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2012-01-22 18:55:13 posted by hikaruminosekai

余談失礼~ハーフマラソンで自己新達成せり

テーマ:エピソード

タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-ひかゆとジョギングウェア

ひかゆとジョギングウェアバージョン~ハーフマラソン大会自己新を記念して


前回(昨日)の記事に書いたように、本日は朝からハーフマラソン大会に参加していました。場所は、別に隠す謂れもないので明かしますと、大阪府の高槻市です。同市主催のハーフマラソン大会に出場するのは、今回で6回目です。


僕は高槻市に住んだことはないし、特に同地に友人知人もいないのですが、なぜこの大会に執着するかというと、15年前の1997年に、大学関係の後輩に誘われて、初めて出場したマラソン大会が、この高槻シティハーフマラソン大会だったからです。


そして、3回目の出場となった2002年には、このコースで、1時間40分41秒の自己最高記録を出しました。というか、わりと早い段階で出したこのタイムを、その後全然抜くことが出来ずにいたんですね。そうこうするうちに、年はどんどん喰うし、このまま衰える一方で、もうくだんの記録を破ることは出来ずに生涯が終わるのではないかとさえ思った時期もありました。


しかし、それでは寂しいので、「ゼッタイ諦めない」というプリキュアの精神に倣いまして、この二年ほど、かなり過酷なトレーニングを積み重ね、本日の「本番」に備えました。


さて、御託はもうよいとして、結果を述べますと、塗り替えました! 過去の自己記録を。


自宅に帰ってすぐ独り祝杯でも上げて、そのまま疲れを癒すべく寝に就こうかと思っていたのですが(帰宅は昼の3時前でしたけど)、所謂ランナーズハイというやつなのか、全く疲労を感じず眠たくもならないので、勢いに乗じて、上掲のようなひかゆと近影を即興で描き、そのままペン入れと着彩まで施してしまいました。


これで、マラソンの個人的な話題とタコカフェバーの基本メニューを辛うじて結びつけることが出来、その点でも満足しました。


そしてさらに、このイラストを、以下のように、愚完走証に貼り付け、<アート>にしてしまいました。



タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-20120122高槻Hマラソン完走証 2012年1月22日高槻シティハーフマラソン大会愚完走証+ひかゆと


愚生の記録(タイム)と順位に興味がおありの方は、上の画像をクリックして拡大の上、ご確認ください(なお、実名をぼやかして伏せさせていただきました。まあこれも別段隠す謂れもないのですが、一応「ヒカルミの世界」の名前で運営していますのでね。。。したがって、ぼやけた文字の向こうには、「ヒカルミの世界」と書いてあるとご想像いただければ、それも間違いではございません)。


タイムは、1時間39分8秒でした。つまり、過去の自己最高1時間40分41秒を、1分半以上縮めたことになります。レース前、自分としては、出来れば40分を切った上で自己新を出したかったので、まさに理想的な結果となったわけです。嬉しさのあまり、疲れをものともせず帰宅後即座に上掲ひかゆとを描いた愚生の気持ちも、これで容易にお察しいただけるかと思います。


なお、賞状の一番下に「ネットタイム」とあり、こちらでは1時間39分をさらに上回り、38分52秒となっています。この場合の「ネット」とは、「正味」という意味でして、僕も詳しいことはわからないのですが、どうやら、スタート時に混雑していてすぐ前に進めない状態を考慮して、そこでのロスタイムを差し引いたもののようです。なにせ何千人も参加していましたからね。しかし、これはあくまで参考記録ということになっています。もっと前に出てスタートしていたら、これが公式記録になっていたかもしれないと思うと少々悔しいですが、欲を出せばきりがないので、ひとまず40分切りの大台達成を喜びたいと思います。


また、順位は、男子40~59歳の部で、1578人中249位でした。こちらも予想以上に上位だったので、ちょっと驚きました。僕の前にも非常に多くのランナーがいて、到底追いつけないほどの俊足を飛ばしていたように思ったのですが、実は後続ランナーのほうが圧倒的に多かったんですね。なにせ後ろを振り返るような余裕はありませんでしたから、そのような偏った印象になっていたのでしょう。


それにしても、今回特に嬉しかったのは、30代で出した最高記録を40代で追い越すことが出来たということです。年齢のハンデは、努力次第でなんとかなるものだということを身を以って証明できて、なんだか自信がつきました。


これは、スポーツだけに言えることではなく、他のさまざまな事柄にも当て嵌まり得るでしょう。いえ、スポーツこそ、年齢によるハンデの最たるもののはずなのにそれさえもその気になれば乗り越えられるのですから、他の事柄などもっと難易度は低いはずです。


たとえば、上掲絵に見られるように、僕が絵を描き出したのは、40歳を越えてからでした。でも、確実に上達して行くのを自分自身で日々実感しています。どこまで伸びるかわかりませんが、まだまだ天井ではないような気がします。何事も、「好きこそものの上手なれ」だと痛感します。


特に、僕の絵描き趣味に関しては、絵そのものが好きというよりも、プリキュア、そしてひかゆとたちが好きでした(だから、他のアニメや漫画のキャラクターは全く描きたくないし、もっと正統でアカデミックな<絵画>にもあまり興味がありません)。それが牽引力となって、絵はあとからくっついて来たような感じです。ですので、プリキュアおよびひかゆとを好きでいる限りは、まだ伸びしろがあるという理屈になります。


今回の絵は、本当に全く即興で思いついて描いたものなのですが、なかなか気に入っています。題して「ひかゆとジョギングウェアバージョン」。一見地味なジョギングウェアも、着るひとが着れば、意外と可愛いんですよね。


女性ジョガーには、実際美人が多いみたいなんです。健康なひとは、やっぱり綺麗です。今日の大会でも、女性ランナーが多く参加していましたが、不思議とキレイなひと、美人さんが多く見受けられました。しかも、これは所謂「雰囲気美人」ではなく、ホンモノの美形という意味で述べています。美人は、自信があるので、スポーツも得意なひとが多いということでしょうか。まさに天は二物を与えます。不公平ですけどね。


そんな次第で、ジョギングウェアのおかげとかではなく、逆にそういう美形の女性がジョギングウェアを着ると、ジョギングウェアがとたんに可愛いコスチュームと化すんですね。


ひかゆとも、ともすれば汗臭く泥臭そうなイメージのジョギングウェアを、とてもオシャレなファッションに塗り替えてくれているようです。とりわけジョギングブームの現今、美人のジョガーは、「美ジ・ョガー」などとモジッて呼ばれ持て囃されているのですが、ひかりちゃんとゆとりちゃんは、典型的な美ジョガー、いえ、美少ジョ・ガーでしょう。


ちなみに、ゆとりちゃんが被っているキャップは、本日高槻の大会にて参加賞の記念品として実際に貰ったものです。ロゴが「20」という数字の如くに見えるかと思います。実は、今回の大会は、第20回の記念大会だったのでした。そのため、景品も豪華になり、毎年もらえるTシャツに加え、このキャップも特別にいただくことが出来ました。これもありがたかったので、早速ゆとりにかぶってもらうことにしました。僕がかぶるより、すっと似合っていて可愛く凛々しい雰囲気です。


凛々しいといえば、ガッツポーズのひかりちゃんは、さらに凛々しいでしょう。どうですか、このえっへん我が物顔は?(昨今はどや顔とも言いますね)。彼女の吊り目が映えるのは、やっぱり自信満々のときですね。


でも、ひかりちゃんがとてもハーフを走り切れるとは信じられないので、たぶん、3キロか5キロの部でしょう。実際、高槻の大会は、メインのハーフ以外に、10キロ、5キロ、3キロの部も設けられ、ひかゆとのような少年少女たちは、主に後者のいずれかに参加していました。ゆとりちゃんは、10キロでもいけるかな?


支離滅裂な文章になってしまい、大変申し訳ありませんでした。たぶん、ハイになっているのでしょう。でも、流石にそろそろ疲れて来ました。この後は、上掲ひかゆとジョギングウェアバージョンを眺めながら、美酒に酔って心地よい眠りに就きたいと思います。


それでは、ごきげんよう。


<次回は、ライネス様 作『ふたりはプリキュア MilkyWay&ちえりパステルガァル! スペシャルハーモニック』の最新更新絵を紹介するつもりです>

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2011-12-05 22:38:12 posted by hikaruminosekai

『スマイルプリキュア!』リーク画像公開

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タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-スマイルプリキュア1 タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-スマイルプリキュア2
スマイルプリキュア! 

MWシナリオサイト 編集管理者のライネス 様から、次年度新プリキュアシリーズ『スマイルプリキュア!』の情報を戴いたので、早速紹介しておこうと思います。

まずは、この場をお借りして、ライネスさんにお礼申し上げます。どうもありがとうございましたm(^_^)m

トップ絵更新は、本日に限り休止します。というのも、如上の情報リークのようなネタは鮮度が頼みなので。

情報リークと書きましたが、毎年11月下旬から12月初旬にかけてネットにリーク画像が出回るタイミングの正確さから推して、先ず間違いなく関係者自身による作為的な漏洩だと思われます。2chあたりに添付すれば、ファンがこうやって勝手に拡散してくれるので、最高にリーズナブルな前宣伝広告になると踏んでいるのでしょう。

向かって左側の画像はおもちゃの広告のようで、「無断転載禁」などと書かれていますが、こうなると何か非常に白々しいものを感じさせます。タテマエの世界というのは、僕は苦手なタイプです。そんなわけで、こちらとしては、ためらいなく転載させていただくことにしています。そしてホンネを大いに語りましょう。

扨て、スマイルプリキュアに関しては、11月初旬の段階で、製作会社(東映アニメ)から特許庁に登録商標の申請が出されていたことから、既にその名は判明していたので、個人的には別に今更驚くことはありません。また、その頃すでに立っていた噂では、「プリキュア5」のようなキャラ編成になるだろうという話があったので、この5人プリキュアを見ても、そのとおりだったなと思う程度のことです。

噂が立っていたところでも言われていましたが、『スイートプリキュア♪』が今ひとつ不調だったので、ちょうど『スプラッシュスター』がダメだったときに似て、困ったときの「人海戦術」をして来る可能性は容易に推測できました。

また、キャラデザインに関しても、やはりそのとき既に噂があって、成功した『ハートキャッチプリキュア』のような幼い顔立ちに戻るだろうと言われていたのですが、これもそのとおりでした。ただ、さらにあるひとは、隔年で幼い系と美人系(スイートプリキュア系)を交互に使い分けて視聴者を飽きさせないようにするかもしれないと言っていたのですが、これはどうでしょう? もうこのままハートキャッチ系で無難に定着させるような気もしますが。

なんとなれば、そもそものプリキュアの「功労者」の一人であるキュアブラックの「黒」とその男っぽいキャラを、受けが今ひとつだったというだけで二度と採用しないようなポリシーに欠ける営利主義の企業ですからね(ちょっと辛辣な表現御免!)。

ところで、スマイルプリキュアの5人のプリキュア名前は、上掲広告には載っていませんが、ライネスさんによると、

ピンク:キュアハッピー
赤:キュアサニー
黄色:キュアピース
緑:キュアマーチ
青:キュアビューティ

というふうになるようです。

とにかく明るく前向きに、スマイルでいこう、そしたら仕合せが訪れるよ、といったモットーでしょうかね。つまりは、まあ、かの大震災や原発事故、さらには世界の財政危機等、暗い話題が山積する世の中を意識してのアンチテーゼの定立といったところでしょう。

ちょっと話は脱線しますが、そもそも『スイートプリキュア♪』が視聴率低下に苦しんだのは、僕は、この番組を見てはいないものの、作品の内容のせいだけではないと容易に想像できます。やっぱり、放映開始早々にあの大災害が発生し、アニメどころではなくなってしまったというのが大きな原因だとしか思えないのです。そういう雰囲気は、小さな子供にだって、親等を通じてちゃんと伝わるでしょう。

また、地デジに変わったのも、大きな足枷ではないでしょうか? もともとtrashyな番組が増えすぎてテレビ離れが進んでいたところへ、新たな受信機の取り付けが必要になるような面倒くさい事態となり、いよいよテレビ離れは加速したと思われます。

となると、該テレビ離れに加え、上記の世界の問題は未だ何一つ解決しておらず、寧ろますます悪化の一途を辿っているので、いくら5人プリキュアにしても、「SS」から「プリキュア5」のときのような右肩上がりの人気復活の再現は難しいのではないかと危惧しています。

などと暗い話になっては、せっかく「スマイル」をテーマにしようとしている製作者のプロジェクトに水をさすようで、よくありませんね。まあ、案外人気は出るかもしれないとも言っておきましょう。

ただ、果たしてこれ以上プリキュアシリーズを続ける意味はあるのか、という根本問題も不図頭をよぎります。

つい先ごろ或るアニメーターの大御所の方が、「今のアニメはコピーのコピーばかりで、視聴者に消費されるためにのみ作られている」と批判し、ウェブを中心に大いに物議を醸していました。僕は、『スマイルプリキュア』のこのキャラクターデザインを見たとき、その大御所の言葉をすぐに思い起こしていました。

製作者としては、たぶん、なんとしても10年目まではやりたいのだと思います。「スマイル」は9年目のプリキュアですから、これを含めてあと2年くらい、コピーでも何でも使って引き伸ばすことは可能でしょう。けれども、そこまでこだわってよいことがあるのかどうか・・・

聞くところでは、3部作でもうおしまいと言われていた劇場版『プリキュアオールスターズDX』も、なんとまた第4作を製作しているとか。いくらなんでも、too much! と感じているのは、僕だけなのでしょうか?

僕は、プリキュアは好きですよ、ええ、言うまでもなく。好きだから、単なる消費財にはしたくないし、なってもらいたくない。そのためにも、イタズラにキャラを増やしてほしくない。子作りじゃないですが、増やすのは簡単だけど、最後まで育てるのは大変なことだと思っています。

その意見は、スプラッシュスターの頃から持っていて、今でも基本的には変わっていません。そういう想いから、やや辛辣な批評を書いてみました。

嫌な予想が外れれば、それに越したことはないですけどね。

さて、次回からまたトップ絵更新に戻りたいと思います。

<次回、今月トップ絵の更新PART4へ>


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2011-09-19 22:48:19 posted by hikaruminosekai

手塚治虫記念館へ行く

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タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-手塚記念館パンフレット タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-手塚記念館いとうのいぢ
左)手塚治虫記念館パンフレット
右)手塚治虫記念館特別展示featいとうのいぢ


本日は、3連休最終日の夜ということで、コミック劇場版MWと「What if!?」は休載させていただき、少し別の話題で息抜きと行きましょう。

実は先々週、またしても痛風発作を起こしまして(運動のし過ぎが今回の主原因)、投薬のおかげで今は大丈夫なのですが、かかりつけの内科の先生からは、3週間ほどジョギングは禁止と言われているので、ここのところ自転車でサイクリングトレしていました。

初めは、ジョギングコースをそのまま自転車でなぞるような海岸中心のロードでしたが、ほどなくそれでは物足りなくなり、どんどん距離が延びて行きまして、今日は、急に自宅から北方15キロほどに位置する西宮名塩という山間部のあたりまで行ってみることにしました。

その途中に、かの有名な宝塚市があります。武庫川という結構キレイな河の河川敷に沿う道を北上し、自転車で約40分ほどで宝塚市に到達すると、すぐにあの宝塚大劇場の建物が見えて来ました。僕はそのほうには別に興味はありませんが、その向かい側手、武庫川の河畔に面して建つ、手塚治虫記念館のほうに強く意識が向きました。

ご存知のように、手塚治虫は、宝塚で幼少時代から大学時代を過ごしており、この市の名誉市民と言える存在なので、それを象徴して、この記念館が作られたのでした。

西宮名塩が終着点とはいえ、そこまでもう少しあるし、休憩を兼ねて、急に入館してみる気になり、大人料金700円を払って入ってみました。

実は、当記念館の外観は、宝塚らしく瀟洒な建物とはいえ、あまり大きく見えないので、内容はさほど豊富ではないのではないかと高を括っていました。ところがどっこい、入ってみて驚きました。

予想を数倍上回る展示品の充実振りです。手塚のものしたマンガがすべてコンプリートされているのは勿論のこと(絶版品多数)、さまざまなビデオ・ビジョン、アニメの制作体験コーナー、手塚に影響を与えた昭和戦前の漫画家に関するコーナー、そして、もちろん手塚グッズショップなどが、所狭しと並んでおりました。

連休最終日で、天候も悪くなかったので(実は台風接近で雨の予報だったのですが、幸運にも外れた)、子供連れの家族を中心に、観客も多数来場しており、なかなかに活況を呈していました。

個人的には、まず手塚治虫氏の多産ぶりに驚かされました。有名な作品(アトムやブラックジャックetc.)以外にも、これほどまでに多くのマンガを制作していたとは思いも寄りませんでした。いえ、噂には聞いていたのですが、それは完全に噂以上でした。

その精力的な仕事ぶりにともかくも圧倒され、敵わないなあと思ったのが、第一印象です。しかも、当たり前ですが、絵そのものも上手く素晴らしく、特にじっくり眺めていてわかったのは、この巨匠が本当にさまざまな構図に意欲的に挑戦していたということです。

手塚は、ディズニーの影響を受けたとよく言われていますが()、なるほど、マンガを描く姿勢が、マンガというより、動画のイメージだったようで、どのマンガも、アクション漫画のように動きが激しい印象です。キャラクターが単に突っ立っているといった安易な構図が一つもないわけです。デッサン力が一流なんですね。

 意外にも、もう一人、『のらくろ』の田河水泡にも、同断の影響を受けたそうです。本邦漫画界の所謂「ラスボス」は、実は田河水泡かもしれません)

これに加えて、ストーリー(脚本)作りまで一流なんですから、そりゃ今に到るまで誰も太刀打ち出来ないわけでしょう。

まさしく、怪物だな、と感じました。対抗意識を燃やすだけ、討ち死に必至。無謀です。そこで、僕は、素直な画学生の如き心境になり、じっくり手塚の構図、描線、キャラ作りなどの面を観察し、勉強させてもらいました。

・・・・・・・・・・

手塚の漫画表紙を一通り見終わって、さらに歩を進めると、一つ壁を隔てて、別の展示室に自然に入って行きました。

ちょっと違和感を覚えました。ありゃ? なんか萌え系のイラストがたくさん置いてあるぞ、と。いかにもオタク受けしそうで、明らかに手塚の絵ではありません。一瞬、手塚への冒涜ではないかと感じ、違和感が抵抗感にまで強まり、踵を返そうかと思ったのですが、700円払っているし、まあここは広い心を以って見てみようかという気持ちに無理矢理持って行き、敢然足を踏み入れました。

それが、上掲画像向かって右側の、「いとうのいぢ」という方の特別展示だったのです。

全然存じ上げなかったのですが、イラストを見てみると、『涼宮はるひの憂鬱』のものが多く展示されています。何故だろうと最初首を傾げたのですが、なんのことはない、実は、この有名なライトノベルの挿絵絵師さんだったんですね。

僕は、この作品を見たことも読んだこともなく、ただネット上で見かけるキャラの絵で知っているだけですが、もう一つ、その作品の舞台となる学校が、僕の現在の地元・西宮市市内に実在する或る高校だという話を聞いていました()。その一点だけで、接点を感じ、少し意識していた程度ですが、それが頭にあったからか、俄かにこの特別展示に興味が湧き、じっくり見てみようという気になりました。

 いとう氏のプロフィールによると、氏自身は、西宮市の人ではなく、同じ兵庫県の加古川市出身だそうです。小説の作家さん(谷川流氏)のほうが西宮市出身のようです。いずれにせよ、兵庫県コンビなので、ちょっと親近感が湧きます)

それに、少数ですが、手描きの(鉛筆描き)のイラスト下絵も展示されており、かけ離れすぎた怪物・手塚治虫よりは、こちらのほうが、もっと身近なものとして、参考になるかもしれないという思いもありました。

けれども、見れば見るほど、さすが売れっ子の絵師さんだなと思いました。やっぱり素晴らしいです。

「はるひ」のほかに、「シャナ」という作品の挿絵も担当していたそうで、こちらはちょっとハードボイルドっぽい衣裳ゆえ、プリキュアの絵に通ずるものを感じ、とても勉強になりました。

僕自身、絵を描くのに日々苦労していることもあり、不思議なもので、目の前の作品を「萌え絵」を見るような目で眺めることはなく、自分が苦手とする部分、たとえば、細い髪の毛とか、紐の結び目とか、指の描き方とか、身体全体のバランスとか、背景の描き方とか、布の皺とか、陰影の付け方とか、そんなところにばかり意識が向かいます。

ただ、それらを分析的に眺めた結果わかったのは、これまで僕が自己流でやって来ていた描き方は、いとうのいじ氏と基本的にそんなに違いはなく、結構一般に通じるかもしれないということでした。おかげで自信がついたので、これは、思いも寄らぬ大きな収穫だったと思います。

また、先述したのいぢ先生の下書きですが、これも非常に美しくて参考になると同時に、僕自身が日頃MWの絵に関して行っていることと、原理的・方法論的には変わりがないということがわかり、これについてもちょっと自信がつきました。

ただ、のいぢ先生は、一度ラフ画を鉛筆で描いたあと、もう一度鉛筆でそれを別の紙にトレースし、その時既にラインのアクセント(太い線と細い線)をくっきりと描き込むなどし、そうして3枚目で漸くペン入れしているようでした。

僕は、二番目の過程を行っていなかったので、ラフ画からペン入れへの飛躍が生じ、そのせいでペン入れが大変なストレスとなっていたことに気づきました。これを克服する方法を知り得たのもまた、ものすごい収穫です。

上掲向かって右の画像は、いとうのいぢ先生が描かれた、手塚治虫原作『リボンの騎士』のサファイアちゃんです。現代風にアレンジされ、アキバっぽい可愛さになっております。そして、上述手描きの下絵は、実にこのイラストのものだったのでした。

プリキュアのビジュアルファンブックにおける稲上さんの下絵などを見ても感じるのですが、確かにレベルが高いとはいえ、下絵からの制作過程をほんの一端でも見せて貰えると、一流絵描きも決して完全無欠な神ではなく、自分と同じ人間で、いろいろ試行錯誤しながらやっているんだなということがわかり、親しみを覚えると同時に、ちょっぴり希望も見えて来ます。

他方、手塚治虫が神に見えたのは、もしかしたら、下絵やラフの展示がなかったからかもしれません。いや、仮にそれを見たら、ますますかけ離れた怪物の印象を強めさせられてしまうだけでしょうか。心臓によくないので、それは見ずにすんでよかったかもしれません。

ところで、特別展示は、「feat いとうのいぢ」となってはいますが、それはあくまでいとうのいぢさん中心という意味であって、他の絵師さんたちのものも展示されています。『ケロロ軍曹』の吉崎観音さんのものもありましたし、僕の知らない(でもたぶんその筋では有名な)作家さんのものもポツポツ展示されています。ただ、それらはすべて、手塚治虫オマージュで、サファイアや百目がとおるやアトム等手塚キャラを、彼らがそれぞれの絵柄にアレンジして描いた作品群です(いとうのいぢさんだけ、自作キャラ・はるひとシャナのオリジナル作もあり)。

それにしても、今となっては不思議なのですが、この特別展示室は、他の手塚常設展示室に比べ、観客が少なく、特に小さな子供が全く入って来なかったということです(たまに迷い込んでもすぐ出て行く)。やっぱり、子供には、あのようなアキバ系の絵は違和感があるのでしょうか? ネットにどっぷり漬かっていると、「涼宮はるひ」など、とんでもなくメジャーな作品に思えるのですが、世間的には全く知られていないニッチな領域なのかもしれないですね。

ちょっと複雑な思いが致しました。(プリキュアだったら、もうちょっとはましなのかな?)

この特別展示は、10月24日まで開催されているそうです。僕は、可能なら、もう一回、今度はジョギングで見に行ってみたいと思っています。


<次回、コミック劇場版MW p.59cおよび 『ホワットイフ!? プリキュアオールスターズDX3+MW』第二部イエロープリキュア篇・第三夜へ>

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2011-04-26 20:36:11 posted by hikaruminosekai

Milkway Anime Blog!の紹介

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タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-PMWintroduction pic.
PrettyCure Milkyway introduction picture by Bloody Messy Production(schift98&curepassion1993)

ドイツのschift98子が主催しているMilkwway Anime Blog! に、漸くトビラ絵がアップされ、今後創作掲載予定の「プリキュアミルキーウェイ」のストーリー概要も掲載されたということで、本人から同トップ絵の原版を寄贈され、ついでにストーリーを日本語に訳して紹介してほしいと頼まれたので、以下に拙訳を掲載させていただきます。

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『プリキュアミルキーウェイ!』は、バンダイ&東映アニメ製作『プリキュア』シリーズの二次創作(ファンアート)です。Bloody Messy Production(※1)では、独英語版で、そして行く行くは日本語版で同アニメを製作する予定です。なお、この企画は、金銭的利益を目的とする営みとは一切無関係です!

『プリキュアミルキーウェイ』とは、バット(蝙蝠)組織を倒すためにマジカルパワーをゲットした一人の少女の物語です。バット組織は、彼らの首領・バット様にかけられた呪いを解くために、7つの光の鍵を得ようとしていました。バット様は、ミルキーウェイの王様によって妖精に変えられ、闇の力を封じられていたのですが、やがて彼は、「ミルキー王国」を破壊しました。ミルキー王国とは、ミルキーウェイの王様が星々の光を統べている魔法の国のことです。王様の3匹のしもべ・ナーヴィ(Narvi)、ケール(Kale)、ナイアッド(Naiad)は、7つの光の鍵と王様自身を護るため、伝説の戦士「プリキュア」を探しに出発します。
悲しいことに、王様はバットに囚われてしまいました。ヒロイン・杏白(あんず・しろ:Anzu Shiro)は、彼女の友だちとともに、7つの光の鍵を護ることになります。

上掲導入絵(トップ絵)は、僕の親友キュアパッション1993(Curepassion1993(※3))の作です。描線は僕の手になります(※4)。

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いくつか訳注が必要です。

※1 Bloody Messy Production 主催のshift98氏と友だち(cf:※3)のcurepasshion1993女史の共同ワークショップ名です。Bloody Messyの由来はよくわからないのですが、今度聞いておきます。直訳すると、「血まみれの」といったところでしょうか。検索すると、Blood Messというイギリスのパンクロックグループが出て来ます。実際にステージから血をばら撒いたりするそうです。それに関係があるのでしょうか? いずれにせよ、プリキュアとは全く無関係に思えます。

※2 「バット様は、闇の力を隠すため、妖精の姿に変装し」 原文は、He was Transformed in a fary, blocking his powers of darkness. となっています。訳に今ひとつ自信がありません。
fary は fairy のスペルミスだと思うのですが、悪の親玉のバットというのは、つい先日schift98さんに頂いた絵によると、そのままコウモリの姿をしていて、とても妖精には見えなかったので、このような訳し方でよいのか疑問に思っています。
タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-Milkyway Anime

現在質問状を出しているので、返答があり次第、訂正等したいと思っています。

グッド!回答がありました。

In fact, Batto was transformed into a fary by the king of the Milkyway, to block his powers.
I planned to show battos transfomed self in episode 1
(いやじっさいバットは、ミルキーウェイの王様によって妖精に姿を変えさせられ、闇の力を封じられているのです。第一話でバット変身のシーンを描く予定です)
とのこと。

したがって、該当箇所は、

「バット様は、闇の力を隠すため、妖精の姿に変装し」 から
「バット様は、ミルキーウェイの王様によって妖精に変えられ、闇の力を封じられていたのですが」
に訳し改めました(本訳文中に既に挿入済み)。

※3 Curepassion1993 Shift98さんのガールフレンドだそうです。Shift98さん自身、現在17歳の高校生と伺っており、キュアパッション1993さんも、たぶん学校の同級生ではないかと思います。HN中の「1993」が彼女の生まれ年だとすれば、確かに18歳になり、ほぼ同世代ですね。

※4 ※3の続き。しかし、イラスト中、lineartはschift98子が行ったと述べており、一応ふたりの合作のようです。ただ、lineartというのが何を意味するのか判然としません。描線のことを意味していて、schift98さんがそれを描き、パッションさんは着彩担当だったということのようにも読めなくありません。
これについても、質問しておきましたので、回答があり次第、ここで述べたいと思っています。

Schift98さんからのご回答は以下のとおり。

No I meant I made the Anime-like picture, she made the editing, the background and the text.
(いえ、アニメ風の絵を描いたのは自分で、彼女は編集と背景とテキスト構成をしてくれたのです)

ということでした。

ともかく、schift98子とは、同じ「Milkyway」つながりでYoutubeにて知り合った縁であり、内容は全然違うようですが、互いに影響を及ぼし合えるような関係になれたらよいと思っています。学業の傍らで忙しいためなかなか予定通りに行かないといつも嘆いているのですが、決して断念せずに、堅実に進めて来ていますし、これら二枚の絵を見ても、力の入れ具合や技術の向上がよくわかるので、今後に期待できそうな予感がしています。

以上、本日は、よそ様のサイトと作品のご紹介に終始したため、拙コミック劇場版MWはお休みさせていただきました。次回から、再開です。

また、以下の作もよかったら見てみてください。
スペシャル・ハーモニック in MW&ちえりパステルガァル! 」lに、九条ひかりの絵が。
詳しくはこちら。九条ひかり by しまりょういち様  



<次回、コミック劇場版MW p.39aへ>


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たのみこむ発案「上北ふたご版無印・MHコミックス化リクエスト」


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2011-04-14 10:47:46 posted by hikaruminosekai

Pretty cure milkyway wall paper by Schift

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タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-Milkyway Anime
Pretty cure milkyway wall paper by Schift



ドイツのSchift(Milkyway Anime)さん(元Anime Geekさん)が、大変な力作をメールで送ってくださいました。彼は現在17歳だそうですが、去年最初に絵を贈ってもらった16歳の頃に比べて(上から目線みたいになってしまいますが)、たいへんな進歩と上達ぶりだと思います。この調子では、極々近い将来ロートルの僕はあっという間に追い抜かれてしまうのではないかと、本当に少々危機感を抱いております。若いエネルギーにはどのみち叶わないと観念しつつも、老け行く年を言い訳にせず、もっともっと精進しなければなりますまい。

なお、Schiftさんの「プリキュア Milkyway製作用」ブログは、以下のアドレスで見られますが、機械のトラブルで、絵がブログに上げられないらしく、修理まで暫く待ってほしいとのことなので、代わりに当タコカフェバーにてアップさせていただくことにしました。

Milkyway Anime Blog!

それから、ロゴは、しまりょういち 様の制作なさったものです。Schiftさんは、このロゴを非常に気に入っているようで、絵の構図、キャラクターのポージングにスッポリ巧く納まるよう、配慮なさっています。日独の合作ポスターのようで、日本の多くのプリキュア絵とはやはりどこか違った異色の作風を感じさせますよね。

次は、肝心のストーリーと漫画・アニメのほうで、このキャラクターたちが実際に活躍するシーンを見せてもらいたいと思います。

<次回、コミック劇場版MW p.37dへ>


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2011-02-23 21:37:20 posted by hikaruminosekai

Cure Shine from Duetschland

テーマ:エピソード

タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-cure shine
Cure shine drawn by schift98

Milkyway Anime Blog! を運営している独逸人17歳ののschift98さんが、この作品を送ってくださったので、展示したいと思います。SAIというペイントソフトを購入して描かれたそうで、短期間で非常に絵がこなれて来たように感じられます。ただし、これを描くのに2週間かかったそうです。それだけ苦心されたのだろうなあと思いながら鑑賞すると、滋味掬すべきものが滲み出て来るようです。

なにせ彼はまだ10代なので、今後の伸びがまだまだ期待できます。

ブログを拝見すると、最新のスイートプリキュアにも興味を示しているようで、すべてのシリーズを踏襲しているのは日本の多くのプリキュアファンと変わらないのですが、この絵のオリジナルプリキュアが、初代プリキュアに近いコスチュームなのが、ちょっと嬉しかったりしました。このスタイルがよく見えるのは、世界共通なのでしょうか?

<次回、コミック劇場版MW p.31a>


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2010-12-05 14:15:00 posted by hikaruminosekai

スイートプリキュア♪~雑感

テーマ:エピソード
タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-スイートプリキュア・キャラデザイン
スイートプリキュア♪・キャラデザイン

MWテキストサイト の編集管理でお世話になっているライネス様 から、次年度新プリキュア・『スイートプリキュア♪』の画像を提供していただきました。これは、一応リーク情報でしょうか? 公式発表はまだですよね。でも、例によって、関係者によるこの時期恒例のfixed (やらせ)リークでしょうから、別にここでセカンドリークしても問責されることはないでしょう。

ということで、ちょっとだけ印象を述べておきましょう。

新プリキュアのタイトルを初めて耳にしたとき、やっぱり来たか、スイーツプリキュア、と思いました。そして、プリキュアの名は、キュアケーキとかキュアマロンとかキュアデコレーションとかになるのだろうなあと半自動的に想像されました。というのも、僕は、若い女性の代名詞あるいは隠語(ちょい軽蔑的な意味もありますが)である「スイーツ」をシンボルにしたプリキュアシリーズがいずれ来るだろうと、かなり前から予想していたからです。

しかし、実際は、<スイーツsweets>ではなく、<スイートsuite>だったのでしたσ(^_^;)

響きは大変似ていますが、意味が全然違います。

suiteは、もともと英語ではなく、フランス語のsuivre(続く)という動詞の名詞形ですね。高級ホテルなどの、リビングとベッドルームが<一続き>になっているスイートルームsuite roomは、ここから来ているし、背広の上下一式がスーツsuitsと呼ばれるのも、背広とスラックスが同系色の一続きになっているためです( 後者のスーツの場合、完全に英語化して、仏語女性名詞に不可欠の語尾<e>が消え、発音も<swi:t>から英語読みの<su:ts>へとさりげなく変化しています)。

以上は、フランス語・英語を多少かじったことのある者なら誰でも知っている基礎知識の類いですが、そのスイートに、「組曲」という意味まで組み込まれているということは、恐らく音楽関係者くらいにしか知れ渡っていなかったでしょう。僕も初耳です。

それで、プリキュアの名前も、音楽に因んで、キュアメロディーとキュアリズムということになるそうです。そして、差し当たりこのふたりの音と旋律の<調和>がテーマとなる模様。

しかしそれならばむしろ、上掲画像内のポイント2にあるように、<ハーモニー>というもっと一般的な英語を採用して<ハーモニープリキュア♪>というタイトルにすればよかったように思うのですが、なぜマイナーな<スイート>なる語に仮託したのか。

つまりは結局、僕のように<スイート>から<スイーツ>を勘違いで連想して嵌ってくれる人間が続出することを、ちゃんと計算に入れた上での命名だったのでしょうね。

タイトルに関する薀蓄的感想はこのくらいにしましょう。

で、肝腎のプリキュアのキャラデザインそのものについてです。見てのとおり、<ふたりはプリキュア>への先祖返りのようです。でも、ハートキャッチプリキュアも最初はふたりだったのが最後は不統一的な4名に増えましたし、今回もいつまで<ふたりはプリキュア>状態で居続けられるかわかったものではないような気がします。

ただでさえ、ぬいぐるみパートナーが当初一匹しか出ておらず、ふたりの主役に対して明らかに不均衡ですから、それらぬいぐるみは徐々に増えて行くと見るのが妥当で、そうなればそれに伴いプリキュアがわにも人数の変化が起こることが容易に予想できるわけです。

ただ、ポイント3には、「正反対の性格を持つ主人公二人」とあります。これについてもまた、ハートキャッチの最初のふたりはそういう関係を強調されていましたから、通年のメインテーマとしてどこまで維持される得るかわかったものではありませんが、ただ、見てのとおり、キャラデザインがHCプリキュアとは変わって、ちょっとフレッシュプリキュアに戻ったような感じになっています。

そして、それに伴い、なんとなく、なんとなくですが、なぎほのプリキュアの影を漂わせるような造型になっているように見えます。

もしなぎほのプリキュアへの回帰を目指しているのだとすれば、最後まで、このふたりで行くということも考えられなくはありません。そして、不調和なふたりの調和という、無印8話的なテーマを通年で行うという可能性も。。。

けれども、どうもそういう<勇気>はないようにも思えます。というのもポイント4に「主人公二人の戦闘服が初のピンク同士!」と強調されていますように、実はちっとも「正反対」の対立軸、ブラックとホワイトのようなコントラストを際立たせようという気概が感じられないからです。

なぎさの「黒」は、どうもプリキュア製作者側の深いトラウマになっているらしく(鷲尾天氏を除く)、正反対のキャラと言いながら、無印のレベルにまでそのコントラストを際立たせる大胆さはなさそうですね。

そうなると、結局はハートキャッチやフレッシュに似て(或いは既にプリキュア5も)、中心がどこにあるのかわからない横並び主義的キャラのチーム(モブ)に堕する危険がまたしても強まるだけのように思えて来ます。

スイートプリキュアは、音楽が象徴となるにも拘らず、アクセントを欠いているとすれば、早速致命的な問題となりましょう。

次に絵柄に関してですが、フレッシュプリキュアのときの第一印象に似て、特段個性のない単なる少女マンガ風だなという感じがしました。そして、大昔の東映アニメ()「魔女っ子チックル」(1978)を髣髴させられたのでした。

 東映といっても、「東映テレビ事業部(当時)」という部署の製作だったらしい。どちらかといえば、特撮や映画を手がけている東映本社のほうに属するとのこと。ただし、東映アニメーションも全く無関係というわけではないとも。詳しくはWikipedea魔女っ子チックル の項を参照のこと)

特にふたりが指を立てているポーズは、「魔女ッ子チックル」のOPの歌詞中「指指立てたら、魔法の魔法の呪文~♪」というフレーズを否応なく連想させられます。同じ東映アニメだし、本当にチックルにヒントを得てデザインされたのではないかと疑ってしまいます()。

 因みに、「魔女っ子チックル」にはチーコというパートナーがおり、実質的にはこのふたりが対等に主人公を務める<ふたりは魔女っ子>という珍しい構成でした(ただし魔法が使えるのはチックルのみ)。その意味で、実際に「この「魔女っ子チックル」は、<ふたりはプリキュア>の大先輩とも言えるし、今になってプリキュアがその設定を借りて来たとしてもおかしくないと考えられる所以です。でも当時中学生だった僕は、そのアニメを直接見たことはありません、念のため)。

今年のハートキャッチプリキュアが「おジャ魔女どれみ」似ならば、次年度は「魔女っ子チックル」似。ん~、ピンクの「戦闘服」などと書かれていても、どう見てもそんな威勢のよいシロモノではなく、魔女っ子の衣裳にしか映りません。

プリキュアの戦闘服というものは矢張り、鎧めいた肩パッドとか、重厚でデカめのブーツとかであってほしいし、ミニスカートからむき出しになった脚は、ふとももよりも、ふくらはぎや足(フット)が強調されるようなちょっとした逞しさを持った、そんな体型のデザインとシルエットであってほしいと、少なくとも僕は未だに望んでいます。

それから、これは僕の僻目(ひがめ)でしょうが、キュアメロディーの頭の赤いリボンが、ピュアキュアルミナスのそれと似ているのが気に懸かりました。

また、メロディーの赤リボンに合わせるようにキュアリズムの頭部には白いリボンが見えますが、こちらは、ピュアキュアラピッドの白い鉢巻バンダナの結び目の余りの部分に似て見えます。

また、これは全くの偶然の一致でどうでもよいことですが、PCL&PCRとキュアメロディー&キュアリズムのペアとしての共通点として気づいたのは、いずれもおなかのへそを隠している、ということです。

へそ出しキャラ好きの人には寂しい限りですね。MWには、まだシスター・シーズンちゃんがいるので大丈夫ですが・・・。

ということで、全く調和のないスイートプリキュア雑感でした。

総じて、あまり思い切った企画ではないように感じられるので、無難に一定の人気は出ると思われます。ただ、印象は薄い、と言わざるをえません。もう8年目ということもありますが、後には残りにくいでしょう。

地デジ時代元年ということで、もう少し思い切った企画を練って来るかと思っていたのですが、むしろ新TV時代への対応の仕方がわからずに慎重になりすぎたのか、意外なほどの既視感を覚えさせらてたのでした。


<次回、コミック劇場版『ふたりはプリキュア MilkyWay~光の園から初日の出』 p.21f>


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2010-11-11 17:26:52 posted by hikaruminosekai

友人のご子息一歳誕生日記念絵

テーマ:エピソード
タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-happybirthday to Yutaro
タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-ロゴ等なしhappybirthday to Yutaro
友人のご子息一歳誕生日記念絵
上)ロゴつき(完成品)
下)ロゴ等なし


本日は、私用の記事にて失礼します。

もう二十年来、常日頃より大変お世話になっている友人のお子さん(第一子)が、ちょうど本日一歳の誕生日を迎えられましたので、今日一日かけて如上のイラストを描いて、プレゼント代わりに先方へメールで送りました。

この絵のテーマ自体、MWとは関係がないとはいえ、ひかゆとがお子さんをあやすキャラクターとして登場しているので、無理矢理関連づけて、こちらにも掲載することにしました。

誕生日パーティーに出席というシチュエーションらしく、ひかゆと自身も、いつもとはかなり趣の異なる衣裳を着ており、なかなか新鮮に映るのではないでしょうか。

友人のお子さん、雄太郎君には、ついこの間初めて直接会いました。友人と奥様が動かすベビーカーの中にいたので、見下ろす形になってしまったのがいけなかったのか、彼は、僕の顔を見るなり、泣き始めてしまいました。

したがって、この絵のような笑顔をついに見ることが出来なかったのですが、たぶん笑えばこのような顔になるのだろうと想像しつつ、プリキュア風アニメタッチにアレンジ加工して描きました。

それにしても、ひかゆとが相手なら、ベビーカーを見下ろすような格好になったとしても、彼は臆することなくこんな笑顔を浮かべてくれるでしょうねえ・・・。

ということもあり、むさい男の僕に代わって、可愛いひかゆとお姉さんに彼をあやしてもらうほうが、男児たる彼も遥かに嬉しかろうと判断し、こういう絵の構成とは相成りました。

ひかりちゃんは、こういうとき、本当に慈愛に満ちた母性をにじみ出しますね。さすが光のクイーンの命。お子を抱っこする手つきには、何故か既に手馴れたものを感じさせます。

一方ゆとりちゃんは、誰に対しても分け隔てなくフレンドリーなのはいつものことですが、小さな子供の扱いだけはまだ慣れていないのか、ちょっとぎこちない感じは拭えず、雄太郎君の頭を撫でる手つきも、何か恐る恐るといった風情です。もちろん、慣れてくれば、「ひかり、ちょっと、わたしにも雄太郎君抱かせてよ!」と言って、ひかりちゃんの手から強引に奪おうとするようになるでしょう。それには、あと十分もあれば十分でしょう(洒落ではありませんが)。

ところで、そのゆとりちゃんが手にしているガラガラは、見てのとおり、ハロウィーン用のカボチャお化けです。雄太郎君が11月11日生まれなので、比較的時日の近い10月31日のハロウィンに無理矢理テーマを結び付けさせていただきました。ただし、カボチャお化けの顔は、あんまり怖いようだと縁起がよくないので、莞爾と笑っている目にしておきました。これで、不吉なイメージは払拭されたと思います。

そういえば、少し話が脱線しますが、先月後半のとある日曜日、某商店街でプリキュアのコスチュームをして歩いている小さな女の子を三人ほど見かけました(当然現今のHCプリキュアですが)。初め何事かと密かに驚いて見ていたところ、さらに、タイガーマスクだのドラキュラだのといった奇天烈なコスチュームを纏いし大人たちも陸続と歩を進めて来たので、やっとハロウィーンの仮装行列だと気づきました。

それにしても、プリキュアのコスチュームがハロウィーンに使われるというのは意外です。意外というか、奇妙な話です。というのも、ハロウィーンの仮装は、本来、子供が、大人たちを脅かして、お菓子を貰うための謂わば「コケオドシ」のためのものだからです。かの「Trick or treat(悪さするぞ、されたくなかったらお菓子寄越せ)」は、そのさいに子供たちが口にする常套句です(僕もイギリスに居た頃、近隣のchildrenに忽如訪問され、そのようにせがまれたことがありました、戸惑っていると、賢いex妻が、いつのまにか準備していたお菓子類を、彼女らに分け与えておりました)。

ハロウィーンの仮装で一番有名なのがカボチャお化けなのも、そのためです。一見滑稽ですが、一応あれも、人を怖がらせるためのカブリモノなんですね。

そう考えると、見た目が可愛い上に正義の味方であるはずのプリキュアが、ハロウィーンの行列に入っているのは窮めておかしな話だという僕の理屈を、漸くご理解いただけるでしょう。正義の味方が「悪さするぞ、されたくなかったらお菓子寄越せ」と言うはずがないからです。

しかし、こんな野暮なことを言う大人になったら、もうダメですね。ハロウィーンは、あくまで子供目線の楽しい行事。好きなコスチュームを着させてあげるに越したことはないでしょう。プリキュアコスの少女たちには、可愛さに圧倒されたふりをして、お菓子をtreatして挙げたらよいでしょう。

ことほど左様に、ハロウィーンは、ヨーロッパにおける子供たちのための一大行事であり、それゆえそれは本邦における5月5日の端午の節句に相当すると考えたらよいかもしれません。

そんなわけで、くだんの友人のご子息の生誕記念を祝うにあたって、時日の近いハロウィーンの行事を無理矢理関連付けて、絵を描かせていただいたという塩梅です。

扨て、薀蓄的御託はこのあたりとしまして、最後に改めて友人のご長男にお祝いを述べさせていただき、本日の記事を締めくくろうと思います。

雄太郎君、一歳のお誕生日、おめでとう!
元気にすくすく育ってください。

ヒカルミの世界拝


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<次回、コミック劇場版『ふたりはプリキュア MilkyWay~光の園から初日の出』 p.20b>


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2010-10-24 21:31:12 posted by hikaruminosekai

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2010-07-09 18:18:42 posted by hikaruminosekai

ドイツのMW~Bパートアイキャッチ

テーマ:エピソード

タコカフェバー(九条ひかり&シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-1Animegeek1's MW eyecatchB

アイキャッチB for Pretty Cure milky Way of 1ANIMEGEEK1

Anzu : childish, helpful, nice person to others, not very polite, can cook very well, gets really easy teased ( her character is kinda like unsagi from sailor moon)

杏(あんず)<中央>。子供っぽく、親切で世話好き。でも礼儀はイマイチ。料理が上手だが、やたら弄られやすい(セーラームーンのウサギにちょっと似た感じ)
Aoi : wild, uncooperative, loves taiyaki ( the cake which looks like a fish, you know) , likes to tease others, is friendly , a good friend ( her character is like nagisa )

葵(あおい)<右>。荒っぽくて非協力的。好物はタイヤキ(ご存知魚風のケーキ)。他人をからかったり弄るのが好きだが、フレンドリーでいいやつっぽい(なぎさみたいな感じ)
Mika ( the girl with the blonde hair ) : VERY polite, nice person, it is not easy for her to make friends, apologizes for everything, a good friend too)

みか(金髪娘)<左>。超丁寧で礼儀正しく、善良だが、打ち解けにくいタイプで、なんにでもすぐ謝る。

<cited from 1Animegeek1's explanation:翻訳・ヒカルミの世界>



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ちょうと一ヶ月ほど前、

ドイツの「プリキュアMW」

ドイツのein andere プリキュアミルキーウェイ~コミックムービー

などで紹介しましたドイツの1Animegeek1さんが、先日コミックムービーの続編を完成させました。そして、前編の最後に拙作アイキャッチAを挿入してくださったのに続いて、今回は、上掲画像アイキャッチBを冒頭で(アイキャッチAとともに)大々的に採用してくださいました。


そのムービーは、以下のリンク先から見られます。


http://www.youtube.com/watch?v=qLVxD9zYAzs

または

http:/www.youtube.com/user/1Animegeek1


漫画の進みに合わせてプリキュアシリーズのBGMを流す手法は、相変わらずtoll!(イケテルといった意味の独語)ですが、前回の作では専らSS、5、劇場版オールスターズからのBGMに限定されていたものが、今回は、なんと最重要の変身シーンと決め技シーンで、シャイニールミナスの二つのBGMが使われていて、感激しました。


もしかして、僕が九条ひかり&シャイニールミナスファンだということを意識して、敢えて選んでくれたのでしょうか? でも、そうではなく、もっと自発的な選択のような気がします。何故なら、それらのBGMが流れているときの絵の構図や展開が、ルミナス変身およびハーティエル・アンクションのときのものに酷似しているからです。


やはりルミナスのあの神々しいカッコよさ・可愛さへの共感には、万国共通のものがあるのでしょうか?


それはそうと、今回の新作ムービーのアイキャッチA&Bには、それぞれ非常に精巧なロゴが入っていることに気づかれるかと思います。これは、かのしまりょういち様 が、1Animegeek1子のために制作してくださったものです。



タコカフェバー(九条ひかり&amp;シャイニールミナスと運命を共にするブログ)-MWロゴof1Animegeek1 1Animegeek1子版MW用ロゴ(しまりょういち様制作謹呈)



しまさんは、拙作MWのためにロゴを創ってくださったその勢いで、矢継ぎ早にこれもお創りになられたということで、確かに星雲状の台座などに両ロゴに共通する特徴が見られますが、なんだかこっちのは、すごく切れ味があって、カッコよく思えます。


それもそのはず、1Animegeek1さんの「Milkyway」は、ずばり「星天」を象徴しており、非常にさっぱりした中性的イメージがあるのに対し、拙作の「Milkyway」は、専ら「天の海」を象徴していて、母なる優しさと柔らかさを醸し出すという雰囲気の違いがあるからです。


同じ「MW」でも、かくも違ったイメージで捉えることが可能だと思うと、「銀河」というのは、実に深い味わいのある風物詩であるということに改めて思い至りますね。しかも、世界中どこからでも同じように望むことの出来る普遍的-超人類的なオブジェであり、まさにファンタジーアニメのシンボルに相応しい対象と言えましょう。


今年の7月7日の夜は、連日梅雨空が続く中で、僅かに天が顔を見せた貴重な晴れの一夜でした。深夜ジョギングついでに海岸まで行って高く見上げてみましたが、冬のように棲んだ空気でないこともあり、「天の川」という語でイメージされるような帯状の大星座群は見られませんでした。


代わりに、頭上にあったのは、極めて平凡な星空でした。


でも、個人的に長く「Milkyway」に関わり続けている身としては、辛うじて僅かに見られた星たちにも、引力で惹き付けられ合うような不思議な機縁を感じさせられ、ちょっとしたシンパシー気分に浸りながら引き上げて来たのでした。



ミルキーウェイの物語を統べる1Animegeek1子の3人の主役たち、そして僕らのひかゆとたちに、これから何か良い事がありますように。


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