界にあったムーブメントの一つだと思います。デジタル化という大きな流れの裏側で、押し寄せる閉塞的な状況を打破しようとそれぞれが新しい試みに取り組んでいました。各人孤立した少数派であったことは否めませんが、アートとイラストの境界でさまよう彼らには同時代的な共通意識みたいなものが感じられるのです。一見メルヘンチックな絵の裏にもそういうものが垣間見える展示でした。

イラストレーションは時代の影響を受けやすい絵だと思います。突然変異のように現れる異分子的なものにも、そこには時代の要請とも言うべき流れを見出す事ができるのではないかと思います。そういうものを大系付けながら見て行くと面白いかも知れません。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
だいぶ更新サボってしまった。いつものことですが。春はそういう季節です。
その間色々と仕事をしたり、作品を作ったり、展示を見たり、考え事してたりしてました。
桜が散り、緑が目に付くようになると、忘れていた何かを思い出すようにスイッチが入るみたいです。

最近見た中で印象深かったのはテオ・ヤンセンかな。独自の哲学と深いメッセージ性を持っていて、何より作品そのものが美しくカッコいいのです。シンプルで複雑なライン。出来れば風を受ける海岸で見たかった。

それと、根本有華さんが作品集を出された事。ページをめくる度に景色が流れていく素晴らしい作品集です。先日六本木ABCでライブペイントがあって行ってきましたが、人が少なくてちょっと残念。すごいことなのになあ。出来上がった10mを越える大作はABCで展示されてるみたいですが,自分は作品が生まれる瞬間に立ち会えて幸せでした。5月にTSUTAYA六本木店でもやるみたいなので、興味のある方は是非行ってみてください。
アマレット/根本 有華

¥3,150
Amazon.co.jp

今年は横浜ワールドポーターズのキャンペーンポスターのお仕事をしています。リンク先に出てくる飛行船のコラージュがそうです。昨日からかな?GWまで桜木町駅、みなとみらい駅、横浜ワールドポーターズ館内に掲示されます。下の写真のは前回のキャンペーンのモノ。横浜は今年開港150周年ということで、28日から「開国博Y150」が開幕します。フランスからメカフェチ必見の現代アート「ラ・マシーン」も上陸します。これはもう行くしかないです。
いつか見た空の続きを-YWPスタートアップフェスタポスター


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
いつか見た空の続きを-赤べこ
あけましておめでとうございます。
ぼちぼち仕事始めです。今年は少し毛色の違う仕事にも関わる事になりそうです。ちょっと大変かもしれないけど、新しい事を試すときのワクワクする気持ちを大事にしながらやって行こうかと。
正月には二十年ぶりに高校の同窓会がありました。意外と人は変わらないものだけれど、手堅い仕事に就き、すっかり落ち着いている人が多かったなあ。そういう人だから出席していたという事かも知れない。自分だって少し前の状況だったら行かなかったと思う。大学入るあたりまでは割と堅実なレールの上を歩いていたはずだけど…人生とは分からぬものです。イラストレーターをやっていると言っても上手く伝わらない感じ。僕の場合絵を描かないので益々説明しにくい。やっぱりこの仕事についてもっとPRしていく必要性を感じました。
イラストレーターになるまでの顛末は誠文堂新光社の『イラストノート』No.9のインタビューにて。ブログですら載せていない禁断のアトリエや制作風景もあり、その慎ましい暮らしぶりが赤裸々に。上手く乗せられた感もありますが、景気のいい話の聞こえてこない昨今、メディアと協力することで世の中を面白くして行く事につながるのなら、裸の自分を晒すのもありかと思う今日この頃です。1/19発売。
というわけで本年もよろしくお願い致します。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
ポプラ社のasta*の絵封筒のコーナーに掲載されます。半立体っぽい作品と、作品を作っている時に頭の中に浮かんでいる童話的なストーリーも載せています。これは前からやってみたかった事の一つです。今日から大手書店にて配布されます。無料なのでお早目に。

展示のお知らせです。イラストレーターのタラジロウさんの企画展「水平線展」に参加します。
ヒノデ・ファクトリー「 水 平 線 」展
2008年11月21日(金)~11月26日(水) 午前11時~午後7時(最終日は午後5時まで)
オーパ・ギャラリーにて
イラストレーター36人による競作です。

今,誠文堂新光社のイラストノートの取材を受けています。結構根掘り葉掘り聞かれていますので、かなり実態が暴露されることになりそうです。イラストレーターになるまで、そしてなってからの事、振り返ってみると色々あったなあと。発売は来年ですが、楽しみなような、怖いような。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
グループ展に参加する事になりました。久々の展示です。

老若男女世界文学選集挿画展~ジャック・リッチーを描く~
2008年9/30(火)~10/12(日)12:00~19:00(最終日~17:00まで)月曜休廊
ギャラリーDAZZLE にて
参加イラストレーター(敬称略)
稲垣あきら 金川かもめ かぶらぎみなこ 金子正美 亀澤裕也 シマザキミユキ 櫻井乃梨子 瀬藤優 曽根愛 長嶋道子 引地渉 吉實恵

ジャック・リッチーといってもあまり知らない人が多いのではないかと思いますが,1950年代から80年代に活躍した短篇ミステリーの名手だそうです。僕も今回初めて読んだのですが,軽妙な文体とユーモアにの聞いた短編が懐かしい感じでした。その世界を12人のイラストレーターが描き下します。
お時間ありましたら是非ご来場を。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
新宿の伊勢丹に寺門孝之さんの展示を見に行く。少しだけお話を聞かせて頂いた。
「何かが降りてきて、新しい世界が生まれることがある。自分の手はそれを媒介するにすぎない」
その時は ( ゜Д゜)ポカーンって感じで聞いていたのだが、なんだか心に残って後からじわじわきた。
この世のものとは思えない幻想的な気配が、作品から感じられるのはたぶんそのせいだろう。
遠くの世界のそういう声に耳を傾けることは大切かもしれない。人知を越えたものを媒介する可能性は誰でも持っているはず。
最近の自分は現実のノイズに煩わされすぎて、それを忘れていたかもしれない。

HBではアンドーヒロミさんの個展。銅版画なのにポップな色遣いが目を惹く。マイペースで自然体な感じが絵にも表れている気がしてよかった。

他にも見たい展示はあったのだけれど、なかなか時間を有効に使うのって難しい。今月に入ってから、中学時代の同級生からも仕事の話を頂いたりと、色々と春らしく蠢き始めている。ありがたいことだ。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
千鳥ヶ淵
春はとても美しい季節だが,ある種の憂いを抱えている。ぼんやりと霞がかる空のように。
先週末はデザイナーの岡本健+さん主催のお花見に行った。日の没した北の丸公園に蝋燭を囲んで輪を作る。岡本さんは顔が広いので、僕にとっては初対面の人も多く、最初は借りてきた猫状態なのだが、顔の見えない暗闇が気を大きくする。酒の席では思わず本音が出る(僕は全くの下戸なのだが…)。心に暗黒大陸を抱えた同士だとそれは更に加速して行き、気がつけば大層な毒を吐いていたような気もする。後の祭りである。

日曜は取材がてら飛鳥山周辺を散策。こちらも花見客で賑わっている。酔っぱらいが喧嘩していて漫画で見るような大きなたんこぶを額に作っていた。そのまま十条まで歩き、リトルコで曽根愛さんの個展「小鳩荘201号室」を見る。色々と悩みながらも前向きな感じの明るい色使いが良かった。十条に来ると学生時代を思い出す。街並みも十数年前とあまり変わっていない、というか昭和で止まっている感じがしてほっとする。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
@nifty特製2007年カレンダー
来年度の@niftyの企業カレンダーに、僕のコラージュが採用されました。
一般に流通するものではないのですが、@niftyのオリジナルミュージックフォーラムの方にて抽選でプレゼントがあるそうです。詳細はそちらで。
大きい壁掛けタイプと卓上タイプがあり、絵柄はどちらも12種類です。僕の所にもほとんど回って来なかった位なので、かなり稀少モノなはず…。手前味噌ですが、結構いい作品が入ってます。応募期間は12月17日午後9時までですので、欲しい方はお急ぎを。
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
僕には双子の兄がいて福島県のとある高校で美術の先生をしています。そんな縁で先週、その高校にお邪魔してイラストレーターという仕事について講義をしてきました。
こういうのは全く初めてだったので、緊張して途中で自分でも何をしゃべっているかわからなくなって大変でした。とりあえず作品みてください、みたいな。言葉で上手く説明するのはやっぱり難しいですね。
後半は実技ということで、僕が普段作っているのと同じようにコラージュを実際につくってもらったのですが、短い時間の中、それぞれ個性的な作品を完成させていてびっくりしました。美術に力を入れている学校の生徒という事もあるのでしょうが、若さというのはすごいと思いました(一時間半で仕事が一つ片付いたらどんなにいいだろうかと…)。
と同時に、これだけ色々な個性を持つ生徒たちと日々向き合っている教師というのはとても大変な職業だなとも感じました。イラストレーターはたまに打ち合わせで人と会う位で気楽なもんです。
ともあれ無事終わってほっとしました。僕自身にとっても発見が多く、非常に有意義な時間を過ごす事が出来ました。貴重な機会を与えて下さった学校の先生方、生徒の皆さんにこの場をお借りして御礼申し上げます。
秋の終わり

久しぶりに訪れた福島は紅葉が散り始めていて、少し肌寒かったです。
冬が来る直前の、秋の終わりの空気はこんなにも寂しく静かなものだったろうかと。

<お仕事メモ>


森山直太朗, 御徒町凧, 笹路正徳, 田中義人, 渡辺善太郎
風待ち交差点 (初回限定盤)
森山直太朗さんのニューアルバムのジャケットのコラージュをさせてもらいました。盛りだくさんのアルバムの多彩な雰囲気をどう表現するか悩みましたが、直太朗さんのアドバイスにも助けられ何とか形になりました。

ソフトバンクの携帯カタログにもなっているプラスマガジン12月号の表紙のコラージュを作りました。キャメロンディアスの裏です。

<お知らせ>
2006/12/7~12trayで開かれる「白井瑞器デザイン展」に、おもちゃの組み立て飛行機を出品します。詳細は白井さんのHPにて。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。