今年、劇場で見た14本目。「フリークス」。
1932年のモノクロ映画。
タイトルのとおり
身体的要因からFreaksと呼ばれる人たちがメイン。
公開当時、各地で上映禁止になった問題作。
いわゆる「カルト・ムービー」。
昔の映画の監督は知らなくて
これを撮ったトッド・ブラウニング という人も知らないのだけど
本作の前に「魔人ドラキュラ」 なんかを撮ってて
ホラー界では有名な人らしい。
でも、この作品をきっかけに消えてったらしい。。。
本作の舞台はサーカス。
現代のサーカスと違い
見世物小屋的な趣向も併せ持つ。
腕の無い人、脚の無い人、腕も脚も無い人、
シャム双生児、何人もの小人たち、
ほかにも生まれつき顔や頭、体が変形してる人たちが
たくさん登場する。
あしゅら男爵 みたいな人もいた。
といっても
そういうFreaksと呼ばれる人たちを見せるだけの映画ではない。
なんといってもホラーなわけで。
サーカス団の空中ブランコ乗り、クレオパトラ。
彼女はとっても美しく、とってもアバズレ。
同じく団員のマッチョマン、ヘラクレスとデキてるくせに
小人のハンスをたぶらかし、貢がせている。
ある日、ハンスに莫大な遺産が入ると知った彼女は
遺産目当てにハンスと結婚してしまう。
結婚した上で彼を毒殺し、遺産を得るためだ。
本当はFreaksを嫌っている彼女。
結婚式の席で酒に酔った彼女は
新郎新婦を祝う彼らを罵ってしまう。
それをきっかけに
彼女の企てに気づいたハンスと仲間たちは
復讐を計画する。
彼らにとっては、彼女こそがFreakだ。
嵐の夜、クレオパトラを襲撃するFreaks。
雨の中、地面に這いつくばって
じわじわと迫ってくる大勢のFreaks。
怖すぎる。
彼らは本業の人たちなわけで
その表情や動き等の演技は非常に不気味。
モノクロで良かったわー。
カラーではっきり見せられたら堪らん。
上映禁止になったのは
あまりにもはっきりとFreaksをテーマにしたためか
残酷すぎる展開のためか
あるいは、その両方か・・・。
今までに感じたことのない種類の衝撃だった。
ちょっと、見ちゃいけないモノを見たような
でもやっぱり、見て良かったような。。。
テーマ:映画
