問題は「数字センス」で8割解決する/望月 実

¥1,554
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この本は数字に対する感覚をいかに身につけることで、明日の仕事レベルをアップさせるか、その手法をプレゼンした本です。

【目次】
まえがき
 
第1章 数字を「読む」力をつける
~問題発見力を高める5つの数字の読み方
 
 
第2章 数字で「考える」力をつける
~問題解決力を高める3つの数字の使い方
 

第3章 数字で「伝える」力をつける
~コミュニケーション能力を高める7つの数字の使い方

まとめ ~数字に強くなる15のコツ
 
あとがき ~A地点からB地点に行くために


問題です。
伊勢丹と三越の利益の差は200億円あります。
では、三越で1万円で売っている商品をいったいいくらで販売すれば、伊勢丹と同じ利益が稼げるでしょうか?

答えは1万250円です。
思ったよりも、少ない額ですよね。なぜか?これは本書を是非読んでいただきたいと思いますが、ヒントは営業利益率にあります。
本書は現役の会計士の方が書かれた本であり、数字をテーマに、どう読みとるか、どう使うか、そしてどう伝えるか。を柱にノウハウを組み上げています。

すぐれているな!と感じた点は、軽く読める、ということです。
内容が薄いというわけではありません。軽く読めるのには訳があります。
その訳は、著者の方のプレゼン能力にあります。
適度な行間と見出しの大きさにより、実に読みやすい。
読むというよりは、見るという感じでしょうか。
しかも、このプレゼンの出来は相当なものです。

勝間和代さんが最近アンケートに答えると、人生戦略策定セミナーテキストが300円で購入できるキャンペーン、をやられていたのはご存知の方も多いと思います。
早速購入してみたところ、やはり期待を裏切らない。
リズムよくパラパラとシートをめくるだけでで、頭にスッと入ってきます。
しかも、その知識が粘る。粘って考え方が変わることが実感できるテキストです。

本書の著者の方のプレゼン力も、勝間さんのテキストに近いものがあります。
本書の価格は税抜きで¥1480円。セミナーを受けることを考えたらこの値段は安いのではないでしょうか。
早速気になるページに付箋を貼って、机の横に置いて仕事の合間に目を通すようにしています。

わたしは最近、設計金額の検算をすることが多く、数字があわなくてたいへんな思いをしていました。
本書では、そんなあわない数字を大量のなかから、いかに見つけるか。その手法も紹介しています。
まさしく「実用書」の王道をゆく良書だと思います。是非一読を!


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